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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4829号】▼宣教師人事・支援委員会▲ 宣教師受入れ手続きについて議論

2015年10月24日

 第2回宣教師人事・支援委員会が9月24日、教団会議室で開催された。

 開会祈祷、前回議事録の承認後、⑴新しい宣教師の承認の件、⑵北米宣教師に関する件、⑶韓国宣教師受入れ正式ルート確立のための協議会開催について、⑷宣教師の成果報告の様式の簡略化について、協議された。

 ⑵の北米宣教師に関しては、ウィットマー宣教師夫妻の北海教区での40年以上に亘る奉仕からの引退、新任宣教師の就任等の承認を行った。また⑶の韓国人宣教師受入れについては、招聘性との関連もあるが、これまでは個人や任意団体によって各個教会に「宣教師」が紹介されるケースが散見され、人事委員会としての機能が十分に発揮されてこなかったとの認識を共有し、これは教団全体の議論が不可欠との判断から常議員会での場で十分に議論を尽くされるべきと指摘された。それを踏まえた上で韓国3教団との「準備のための協議会」を開催することを承認した。

 報告事項では、⑴世界宣教委員会、⑵韓国・スイス・台湾協約委員会、⑶宣教師人事委員会、⑷宣教師支援委員会からの報告があった。⑴の世界宣教委員会からは、SMJキャンプ、日独ユースミッション、EMS・ドレッシャー幹事来訪、RCA・バエツ副局長来訪、⑷宣教師支援委員会からは宣教協力学校協議会との新規プロジェクトが開始されることが報告された。

 また宣教師会議2016は2016年3月23日~25日に仙台で開催予定であること、キリスト教学校6校から新しい宣教師を送って欲しいとの依頼があること等が報告された。(荒川朋子報)

 第3回世界宣教委員会が9月18日教団会議室において行われた。

 ブラジル・ペルナンブコ州オリンダのアルト・ダ・ボンダーデ教会に遣わされていた小井沼眞樹子宣教師による帰国報告会が持たれた。

 小井沼宣教師は、現在のブラジル社会が抱える問題をあげ、アルト・ダ・ボンダーデ教会が立っている地域も、さまざまな問題、課題に直面していることを話した上で、教会がこの地域にあってどのように宣教してきたか、そして今どのようなことに取り組んでいるかなどを熱く、また丁寧に報告した。小井沼宣教師はそこでの働きを終えて、新たにバイア州サルバドールの教会で宣教師としての働きを続けることになっており、同宣教師の働きが祝福されるようにと一同で祈りを合わせた。

 また、今回の委員会では、現代の若者たちに有効なメディアを使ったコミュニケーションを考える時期であろうとのことから、世界宣教部としてフェイス・ブックを開設することが提案され、意見を交換した後、これが承認された。

 その他、在外教師の活動報告や海外の教会の動向などいつもながら時間が足りなくなるほど沢山の報告がなされた。世界宣教部スタッフの扱う事項の多さに毎回驚かされている。(吉岡光人報)

 東日本大震災は多くの子どもたちとその家族とに不安を与えている。一つは地震と津波とによる幼児施設の建物被害に始まる困難と子どもたちとその家族の被災である。もう一点は原発事故による今なお続く放射能汚染による不安である。そこで、教団では、対策本部の下に被災幼児施設担当者会を設置して、この課題に向き合っている。

 同担当者会は今まで、建物のこと、また、避難園児保育料補助、一時避難児受入施設への支援、除染費用の補助、被災職員への見舞金などを援助した。また、幼児施設ゆえに公的援助についての助言も行ってきた。そしてまた、幾たびも諸施設を問安し、現状把握に努めてきた。

 去る9月16~17日にも東北教区のいくつかの施設を訪問した。担当者会としてはじめて「いずみ」(東北教区放射能問題支援対策室)を訪れ、「いずみ」の取り組みについて特に子どもたちに関わることについて話を聞いた。福島のみならず宮城県南地区での甲状腺検査の状況、千葉、茨城のいわゆるホットスポットの地域でのデータなどに驚かされ、課題を共有した。また、保護者が食品について注意深く選択して子どもたちに与えている場合と、そうでない場合との被ばく状況に違いが表れていることを知らされた。

 施設訪問は3つの施設を訪問した。ある施設は東日本大震災以前の2007年の地震でも被災し、また、訪問前の週の大雨でも地域が床上浸水などの被害を受けた地域である。しかし、明るく子どもたちを見守り、特に運動会に向けて意欲的に取り組んでいる姿に励まされた。また、ある施設は、観光地に位置し、放射能被害について公にできない痛みを抱えている。しかし、公にしないという約束のもとで、地域全体で園庭の除染作業が行われたことを聞いた。その施設が長い間、地域に根ざし、しっかりとした信頼関係のなかで歩んできた証詞に違いない。痛みの中でも絆が表れる一面でもあった。

 今後の課題として、放射能数値の高い地域の子どもたちの「園外保育」の手伝いを担当者会としてコーディネートできないかということが挙がっている。また、なお放射能被害について適切な対応ができていない幼児施設への意識啓発の使命も挙げられる。(岸 憲秀報)

 第3回委員会が9月15~16日に行われた。会場は1日目が安行教会、2日目が武蔵豊岡教会であった。いずれも関東教区埼玉地区の教会で、かつて開拓伝道援助を行った問安を兼ねて訪問した。実際に現地を訪ね、いずれの教会でも教会員と共に祈祷会を持つことにしている。

 今回の委員会は、甚大な被害をもたらした関東・東北豪雨の翌週に行われた。開会礼拝は、関東教区副議長でもある熊江秀一委員の奨励であった。茨城県常総市にある水海道教会における会堂、牧師館、付属施設の浸水の被害の報告を受けた。また、ボランティアセンターが開かれ、教区としての支援体制を築いているとのことである。関東教区内で度重なる自然災害の被害を受けているが、祈りを大きくする機会ともなっている。主にある救いへとすなどるために網を打つように、様々な教区の連帯を実現させる活動がなされていることが伝えられた。それを受け、皆で祈りを合わせた。

 議事としては、前回委員会議事録を承認し、業務報告及び会計報告を承認した。また、常議員会報告、東日本大震災救援対策本部報告を受けた。担当委員から、伝道推進室委員会報告、宣教委員会報告、「こころの友」「信徒の友」編集委員会報告、日本基督教団教誨師会報告を受けた。

 また、2015年度前期貸出金に関する件で、兵庫教区の飯盛野教会の会堂補修の申請を承認した。伝道推進室が伝道専任幹事を求めているとの要望を受け止め、これを宣教委員会に提案することを承認した。

 2016年2月22日~24日に北海道・瀬棚町で酪農を主題に開催予定の「農村伝道に関する協議会」、2016年9月に行われる第39総会期教区伝道委員長会議に向けて、準備を進めた。伝道力を上げるために、これらの集会をいかに活用できるか議論を重ねた。
(飯田敏勝報)

 9月12日から15日にかけ、伝道推進室主催の福島伝道キャラバンが行われた。教職7名、神学生4名のキャラバンが福島に到着すると、現地の牧師に迎えられ、早速奉仕。二手に分かれ、一つは大平伝道所の礼拝、もう一つは保原教会近隣でのトラクト配布をなした。

 翌13日は信夫教会の早朝礼拝に出席した後、各教会に分かれて主日礼拝の奉仕であった。福島地区は保原教会、福島教会、福島新町教会、信夫教会、川俣教会、飯坂教会(午後)、福島荒井教会、福島伊達教会、また伝道応援の講師派遣として磐城教会、郡山教会と土曜日の礼拝も合わせて11教会・伝道所の礼拝で奉仕した。午後は福島地区の卓球大会が福島伊達教会を会場に行われ、各教会より参加者が集まり、教団総会議長杯と銘打って熱い戦いが繰り広げられた。バーベキューを挟んで福島地区合同夕礼拝がなされた。

 14日、キャラバンは二手に分かれ、一つは聖光学院中学高等学校のチャペル、もう一つは伊達保育園、飯坂恵泉幼稚園の礼拝に参加。石橋秀雄牧師(伝道推進室室長)の腹話術や手品によるメッセージに子どもたちは目を輝かせていた。午後は福島教会で福島地区の懇談祈祷会が福島教会にて行われ、各教会から教職・信徒が集まって語り合い、祈りを合わせた。

 15日、福島愛隣幼稚園の礼拝に参加。白井真牧師がメッセージ、神学生たちは子どもたちと楽しく遊ばせてもらった。

 「イエスは神の国を宣べ伝え、その福音を告げ知らせながら、町や村を巡って旅を続けられた。十二人も一緒だった」(ルカ8・1)。主イエスが神の国の福音を告げられる伝道キャラバンに、弟子たちは招かれ共に旅をした。

 今回の伝道キャラバンも、主が福島の町を巡って神の国の福音を告げられる旅にお伴させていただく経験であったと言える。福島に建てられている教会・伝道所に生きる信徒・教職、幼稚園・保育園・学校関係者の方たちと共に神の国の福音を聞き、礼拝をささげることがゆるされた幸いを心から感謝する。(小林克哉報)

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