インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
newaccount

【4808・09号】▼社会委員会▲ 震災後初の災害支援、募金を再開

2014年10月25日

 9月29日から10月1日の期間、第38総会期第6回社会委員会が開催された。

 真和志教会を会場にした委員会では、冒頭、8月29日に2人の死刑が執行されたことに伴い、即日、社会委員長名で要望書(「死刑執行を繰り返さないよう要望します」)を内閣総理大臣、法務大臣宛てに送付したことを確認した。

 諸災害支援について、東日本大震災後、同震災被災地救援に力を注ぐために、国内外を問わず災害支援の新規呼びかけを行なってこなかったが、先般「セルビア洪水被害支援全国募金」をもって呼びかけを再開した。これに速やかな応答があることが確認され、今しばらく支援金を募り、11月末をめどにACT(Action by Churches Together)へ送金することとした。

 諸関係団体について、社会委員会との間で委員・理事の相互受け入れを行なっている日本キリスト教社会事業同盟は、諸部門に意識的に新しい人材を登用しつつ活動が進められていること、また、社会委員会より理事を派遣している日本キリスト教保育所同盟においては、夏季保育大学(保育者研修会)が盛会のうちに終えられたことが報告された。

 本総会期最後となった今回の委員会では、最後、次期委員会への申し送り事項の確認を行なった。これまでの働きの継続と同時に、社会的事象をいのちの問題として捉える、教会の視点の涵養が本総会期の委員会の課題であった。この課題がさらに継続して取り上げられることを願う祈りをもって会議を閉じた。

 今回の委員会期間中には沖縄本島の要所を訪ね、土地と歴史に学ぶフィールドワークも行なった。那覇中央教会に立ち寄り、祈りを合わせることによって始めた学びをとおして、その土地の人と出会い、その土地の空気に触れ、いよいよ鮮やかな示唆を得たことは幸いである。(村上恵理也報)

 9月13日~15日、伝道推進室主催で三重伝道キャラバン・名古屋大会が行われた。キャラバン隊は教職9名、神学生13名、総勢22名。三重地区内15教会から説教者派遣の要望があり、東京聖書学校と東京神学大学の協力を得て、キャラバンを実施することができた。

 14日(日)は朝5時に宿泊先で早天礼拝を捧げ、各教会に向かった。受入教会と奉仕者(一人目が説教者・他は立証者)は以下の通り。阿漕教会(岩田昌路牧師・阪根啓子)、尾鷲教会(野々川藍)、幸町教会(瀧山喜与美)、鈴鹿教会(吉川進)、津教会(山北宣久牧師)、松坂教会(山畑謙牧師・宮本裕子)、山田教会(安藤果菜)、四日市教会(北紀吉牧師・平向倫明)、上野教会(宮本義弘牧師)、鵜方教会(横山基生牧師・斎藤文博)、大台めぐみ教会(今村あづさ、上田充香子、北浦圭祐)、紀伊長島教会(阿部晋也)、津示路教会(成田いうし牧師)、鳥羽教会(石橋秀雄牧師)、名張教会(清藤淳牧師、有田いずみ)。

 同日午後3時に阿漕教会に集合し、「伝道の熱き思いを語ろうpart4」(地区壮年部共催)に参加した。石橋秀雄室長の発題、キャラバン隊の讃美、若手教職バンド演奏、分団協議がもたれた。約80名の参加があり諸教会の方々と伝道の労苦と喜びを分かち合う素晴らしい交わりの時とされた。

 翌日キャラバン隊は名古屋の金城教会に移動し、伝道推進室発足記念名古屋大会・日本キリスト教団出版局信徒の友創刊50周年記念大会の準備と奉仕に当たった。

 開会礼拝では山北宣久牧師(前教団議長)が『恐れるな。語り続けよ。』と力強いメッセージを語った。代表挨拶、キャラバン隊の讃美の後、山下智子准教授(新島学園短期大学宗教主任)による伝道講演『新島八重ものがたり-わたしらしく生きる-』がもたれた。参加者は84名。

 今回のキャラバンもマイクロバスによる移動を含めてハードスケジュールであったが、讃美と祈りに満ち溢れた伝道キャラバンとなった。現地協力委員、受入教会、会場教会の方々の尽力にも心から感謝したい。(岩田昌路報)

 9月30日、第38総会期・第5回世界宣教委員会が、新大久保の教団会議室で行われた。

 毎回なされるように、加藤誠幹事より、派遣宣教師・受け入れ宣教師の状況に関する報告や、協力関係にある海外諸教会が主催する夏期プログラムに教団から派遣された参加者の報告もなされた。

 協議事項としては、「世界宣教の日」の献金を2015年からイースターに合わせて各教会に依頼し、『共に仕えるために』も(2016年より)その時期に合わせて発行する案が幹事より出され、これを承認した。ここ数年、目標金額に対して、献げられた献金が大幅に少ないという現状があり、10月は他の目的の献金(神学校日など)と重なるのでこの時期を避けた方が良いというのが主な理由である。

 宣教師を教団としてどう送り出し、支えてゆくかということについても議論された。海外の諸教会では、宣教師志願者に対して、語学や異文化での生活のことなどを訓練するプログラムを持っているところが多いが、日本基督教団にはそうしたプログラムがない。また、一時帰国した場合に研修を受けたり、カウンセリングを受けたりするような機会もほとんどない。できればそうしたプログラムを作って宣教師の働きを支えて行くのが望ましいという意見が多く出された。

 現在では経済的にもその余裕がなく、それぞれの派遣宣教師の生活その他全般に亘って、「支える会」・「共に歩む会」などのサポート団体に委ねられている現状がある。しかし、教団として、もう少し積極的に派遣宣教師をサポートする体制が取れないかという意見が異口同音に出された。

 また、現在教団から派遣されている宣教師は、日本語集会に奉仕しているケースが多いが、現地の社会に向かって伝道することも本来宣教師の重要な使命であるということから、教団が将来的に、更に世界に向けて宣教師を派遣して行くビジョンを持つことも大切ではないか、という意見も多くの委員から出された。(吉岡光人報)

延原信子氏(無任所教師)
 14年3月11日逝去、71歳。大阪府に生まれる。67年関西学院大学大学院を卒業。同年より豊中教会、70年より06年まで加茂兄弟団伝道所で牧会。
 遺族は、夫・延原時行さん。

 

横溝洋三氏(隠退教師)
 14年8月2日逝去、83歳。中国・大連に生まれる。62年日本聖書神学校を卒業。同年より天童、太田八幡、水戸中央教会を経て、00年に隠退。
 遺族は、妻・横溝玲子さん。

 

北谷 顕氏(無任所教師)
 14年8月18日逝去、72歳。大阪府に生まれる。06年日本聖書神学校を卒業。同年より13年まで笠岡教会を牧会。
 遺族は、妻・北谷穂波さん。

 

加藤さゆり氏(隠退教師)
 14年8月23日逝去、86歳。山梨県に生まれる。56年東京神学大学大学院を卒業。同年より若草教会、牛込払方町、鎌倉雪ノ下教会を牧会し、97年隠退。
 遺族は、夫・加藤常昭さん。

 

小田原紀雄氏(羽生伝道所伝道師)
 14年8月23日逝去、69歳。広島県に生まれる。01年受允、同年より羽生伝道所を牧会。
 遺族は、妻・小田原緑さん。

 

早川宗八郎氏(無任所教師)
 14年8月26日逝去、88歳。東京都に生まれる。79年日本聖書神学校を卒業。同年より92年まで中目黒教会を牧会し、05年から06年まで同教会で代務。
 遺族は、妻・早川照子さん。

 

榎本道生氏(隠退教師)
 14年9月3日逝去、93歳。鹿児島県に生まれる。33年関西学院大学大学院を卒業。同年より堺清水橋教会を牧会し、00年に隠退。
 遺族は、息・榎本歩光さん。

 私が喬木教会に赴任したのは2000年。今年で15年目に入ったところです。喬木教会は、長野県の南、飯田市の隣にある喬木村にあります。私が赴任した年、村の人口は7300人程でしたが、今はその頃より千人程少なくなりました。多くの若者は、進学や就職で都会へ。とは言いましても、現在6300人もの人々がいるのでありますから、希望をもって福音を届けて行きたいと願い続けています。

 喬木教会は戦後すぐ、この村出身の湯澤實牧師が郷里伝道に導かれたことから始まりました。本当に貧しい時代で生活が厳しく、キリスト教に対する偏見がある中、ただ主を信頼して、霊に燃えて伝道し続けました。湯澤實牧師が召された後、子息の湯澤宣道牧師が後を次いで牧会しました。この先生方の地道で熱心な働きによって、教会は地域に信頼され、受け入れらました。この地域から信頼されるという状況は、本当に大きな信仰の産物であり、主の御名を崇めます。

 そのような経緯の中で、地方教会において牧師は、その地に根差し、その土地の人になる方がよい、と私は思わされています。もちろん主の導きで転任すべき時もあるでしょう。しかし、地方においては、横の繋がりが深く、人々は教会に来なくても教会をいつも見ています。そんな中、牧師が頻繁に変わると、それだけで地域の人々と親しい関係を築くことが難しくなります。また教会としましても、牧師が変わる度に、牧師との関係を新たに築き直し、時に教会形成の方針や伝道方法が変わると前へ進めず、足踏み状態が続きます。そして、慣れた頃に、また牧師が変わる、と考えたら、信徒の方々も牧師に従うことに不安を覚えてしまうでしょう。

 ですから、地方伝道においては、地域からの信頼を勝ち取ることが必要であり、そのために、牧師はその土地に生き続けるべきだと思わされます。

 また、伝道において最も重要なことは、祈りであると考えます。これまでも祈りを大切にしてきたつもりですが、昨年からは、教会全体としてここに力を入れる必要があると教えられました。そこで開始したのが早天祈祷会です。地方の朝は早いのです。開始が6時からだと、信徒の方々の生活が忙しくなるので、5時30分開始にしました。約30分の祈祷会です。最初に賛美し、主の祈りを捧げ、御言葉を読み、奨励。そして祈りの課題を共有し、その後は自由に祈る。祈り終わった人から自由解散。そんなプログラムです。

 早天祈祷会を始める時、たとえ自分一人でも続ける、と覚悟を決めて呼びかけましたら、翌日から8名の方が集まりました。それから多い時で20名を超える方が来てくれます。最近は15名程で月~土まで毎日、祈っています。祈ることで、集う方々の表情が変わります。教会の雰囲気が変わります。

 実際の伝道面では、目に見える形で成果を得ているわけではありません。やはり地方ならではのしがらみは大きいように感じます。しかし、教会が希望の満ち溢れる場として、祈りによって輝き続けることによって、豊かな実を結べると信じて主に期待しています。

PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2026
The United Church of Christ in Japan