3:14 わたしは、間もなくあなたのところへ行きたいと思いながら、この手紙を書いています。
3:15 行くのが遅れる場合、神の家でどのように生活すべきかを知ってもらいたいのです。神の家とは、真理の柱であり土台である生ける神の教会です。
3:16 信心の秘められた真理は確かに偉大です。すなわち、/キリストは肉において現れ、/“霊”において義とされ、/天使たちに見られ、/異邦人の間で宣べ伝えられ、/世界中で信じられ、/栄光のうちに上げられた。
議員資格を巡り冒頭にて議論
神奈川教区
第132回神奈川教区総会は、6月28日、清水ヶ丘教会で正議員235名中178名出席で開催された。
会議冒頭において、北村慈郎氏の議員資格を問い質す発言があり、「緊急で常置委員会を招集し、北村氏の議員推薦を取り消したものを議場に提出。あるいは、推薦を保留とし、教区総会開始後に議論したい」との提言がなされた。平良愛香教区総会議長は、「北村氏の議員資格を問い、推薦議員から外すことを求める緊急動議」として受け止め、議場から意見を求め、採決することを判断。「教規第143条に抵触するため認められない」、「神奈川教区総会での決議では、北村氏への戒規という教団の判断は間違っているとの立場にある。この立場にありながら、北村氏を議員と認めないことはできない。規則を軽んじるわけではないが、我々は規則のもとにではなく、神の義のもとにいるのである」との賛成反対の意見が出される中、平良議長は組織会前の議論であったため、補助書記のみを選任し、議場の人数を数え、188名中58名の賛成によって、緊急動議は少数否決された。
冒頭の議論以外は、概ね淡々と進められた総会の中で最も活発に意見が交わされたのは、長崎哲夫総幹事の教団問安使挨拶時であった。読み上げられた教団総会議長挨拶の文言に留まらず、教団総会の選挙の在り方にまで議論は及んだが、北村氏の聖餐問題を内容の背景に含んだ意見が多くを占めた。これらの応答に先んじて長崎哲夫総幹事は、「教憲教規の重さを見過ごして議論できない」との姿勢を明らかにして応答に臨み、北村氏の問題以外にも未受洗者配餐をする教会があるのではないかとの質問には、他の教会での未受洗者配餐を示唆しつつも、「北村氏は公の出版物で立場を明らかにした。そのことを教団は遺憾に思い、北村氏と教団は何度も交渉した。戒規を好き好んで行っているわけではない」と応じた。この答弁の最中、議場からは北村氏と教団の丁寧な交渉に到っていないことを非難する声が相次いだ。
また、第39回教団総会に「教団として特定秘密保護法の廃止を求める声明」を出すことを求める議案は、「こういう案件を教団総会へ教区が提出すること自体反対」、「今期教団総会で声明を出さなければ、特定秘密保護法の施行に間に合わない。」との意見が交わされる中で、155名中108名の賛成で可決された。
なお、開会礼拝は逝去教師6名を憶えつつ献げられ、補教師1名の准允に関しては、所信表明及び教区形成基本方針に対する見解を聞き、この度の教師検定試験が教区から見て不当とまでは言えないことを議場に確認した後、可決。また、横浜本郷台教会が伝道所から第二種教会設立申請し、可決された。
教団総会議員選挙結果
【教職】古谷正仁(蒔田)、平良愛香(三・一)、藤掛順一(横浜指路)、森研四郎(鎌倉)、河合裕志(新横浜)、尾毛佳靖子(戸塚)、鈴木義嗣(港南希望)、岩崎隆(六ツ川)、宗野鏡子(田園江田)、森田裕明(横浜本牧)、星野健(三田)、三宅宣幸(元住吉)、岩橋常久(紅葉坂)
【信徒】望月克仁(鎌倉雪ノ下)、中林克彦(鎌倉雪ノ下)、塚本智子(横浜指路)、都筑正顕(横須賀小川町)、武田利邦(横浜二ツ橋)、杉森耀子(小田原十字町)、伊東永子(翠ヶ丘)、佐々木雅子(鎌倉恩寵)、斉藤圭美(高座渋谷)、坂井美智子(六角橋)、公文照子(厚木上)、内田眞一郎(横浜明星)、高橋信夫(新丸子)
(佐藤 進報)
17教区総会を終えて
教団総幹事 長崎哲夫
4月29日に開催された北海、四国教区を皮切りとした本年度教団17教区総会は、去る6月28日、神奈川教区総会を最後に全て終了した。
この間、教団三役と総幹事は手分けして各教区への問安使として派遣され、それぞれの教区の安否を問うために様々な事情にある教区総会を訪問した。そうする中で、教団として議員からの問いかけ、意見や要望に耳傾けると共に、問安使として、何よりも教団議長が教区総会議員に訴えたいことを伝えることが大きな任務であり、それを教師・信徒総会議員である方々の理解を得ることに務めた。
其処には温かく迎えられ、十分な交流を得られた所もあれば、その温度差を感じる部分もあって、各教区の実情は一様ではないことを痛感した。
その際、問安使であるわたしたちがいちいち確認し合ったわけではないが、17教区の多様な教区事情において、いくつかの問題を感じたことも事実である。
それら一つ一つの議事内容は、教団新報「教区総会特集1・2・3号」で既報の通りであり、此処では扱わない。ただ、各教区の開会礼拝、按手・准允式その他逝去者記念礼拝等大半は厳粛に行われたものの、中には受付等の混乱か聖餐式もあった礼拝堂内に聞こえる騒がしさを誰も注意しないのはどうしたことだったのか。
また、教団宣教を最先端で担っている教区議長はじめ議長団の会議における議事の仕方や内容とその討議の手順、総会特別委員の奉仕の仕方等、その教区独特の方法や慣例等で行っていることが目に入り気になった。
さて、今春、京都教区は11年ぶりに教団議長を総会前の協議会に迎えて戴いた。しかし、京都教区は教団議長を何故協議会のみにとどめて総会問安使としては総会議場に受け入れなかったのか。その意味は何か。これについて議場には問うてのことか。それならば一連の経緯や理由の説明を聞きたい。
今回わたしは40年ぶりに沖縄教区総会を訪ねた。当時は若い教団新報記者として、本年は教団問安使としてだった。しかし、今回は問安使として初めから拒否されていて、一傍聴人としてであった。
思えば、沖縄キリスト教団と日本基督教団が合同の議定書を取り交わしたのは1969年冬。その直後から沖縄教区はウチナンチュウの立場から「合同のとらえなおし」問題を提起をされた。
その後、幾多の経緯を経て、第33回教団総会(02年)は教団の名称変更及び合同のとらえなおし関連議案の時間切れ廃案にせざるを得なくして以来、教区は「教団とは一定の距離を置く」を10年以上も継続している。この件も沖縄教区は教区として何故そうするのか、世代も変わった議場に明らかにすべき時が来ている。
かくして沖縄教区総会は、開会宣言直前から一議員の発言を巡って議長は開会宣言もせず2時間以上たって点呼をとり始めたことや、教団総会議員選挙の件を何の説明もなく当然のように多数決で否決したのは如何なものか。
いずれにしても他の教区総会にも見られた会議の仕方等諸問題が様々な形であると思われた。
例えば、一般的には、「今総会記録を常置委員会に付託する件」を最後に扱うが、その議事を欠落させたまま総会を終了したとすれば、いったい誰がどういう形で公式記録として次回の総会までに公に出来るのか(総会議事規則第44条)。もしそれが「教区の慣例」等で通常議題にはしていないとすれば更におかしなことになる。
また、議長は、同一議案に一人の人が何回も無制限に発言させるままで良いのか(同規則23条)。あるいは当該議案について議事運営委員がその席から発言するのを抵抗なくゆるし、引き続きそのまま委員席にいさせること等は、同26条の議長の扱い同様、もっと神経を使って健やかな会議を構築してもらいたい。
6月16~18日、天城山荘(伊豆市)にて、2014年度新任教師オリエンテーションが開催された。出席者は70名(そのうち新任教師44名)であった。主題は「教団の教師として宣教を共に担う」であった。教師委員会としては、このオリエンテーションが、教団における宣教の働きの学びと共に、教団教師として、新しい出会いと交わりの恵み(同期の者が集まる唯一の機会)を味わうことを願って準備に当たった。
《日本基督教団の伝道》
1日目、小宮山剛委員長による開会礼拝説教では、委員長自身が新任教師として輪島教会に遣わされた時に、伝道の困難さを突きつけられた出来事を通して語られた。暗澹たる思いに支配された中で、伝道の主体が誰なのかを示され、その主体は自分ではなく、復活のイエス・キリストであることを示された。自分に力がなくとも、復活の主に力があり、神の栄光は主の福音によって現されることを力強く語られた。
その後、石橋秀雄教団総会議長による講演「日本基督教団の伝道」がなされた。教団議長として、日本基督教団が伝道に燃える教団になるために、熱い思いを持って取り組む決意を聞かされた。宣教基礎理論の改訂も、伝道推進室の設置もその決意の元で行われたことである。そのためにも、聖書に立脚した日本基督教団信仰告白と教憲・教規による一致の重要性が強調され、聖礼典の一致の大切さを語られた。最後に戒規に関する資料が配付され、戒規は懲罰ではなく、悔い改めへの促しであることの説明がなされた。
《特別講演》
2日目は、窪寺俊之聖学院大学大学院人間福祉学研究科科長による、「終末期患者への牧会的配慮」と題して、講演を伺った。窪寺教授の淀川キリスト教病院ホスピスでの末期ガン患者との関わりを通して、終末期患者がどんな心理状況にあり、その中で終末期患者が等しく感じる痛み「スピリチュアルペイン」についての説明があった。スピリチュアルペインに対して、牧師だからこそできるスピリチュアルケアがある。それは、キリストの十字架の贖いこそが、終末期に襲われる自分の人生に対する後悔の念に赦しを与え、同時に、天国へとつながれる永遠の命の希望、すなわち、死んだ後の行き先を見いだすことによって、スピリチュアルペインを福音によってケアできることが語られた。
《教団教師論》
特別講演の後、全体写真を撮り、その後、伊藤瑞男教団総会副議長による講演「教団教師論」がなされた。教団の教師像として、信仰告白と教憲教規の内容について語られ、教師は召命、献身、教団によって立てられ、教団に所属し、教団と契約関係にあること。契約の内容は信仰告白と教憲教規であることが強調された。この契約内容に基づく一致のほかは、自由であり多様であることが教団の教師像であることが示され、特にA・E・マクグラスの霊性定義を通して、霊性を求める研鑽の重要性が語られた。
《震災への取り組み》
続いて雲然俊美教団総会書記による講演「震災の教団の取り組みについて」がなされた。被災教区の教師かつ教団書記という立場から、全体教会としての教団の取り組みの経過と共に、被災教会の状況と各教区の対応が報告された。震災後3年が経過し、教会の再建が始まる一方、建物が再建できても、街の復興が遅々として進まない現実にあって、今も大きな試練が続いていることが語られた。
《教団の機構について》
昼食を挟んで、午後には長崎哲夫総幹事より、教団の機構についての説明があった。教団の機構についての説明を皮切りに、教団と教区と教会の会議制について、学びを深めることで教団の一員としての力をつけていくことが熱く語られた。日本基督教団という背番号を全員が背負って、日本伝道のみ業に仕えることについて、総幹事の熱意が新任教師に伝えられた。
引き続いて「教団の取り組み」として、教団事務局(道家紀一教団総務幹事)、出版局(竹澤知代志出版局長)、年金局・隠退教師を支える運動(藪田安晴年金局理事長)、宣教研究所(佐々木美知夫委員長)、部落解放センター(小林明主事)のそれぞれの働きや取り組みの紹介がなされた。最後に教師委員長より「お金とセクハラとの対処について」具体的な事例を通して、それぞれの場面における対処と心構えについて示された。お金もセクハラも、被害者に対する重大な犯罪行為であるにとどまらず、教会や教団の信用にまで及ぶ事柄であり、常に意識を高めて対処すべき問題として受け止める時を持った。
夜は分団の時間を持ち、各講演についての感想や、それぞれの働きの紹介と課題、悩みや喜びが活発に話し合われた。今回の分団も、「主任担任教師として招聘された教師」「担任教師として招聘された教師」「付属施設(幼稚園など)のある教師」に分けられ、同じ課題を担っている教師が、それぞれに今感じていることを語り合い、重荷を分かち合うことが出来たのは良かった。
《牧会講話》
3日目は、小島誠志教師による牧会講話が行われた。分裂をした教会に対する牧会や、牧会での失敗談、牧師家族の苦悩や父親として、夫としての苦しみを赤裸々に語って下さり、慰めと励ましの時が与えられた。その後、全体のまとめとして、参加した新任教師全員が、一言ずつ感想等を述べた。特徴的だったのは、参加する前は、違う教派的伝統を持つ新任教師が集うことに等しく不安を感じていたのに、オリエンテーションを終了するに当たり、お互いの違いを超えて、「教団の教師として」この場から遣わされていくことの絆を確認する意見が多数見受けられた。「ケンカをしない新しい教団を自分たちの世代が造る。そのためにも今の気持ちを大切にして遣わされていきたい」との意見も見られた。
最後に吉澤永書記による閉会礼拝をもって、すべてのプログラムを終えた。
新任教師たちが今後の働きの場において豊かに用いられることを心から祈りつつ、恵まれた新任オリエンテーションを終えることができ、感謝であった。(吉澤 永報)
6月16日〜17日、第38総会期全国社会委員長会議が教団会議室にて開催された。
前回に引き続き今回も東日本大震災関連の取り組みの共有をおもな目的とし、「原発事故 そしてこれから-東日本大震災から3年を経て」と主題を掲げた。
第1日目には2つの講演が行われた。伊藤瑞男教団副議長からは、過日開催された東日本大震災国際会議について、その準備段階から実施に至る実務的な内容を含む報告を受けた。会場からは、同会議中採択された「東日本大震災国際会議宣言文」を評価する声と、報告者に対して同会議後の教団の取り組みについての言及を求める声が聞かれた。
続いて片岡輝美会津放射能情報センター代表からは、日々刻々と変化する東日本大震災被災地、殊に原子力発電所事故による影響を受けている地域の現実が語られた。その中、会津放射能情報センターの続ける情報の収集と発信の実践、学習会などによる相互ケアの取り組みが紹介されると、出席者との間で活発な質疑応答がなされた。
第2日目には、前半、各教区の社会委員会活動が報告され、後半、全体会をとおして協議を行った。そこでは、去る5月21日、福井地裁において下された大飯原発稼働差し止め判決の意義、殊にそれに日本国憲法に定められた人格権の視点があることの重大性を指摘する声や、東日本大震災支援関連報告のほか、違法(処方外)薬物汚染問題、農薬汚染問題など多岐にわたる課題の存在を指摘する声が聞かれ、新しい気づきと情報共有の場となった。
出席者からは教区として向き合うべき諸課題を認知しつつも、そのすべてに等しく力を注ぐことのできない現実から生じる葛藤が語られた。
一教区ですべてを担うことはできない。だからこそ、各地に散らされた教区の取り組みに対する、相互理解と信頼、そして祈りが、いよいよ積み上げられなければならない。
社会委員会報告
6月17日〜18日、第38総会期第5回社会委員会が教団会議室にて開催された。
冒頭、「シリア難民支援救援募金」として215万9153円(総184件)がEMS(連帯福音宣教会)へ、また「フィリピン台風被災者救援募金」として1千158万9702円(総580件)がACT(Action by Churches Together)へ送金されたことが報告された。なお「アフリカ救援金」については、引き続き募金を受付ける。加えて新たにACTの要請に応えて「セルビア・ボスニア・ヘルツェゴビナ洪水被災者救援募金」を呼びかけることとした。
主要な協議としては、本委員会直前に開催された第38総会期全国社会委員長会議を受けて、その評価と反省を行った。同会議中、全体会においては東日本大震災支援関連報告のほか、違法(処方外)薬物汚染問題、農薬汚染問題など多岐にわたる課題の存在が指摘され、新たな気づきと情報共有の場となった。また、5月21日、福井地裁による大飯原発稼働差し止め判決の重要性が訴えられたことを受け、社会委員会としても原子力発電所事故に付随する広域な学習を続ける必要性を確認した。
一方、社会における諸問題の情報交換や課題の共有を目的として開催された同会議において、各教区の情報や取り組みを聞き合い、協議するための時間をより多く割くべきことが今後の課題としてあげられた。
社会委員会では、毎回、日本キリスト教社会事業同盟および日本キリスト教保育所同盟の事業報告を聴取している。前者とは委員の相互派遣を行い、後者へは社会委員会より委員を派遣している。今期はこの二つの団体との関係を深めることに努めてきた。この取り組みを継続し、キリスト教社会福祉事業の発展のために祈りを合わせることを確認し続けている。(村上恵理也報)
免 職
日本基督教団正教師 宮原 亨
右の者、教規第一四一条並びに戒規施行細則第四条第二号及び第四号に基づき、『免職』に附す。
2014年6月18日
日本基督教団教師委員会
委員長 小宮山 剛
戒規執行にいたる経過
2014年2月18日付で、張田眞宣教委員会委員長、他を申立人とし、統一協会(世界基督教統一神霊協会)に関与している旨の理由をもって、宮原亨教師への戒規発動の要請がなされた。当委員会はこれを受理し、委員会内に調査委員会を設置し、申立て内容の事実関係等について調査を開始し、宮原教師とも面会して弁明を聞く機会を持った。
その調査委員会の報告を受けて、慎重に検討した結果、同教師が統一協会の活動に協力している事実を認定するに至った。同教師の行動は、当教団が統一協会の活動に対して早い段階より懸念を抱き、その反社会的性格を明らかにするとともに被害者救出に関わってきた姿勢を真っ向から否定するものであるのみならず、統一協会による被害の拡大に加担することになる。ゆえに同教師の行動は教憲第一条及び第二条に違反するとともに、教規及び戒規施行細則に抵触するとの結論に至った。
よって、本教師委員会は、宮原亨教師に対する戒規の適用を決定した。
(教師委員会)
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