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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4719号】教団ホームページ、ご存知ですか?

2011年3月19日

URL www.uccj.or.jp
2008年10月より、日本基督教団公式サイトが正式稼働しています。
*教団新報、教団ニュースレター
毎号主要な記事を掲載しています。見出しから検索、バックナンバーもご覧になれます。

 

①台湾基督長老教会での宣教体験プログラム

 アイラブ台湾

 《628日~714日》

*内容

現地各個教会の子供、青年向け夏期学校に参加する、要英語力、35才まで

 

②ドレスデンでのドイツ・プロテスタント教会大会

 《61日~5日》

2名まで、②の詳細はwww.kirchentag.de

  ①・②とも

◎自己負担 往復旅費等

◎応募期限 415

(必着)、書類選考あり

◎問合先 世界宣教部

 (0332020544

 

 

網走開拓伝道の使命

神様は日本にすばらしいことを期待 森下 貴史(教団教師)

 

20014月、東京聖書学校を卒業し、伝道師として初めて赴任したのは、日本基督教団北九州復興教会でした。21世紀初めに晴れて伝道師としてのスタートをきり、この教会の出張伝道所である曽根集会所の担任教師として遣わされました。そこでの働きは、私にとって、聖書の見方、福音の見方を180度方向転換させる貴重な時間であったと感謝いたしております。

その3年間で、被差別部落出身の方や在日韓国人との出会いがあり、今でも、人権侵害を受け、義務は負うが権利は認められない世界が、豊かなこの日本にあることを身をもって教えられました。この経験が、イエス・キリストとの出会いであり、神が人になられたイエス・キリストの福音の隠された大きな柱ではないかと示されました。

私は、ホーリネスの流れの教会で育ち、純福音派と呼ばれる中で、「福音とは何か」ということを教えられました。その中ですばらしい敬虔な聖い信仰というものを見てきました。

理論的にはすばらしく、先人達の生き様を見るときに栄光の主を褒め称えました。現実の教会に教師として足を踏み入れたとき、実践においてイエス・キリストが目指された神の国とは何なのかを考えさせられ、その中で開拓伝道への思いが強くなってきました。

20039月、妻とお祈りしているときに、北海道の東側の部分が頭に浮かび、地図で調べると網走が目に留まりました。詩編612節の御言葉も与えられました。

神よ、わたしの叫びを聞き わたしの祈りに耳を傾けて ください

1117日(月)、九州教区にて按手礼を受け、網走市での開拓伝道の思いが強くなり、20041月、北海道網走市に視察に行きました。その間、北海道の歴史が書いてある本を数冊読み、明治維新後、北海道がキリスト教とともに始まったことを知りました。

その年の3月、北海教区事務所を訪問し、網走市で開拓することを伝えました。その時、北海道開拓の歴史の資料をいただき、多くの犠牲が払われ、今日の北海道の教会が建っていることを知りました。

それから7年の月日が経ちました。初めは、アパートからのスタートでしたが、一軒家の借家を経て、20087月、会堂も与えられました。9名の受洗者があり、7名が転入会し、4名が他教会へ転会、現在は、平均10名ほどの礼拝を守っています。

また、この間に、北海教区部落差別問題委員、網走刑務所での篤志面接官、網走刑務所非常勤医師、網走刑務所医務課管理者代理の働きを任され、神に感謝しております。篤志面接官の仕事として6年間、月2回釈前講話をしており、これから仮釈放で社会復帰しようとする人々に話をしています。真剣に話を聴いているその眼ざしは、希望の輝きを感じられます。また、副業として営んでいる学習塾で20名ほどの生徒を教えています。

神様はこの日本にすばらしいことを期待されていると思います。日本基督教団の伝道所として開拓伝道がスムーズに始められますよう、皆様の応援とお祈りを心から願い求めます。

 

相原一博氏(波佐見伝道所 主任担任教師)

1113日、逝去。60歳。福岡県に生まれる。’76年関西学院大学院を卒業、’77年千里ニュータウン教会に赴任、北千里教会、福岡中部教会、大牟田正山町教会、広島キリスト教社会館を経て、’98年より波佐見伝道所を牧会した。遺族は妻・相原美智子さん。

 

 

37総会期第1回年金局理事会が、さる128日(金)教団会議室で開催され、教区代表理事、東京教区支区代表を含め26名(沖縄教区は欠員)が出席した。

先ず、新理事長選出に関しては、招集者である籔田安晴氏が推薦され、満場一致で年金局理事長に選任された。

次いで、常任理事には疋田國磨呂、池田浩二、中林克彦、川原正言、各理事を推薦する提案がなされ、一同はこれを承認した。年金局常任理事会は内藤留幸総幹事を加え6名で構成される。常任理事会の下には、従来通り制度検討諮問委員会と資産運用諮問委員会を設置する。

制度検討諮問委員会は中林常任理事が担当し、資産運用諮問委員会は川原常任理事が担当する。このこともあわせて承認した。

資産運用と経済状況について、20103月末と比較して、日経平均株価が約8%低下し、為替が円高になったので、同年12月末の資産の評価損が約1割拡大した。今年に入り株価が上昇、為替が円安に動いたので多少好転した。

年金局は非リスク資産を約7割、リスク資産を約3割有し、安全性を重視して運用を続けている。この方針のもと、今年度の資産運用益は、計画額の4000万円超を見込んでいる。

2011年度の謝恩日献金目標額11千万円は既に常議員会、教団総会で承認されているが、その実現のために「各教区は、それぞれの事情に相応しい方法で努力することとし、その時の献金目標額は教区負担金の賦課率による」を承認した。

各教区代表理事は謝恩日献金目標達成のための各教区における努力の状況について話し合った。教区常置委員会で教区からの献金を行うことを審議さらには決議した教区が増えた。

また、全教師の年金加入を目指し支援することを決議した教区、教区協力金を増額した教区、など、教区代表理事の地道な努力が表れつつある。

1月下旬現在、謝恩日献金額は、約3360万円で目標額の305%である。各教会・教区とも財政的には厳しい状況にあることを理解する中で、今年度残り2カ月間に未だ献金していない教会にアピールする努力をすることを認識し、半日の理事会を閉じた。

(櫻井淳子報)

 

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