9:13 人々は、前に盲人であった人をファリサイ派の人々のところへ連れて行った。
9:14 イエスが土をこねてその目を開けられたのは、安息日のことであった。
9:15 そこで、ファリサイ派の人々も、どうして見えるようになったのかと尋ねた。彼は言った。「あの方が、わたしの目にこねた土を塗りました。そして、わたしが洗うと、見えるようになったのです。」
9:16 ファリサイ派の人々の中には、「その人は、安息日を守らないから、神のもとから来た者ではない」と言う者もいれば、「どうして罪のある人間が、こんなしるしを行うことができるだろうか」と言う者もいた。こうして、彼らの間で意見が分かれた。
9:17 そこで、人々は盲人であった人に再び言った。「目を開けてくれたということだが、いったい、お前はあの人をどう思うのか。」彼は「あの方は預言者です」と言った。
9:18 それでも、ユダヤ人たちはこの人について……
18:13 それゆえ、主はこう言われる。「国々に尋ねて見よ。誰がこのようなことを聞いたであろうか。おとめイスラエルはおぞましいことをした。
18:14 シャダイの岩壁から/レバノンの雪が消え去るだろうか。遠くから流れる冷たい水が涸れることがあろうか。
18:15 しかし、わたしの民はわたしを忘れ/むなしいものに香をたいた。彼らは自分たちの道、昔からの道につまずき/整えられていない、不確かな道を歩んだ。
18:16 わたしは彼らの地を恐怖の的とし/いつまでも嘲られるものとする。通りかかる者は皆、おののき、頭を振る。
18:17 東風のように、わたしは彼らを敵の前に散らす。災いの日に/わたしは彼らに背を向け、顔を向けない。」
18:18 彼らは言う。「我々はエレミヤに対して計略をめぐらそう。祭司から律法が、賢者から助言が、預言者から御言葉が失われることはない。舌をもって彼を打とう。彼の告げる言……
18:1 主からエレミヤに臨んだ言葉。
18:2 「立って、陶工の家に下って行け。そこでわたしの言葉をあなたに聞かせよう。」
18:3 わたしは陶工の家に下って行った。彼はろくろを使って仕事をしていた。
18:4 陶工は粘土で一つの器を作っても、気に入らなければ自分の手で壊し、それを作り直すのであった。
18:5 そのとき主の言葉がわたしに臨んだ。
18:6 「イスラエルの家よ、この陶工がしたように、わたしもお前たちに対してなしえないと言うのか、と主は言われる。見よ、粘土が陶工の手の中にあるように、イスラエルの家よ、お前たちはわたしの手の中にある。
18:7 あるとき、わたしは一つの民や王国を断罪して、抜き、壊し、滅ぼすが、
18:8 もし、断罪したその民が、悪を悔いるならば、わたしはその民に災いをくだそうとしたことを思いとどまる。
18:9 またあるときは、一つの民や王国を建て、また植え……
17:9 人の心は何にもまして、とらえ難く病んでいる。誰がそれを知りえようか。
17:10 心を探り、そのはらわたを究めるのは/主なるわたしである。それぞれの道、業の結ぶ実に従って報いる。
17:11 しゃこが自分の産まなかった卵を集めるように/不正に富をなす者がいる。人生の半ばで、富は彼を見捨て/ついには、神を失った者となる。
17:12 栄光の御座、いにしえよりの天/我らの聖所、
17:13 イスラエルの希望である主よ。あなたを捨てる者は皆、辱めを受ける。あなたを離れ去る者は/地下に行く者として記される。生ける水の源である主を捨てたからだ。
17:14 主よ、あなたがいやしてくださるなら/わたしはいやされます。あなたが救ってくださるなら/わたしは救われます。あなたをこそ、わたしはたたえます。
17:15 御覧ください。彼らはわたしに言います。「主の言葉はどこへ行ってしまったのか。それを……
15:10 ああ、わたしは災いだ。わが母よ、どうしてわたしを産んだのか。国中でわたしは争いの絶えぬ男/いさかいの絶えぬ男とされている。わたしはだれの債権者になったことも/だれの債務者になったこともないのに/だれもがわたしを呪う。
15:11 主よ、わたしは敵対する者のためにも/幸いを願い/彼らに災いや苦しみの襲うとき/あなたに執り成しをしたではありませんか。
15:12 鉄は砕かれるだろうか/北からの鉄と青銅は。
15:13 わたしはお前の富と宝を/お前のあらゆる罪の報いとして/至るところで、敵の奪うにまかせる。
15:14 また、お前を敵の奴隷とし/お前の知らない国に行かせる。わたしの怒りによって火が点じられ/お前たちに対して燃え続ける。
15:15 あなたはご存じのはずです。主よ、わたしを思い起こし、わたしを顧み/わたしを迫害する者に復讐してください。いつまでも怒りを抑えて/わたしが取……
13:18 王と太后に言え。「身を低くして座れ。輝かしい冠は/あなたたちの頭から落ちた。」
13:19 ネゲブの町々は閉じられて開く者はなく/ユダはすべて捕囚となり/ことごとく連れ去られた。
13:20 目を上げて、北から襲う者を見よ。あなたにゆだねられた群れ/輝かしい羊の群れはどこにいるのか。
13:21 指導者として育てた人々が/あなたから失われるなら/あなたは何と言うつもりか。女が子を産むときのような苦しみが/必ずあなたをとらえるであろう。
13:22 あなたは心に問うであろう。「なぜ、このような事がわたしに起こるのか。」あなたの重い罪のゆえに/着物の裾は剥ぎ取られ、辱めを受ける。
◆罪の深さ
13:23 クシュ人は皮膚を/豹はまだらの皮を変ええようか。それなら、悪に馴らされたお前たちも/正しい者となりえよう。
13:24 わたしはお前たちを散らす/荒れ野の風に吹き飛ばされるもみ殻の……
12:1 正しいのは、主よ、あなたです。それでも、わたしはあなたと争い/裁きについて論じたい。なぜ、神に逆らう者の道は栄え/欺く者は皆、安穏に過ごしているのですか。
12:2 あなたが彼らを植えられたので/彼らは根を張り/育って実を結んでいます。口先ではあなたに近く/腹ではあなたから遠いのです。
12:3 主よ、あなたはわたしをご存じです。わたしを見て、あなたに対するわたしの心を/究められたはずです。彼らを屠られる羊として引き出し/殺戮の日のために取り分けてください。
12:4 いつまで、この地は乾き/野の青草もすべて枯れたままなのか。そこに住む者らの悪が/鳥や獣を絶やしてしまった。まことに、彼らは言う。「神は我々の行く末を見てはおられない」と。
12:5 あなたが徒歩で行く者と競っても疲れるなら/どうして馬で行く者と争えようか。平穏な地でだけ、安んじていられるのなら/ヨルダンの森林ではど……
4:1 さて、イエスは悪魔から誘惑を受けるため、“霊”に導かれて荒れ野に行かれた。
4:2 そして四十日間、昼も夜も断食した後、空腹を覚えられた。
4:3 すると、誘惑する者が来て、イエスに言った。「神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ。」
4:4 イエスはお答えになった。「『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』/と書いてある。」
4:5 次に、悪魔はイエスを聖なる都に連れて行き、神殿の屋根の端に立たせて、
4:6 言った。「神の子なら、飛び降りたらどうだ。『神があなたのために天使たちに命じると、/あなたの足が石に打ち当たることのないように、/天使たちは手であなたを支える』/と書いてある。」
4:7 イエスは、「『あなたの神である主を試してはならない』とも書いてある」と言われた。
4:8 更に、悪魔はイエスを非常に高い山に連れて行き、世……
10:17 包囲されて座っている女よ/地からお前の荷物を集めよ。
10:18 主はこう言われる。見よ、今度こそ/わたしはこの地の住民を投げ出す。わたしは彼らを苦しめる/彼らが思い知るように。
10:19 ああ、災いだ。わたしは傷を負い/わたしの打ち傷は痛む。しかし、わたしは思った。「これはわたしの病/わたしはこれに耐えよう。」
10:20 わたしの天幕は略奪に遭い/天幕の綱はことごとく断ち切られ/息子らはわたしのもとから連れ去られて/ひとりもいなくなった。わたしの天幕を張ってくれる者も/その幕を広げてくれる者もいない。
10:21 群れを養う者は愚かになり/主を尋ね求めることをしない。それゆえ、彼らはよく見守ることをせず/群れはことごとく散らされる。
10:22 声がする。見よ、知らせが来る。北の国から大いなる地響きが聞こえる。それはユダの町々を荒廃させ/山犬の住みかとする。
10:23 ……
10:12 御力をもって大地を造り/知恵をもって世界を固く据え/英知をもって天を広げられた方。
10:13 主が御声を発せられると、天の大水はどよめく。地の果てから雨雲を湧き上がらせ/稲妻を放って雨を降らせ/風を倉から送り出される。
10:14 人は皆、愚かで知識に達しえない。金細工人は皆、偶像のゆえに辱められる。鋳て造った像は欺瞞にすぎず/霊を持っていない。
10:15 彼らは空しく、また嘲られるもの/裁きの時が来れば滅びてしまう。
10:16 ヤコブの分である神はこのような方ではない。万物の創造者であり/イスラエルはその方の嗣業の民である。その御名は万軍の主。