シオンは言う。
主はわたしを見捨てられた
わたしの主はわたしを忘れられた、と。
女が自分の乳飲み子を忘れるであろうか。
母親が自分の産んだ子を憐れまないであろうか。
たとえ、女たちが忘れようとも
わたしがあなたを忘れることは決してない。
見よ、わたしはあなたを
わたしの手のひらに刻みつける。
あなたの城壁は常にわたしの前にある。
あなたを破壊した者は速やかに来たが
あなたを建てる者は更に速やかに来る。
あなたを廃虚とした者はあなたを去る。
目を上げて、見渡すがよい。
彼らはすべて集められ、あなたのもとに来る。
わたしは生きている、と主は言われる。
あなたは彼らのすべてを飾りのように身にまとい
花嫁の帯のように結ぶであろう。
破壊され、廃虚となり、荒れ果てたあなたの地は
彼らを住まわせるには狭くなる。
あなたを征服した者は、遠くへ去った。
あなたが失ったと思った子らは
再びあなたの耳に言うであろう
場所が狭すぎます、住む所を与えてください、と。
あなたは心に言うであろう
誰がこの子らを産んでわたしに与えてくれたのか
わたしは子を失い、もはや子を産めない身で
捕らえられ、追放された者なのに
誰がこれらの子を育ててくれたのか
見よ、わたしはただひとり残されていたのに
この子らはどこにいたのか、と。






