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【4928・29号】秋季教師検定試験に関する公告内容の変更について

2020年6月27日

秋季教師検定試験に関する公告内容の変更について

2020年度秋季教師検定試験の学科試験・面接試験を、9月15日(火)〜17日(木)大阪クリスチャンセンターで開催することを公告しました(3月28日・「教団新報」第4923号)。その後、新型コロナウイルス感染症が拡大し、秋以降どのような状況になっているのか予測することは困難です。教師検定委員会は試験方法を巡って、様々なシミュレーションを立て、検討してきました。受験志願者が様々な交通機関を用いて受験会場に集まり、一堂に会して試験を受けることは、感染リスクを伴います。何よりも受験志願者の安全を確保することを優先しなければなりません。

これらを踏まえ、教師検定委員会として、次のような決定をいたしました。今年度秋季教師検定試験の学科試験はレポートで行います(面接試験はオンラインで行う方向で検討中)。詳細は受験志願者に通知いたします。不明な点は直接、当委員会へお問い合わせください。

2020年6月27日

教師検定委員会

インターネット会議開催

新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、多くの教会はイースターやペンテコステを含む3〜5月の礼拝や集会に、集うことを制限せざるを得ない状況になった。このような状況下で、教会はどのように過ごし、キリストの体にふさわしい交わりを保ってきたか、教区の情報を交換し合い、また当面の課題を明確にし合うために、インターネット会議が6月12日に開かれた。

参加者は教団三役、沖縄教区を除く全国16教区の議長(2教区は副議長)、予算決算委員長、総幹事、幹事。教団会議室では石橋秀雄議長と秋山徹総幹事、その他の幹事が、参加者の顔が映し出されたスクリーンを前にし、各参加者はそれぞれのパソコンから参加した。

中心的な議題は、⑴各教区の教会がコロナ危機の下でどのように対応しているか、また教区総会についての報告と、そこから生じる意見や要望、⑵今年秋の教団総会の開催をどうするかについての意見の交換で、これらについて各教区議長から聞いた。沖縄教区からも文書で教区の状況は知らされた。

各教区の対応

各教区では、この時期、常置委員会の開催はままならず、教区事務所も閉鎖や限られた日時の出勤といった中で、各教会が礼拝や集会をどのように守っているか、インターネットなどを使っての礼拝メッセージの配信の状況など、アンケートをして情報収集に努め、その情報を各教会に伝える努力をしたことが報告された。地区や分区などのネットワークが活用され、教区が地域的な宣教共同体として機能していたことが窺われた。

その中で教会財政の悪化から負担金の減免や、インターネット機材の整備の援助や助言を求める声も受け止めて、教区として対応を考えると共に教団としても検討するようにとの要望が多く出された。西東京教区や神奈川教区では、小規模の教会や施設にマスクや消毒剤を贈る働き、差別を受けやすい少数者への援助も考えていることが報告された。

ほとんどの教区が総会を書面決議、議決権行使によって法定議案だけの賛否を問う形にしたことが報告された。延期して8月に(東海・神奈川)、9月に(関東)行う教区、後日臨時の開催を考えている教区もある。教区総会が行われないことで准允式や按手礼式を常置委員会の際に行ったり、就任式を兼ねて教会で教区役員が行ったりと様々な工夫がなされた。書面決議や議決権行使の経験は、どの教区にとっても初めての経験で、「教団的に、この行為の規則上の位置づけや手続きの仕方、議事録の記録の仕方など、相談窓口を設けてほしい」、「信仰職制委員会の見解を求めたい」との要望も出された。

すべての教区で、この時期の教会財政が緊迫し、牧師謝儀等に支障が生じている教会があるのではないかとの配慮から、教区負担金の減免処置を検討していることが報告された。一律に1割減を決定している教区もあり、教会からの申し出によって貸出制度枠を広くして利用するようにしたり、それぞれに具体的な支援策を検討し実施している教区もあった。いずれにしても、それらの財源を確保するために各教区が工夫をしている中で、教団負担金の減免に対する要望が強く出された。また、伝道資金の申請についても、各教区負担分についても、この非常事態に対応した処置が必要との指摘があった。

教区や教会を支援する教団の具体的な方策は、石橋議長から「コロナ対策として災害対策基金やその他の資金によって1億円規模の緊急援助を考えている」との発言があり、それに沿って常議員会で審議し、具体化していくことになる。

教団総会開催について

続いて、教団総会の開催に関して意見を聞いた。最初に雲然俊美書記より、「教団総会で機構改定について取り上げるように準備してきたが、各教区総会で議論できない状況で取り上げることができるのか。また、どのような形で教団総会を持つべきか」との課題があることが話された。

ほとんどの教区から、「教区総会で機構改定について議論する予定だったが、できなかったので、教団総会で議題とすることは難しい」、「新型コロナウイルス感染の影響が見通せない状況で、東京で10月に教団総会を開催するのは無理」との判断が述べられた。しかし、「何らかの形での会議を開催する準備は進めるべき」、「書面決議の形でできないか」、「ズーム会議の形でできないか」との意見もあった。

また「教団総会を延期して、余裕が生じた資金を各教区・教会援助に使うべき」との意見もあった。会場予定の池袋のホテルメトロポリタンのキャンセル料が問われ、道家紀一総務幹事より、7月下旬までに申し出れば約300万円、7月を過ぎれば700万円余りの見込みとの報告があった。

この会議で出された意見は、7月6〜7日に開かれる常議員会に報告され、話し合われたことに基づいてこの危機に対する教団的な対応の具体的な実施の方向が決められることになる。

(秋山 徹報)

13:14 「憎むべき破壊者が立ってはならない所に立つのを見たら――読者は悟れ――、そのとき、ユダヤにいる人々は山に逃げなさい。
13:15 屋上にいる者は下に降りてはならない。家にある物を何か取り出そうとして中に入ってはならない。
13:16 畑にいる者は、上着を取りに帰ってはならない。
13:17 それらの日には、身重の女と乳飲み子を持つ女は不幸だ。
13:18 このことが冬に起こらないように、祈りなさい。
13:19 それらの日には、神が天地を造られた創造の初めから今までなく、今後も決してないほどの苦難が来るからである。
13:20 主がその期間を縮めてくださらなければ、だれ一人救われない。しかし、主は御自分のものとして選んだ人たちのために、その期間を縮めてくださったのである。
13:21 そのとき、『見よ、ここにメシアがいる』『見よ、あそこだ』と言う者がいても、信じてはならない。
13:22 偽メシアや偽預言者が現れて、しるしや不思議な業を行い、できれば、選ばれた人たちを惑わそうとするからである。
13:23 だから、あなたがたは気をつけていなさい。一切の事を前もって言っておく。」
13:24 「それらの日には、このような苦難の後、/太陽は暗くなり、/月は光を放たず、
13:25 星は空から落ち、/天体は揺り動かされる。
13:26 そのとき、人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来るのを、人々は見る。
13:27 そのとき、人の子は天使たちを遣わし、地の果てから天の果てまで、彼によって選ばれた人たちを四方から呼び集める。」

2020年6月26日

13:1 イエスが神殿の境内を出て行かれるとき、弟子の一人が言った。「先生、御覧ください。なんとすばらしい石、なんとすばらしい建物でしょう。」
13:2 イエスは言われた。「これらの大きな建物を見ているのか。一つの石もここで崩されずに他の石の上に残ることはない。」
13:3 イエスがオリーブ山で神殿の方を向いて座っておられると、ペトロ、ヤコブ、ヨハネ、アンデレが、ひそかに尋ねた。
13:4 「おっしゃってください。そのことはいつ起こるのですか。また、そのことがすべて実現するときには、どんな徴があるのですか。」
13:5 イエスは話し始められた。「人に惑わされないように気をつけなさい。
13:6 わたしの名を名乗る者が大勢現れ、『わたしがそれだ』と言って、多くの人を惑わすだろう。
13:7 戦争の騒ぎや戦争のうわさを聞いても、慌ててはいけない。そういうことは起こるに決まっているが、まだ世の終わりではない。
13:8 民は民に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に地震があり、飢饉が起こる。これらは産みの苦しみの始まりである。
13:9 あなたがたは自分のことに気をつけていなさい。あなたがたは地方法院に引き渡され、会堂で打ちたたかれる。また、わたしのために総督や王の前に立たされて、証しをすることになる。
13:10 しかし、まず、福音があらゆる民に宣べ伝えられねばならない。
13:11 引き渡され、連れて行かれるとき、何を言おうかと取り越し苦労をしてはならない。そのときには、教えられることを話せばよい。実は、話すのはあなたがたではなく、聖霊なのだ。
13:12 兄弟は兄弟を、父は子を死に追いやり、子は親に反抗して殺すだろう。
13:13 また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。」

2020年6月25日

12:35 イエスは神殿の境内で教えていたとき、こう言われた。「どうして律法学者たちは、『メシアはダビデの子だ』と言うのか。
12:36 ダビデ自身が聖霊を受けて言っている。『主は、わたしの主にお告げになった。「わたしの右の座に着きなさい。わたしがあなたの敵を/あなたの足もとに屈服させるときまで」と。』
12:37 このようにダビデ自身がメシアを主と呼んでいるのに、どうしてメシアがダビデの子なのか。」大勢の群衆は、イエスの教えに喜んで耳を傾けた。
12:38 イエスは教えの中でこう言われた。「律法学者に気をつけなさい。彼らは、長い衣をまとって歩き回ることや、広場で挨拶されること、
12:39 会堂では上席、宴会では上座に座ることを望み、
12:40 また、やもめの家を食い物にし、見せかけの長い祈りをする。このような者たちは、人一倍厳しい裁きを受けることになる。」
12:41 イエスは賽銭箱の向かいに座って、群衆がそれに金を入れる様子を見ておられた。大勢の金持ちがたくさん入れていた。
12:42 ところが、一人の貧しいやもめが来て、レプトン銅貨二枚、すなわち一クァドランスを入れた。
12:43 イエスは、弟子たちを呼び寄せて言われた。「はっきり言っておく。この貧しいやもめは、賽銭箱に入れている人の中で、だれよりもたくさん入れた。
12:44 皆は有り余る中から入れたが、この人は、乏しい中から自分の持っている物をすべて、生活費を全部入れたからである。」

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