インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
calendar

ルカによる福音書4・14~30

2024年1月4日

 イエスは“霊”の力に満ちてガリラヤに帰られた。その評判が周りの地方一帯に広まった。 イエスは諸会堂で教え、皆から尊敬を受けられた。

 イエスはお育ちになったナザレに来て、いつものとおり安息日に会堂に入り、聖書を朗読しようとしてお立ちになった。 預言者イザヤの巻物が渡され、お開きになると、次のように書いてある個所が目に留まった。
「主の霊がわたしの上におられる。
貧しい人に福音を告げ知らせるために、
主がわたしに油を注がれたからである。
主がわたしを遣わされたのは、
捕らわれている人に解放を、
目の見えない人に視力の回復を告げ、
圧迫されている人を自由にし、
主の恵みの年を告げるためである。」
 イエスは巻物を巻き、係の者に返して席に座られた。会堂にいるすべての人の目がイエスに注がれていた。 そこでイエスは、「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した」と話し始められた。 皆はイエスをほめ、その口から出る恵み深い言葉に驚いて言った。「この人はヨセフの子ではないか。」 イエスは言われた。「きっと、あなたがたは、『医者よ、自分自身を治せ』ということわざを引いて、『カファルナウムでいろいろなことをしたと聞いたが、郷里のここでもしてくれ』と言うにちがいない。」 そして、言われた。「はっきり言っておく。預言者は、自分の故郷では歓迎されないものだ。 確かに言っておく。エリヤの時代に三年六か月の間、雨が降らず、その地方一帯に大飢饉が起こったとき、イスラエルには多くのやもめがいたが、 エリヤはその中のだれのもとにも遣わされないで、シドン地方のサレプタのやもめのもとにだけ遣わされた。 また、預言者エリシャの時代に、イスラエルには重い皮膚病を患っている人が多くいたが、シリア人ナアマンのほかはだれも清くされなかった。」 これを聞いた会堂内の人々は皆憤慨し、 総立ちになって、イエスを町の外へ追い出し、町が建っている山の崖まで連れて行き、突き落とそうとした。 しかし、イエスは人々の間を通り抜けて立ち去られた。

2024年1月3日

さて、イエスは聖霊に満ちて、ヨルダン川からお帰りになった。そして、荒れ野の中を“霊”によって引き回され、 四十日間、悪魔から誘惑を受けられた。その間、何も食べず、その期間が終わると空腹を覚えられた。 そこで、悪魔はイエスに言った。「神の子なら、この石にパンになるように命じたらどうだ。」 イエスは、「『人はパンだけで生きるものではない』と書いてある」とお答えになった。 更に、悪魔はイエスを高く引き上げ、一瞬のうちに世界のすべての国々を見せた。 そして悪魔は言った。「この国々の一切の権力と繁栄とを与えよう。それはわたしに任されていて、これと思う人に与えることができるからだ。 だから、もしわたしを拝むなら、みんなあなたのものになる。」 イエスはお答えになった。
「『あなたの神である主を拝み、
ただ主に仕えよ』
と書いてある。」 そこで、悪魔はイエスをエルサレムに連れて行き、神殿の屋根の端に立たせて言った。「神の子なら、ここから飛び降りたらどうだ。 というのは、こう書いてあるからだ。

『神はあなたのために天使たちに命じて、
あなたをしっかり守らせる。』

また、

『あなたの足が石に打ち当たることのないように、
天使たちは手であなたを支える。』」

 イエスは、「『あなたの神である主を試してはならない』と言われている」とお答えになった。 13悪魔はあらゆる誘惑を終えて、時が来るまでイエスを離れた。

2024年1月2日

 主の御名を讃美いたします。
 1月1日16時10分頃に、能登半島を中心に、マグニチュード7.6、最大震度7の地震が発生いたしました。
 中部教区の教会を中心に、また能登半島地域を中心に、多くの被害が報告されています。
 ただちに募金を開始し、受け入れます。
 祈りをもってご協力をいただきますようお願い申し上げます。

2024年1月2日
日本基督教団社会委員会委員長 柳谷知之

 

募金期間 特に定めず
目標額 特に定めず
送金先 加入者名 日本基督教団社会委員会
郵便振替 00150-2-593699

※通信欄に「能登半島地震緊急救援募金」とお書きください。
 献金使途にご指定がある場合は、通信欄に下記のようにご記入ください。
人道的支援のため
教会等再建支援のため

※クレジットカードでも募金出来ます。こちらからどうぞ。

〒169-0051
東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
日本基督教団社会委員会
電話 03-3202-0544
Mail shakai-c⭐︎uccj.org
※⭐︎を@マークにしてください。


January 2, 2024
Praise the name of the Lord.

At around 4:10 p.m. on January 1, an earthquake of magnitude 7.6 and maximum seismic intensity of 7 occurred,centered on the Noto Peninsula. Tremendous damage has been reported in the Noto Peninsula and surrounding region, including several churches of the UCCJ Chubu District.
We are accepting donations immediately, to assist people and churches that have been affected by this disaster.
Thank you for your prayerful cooperation.

Tomoyuki Yanagiya Chairperson, Social Committee
United Church of Christ in Japan

Fundraising period: Not specified
Target amount: Not specified

Japan Post Bank(ゆうちょ)
Recipient Name: UCCJ Social Committee(日本基督教団社会委員会)
Acount Number: 00150-2-593699

Transfers from Overseas:
Bank:Sumitomo Mitsui Banking Corporation
SWIFT code:SMBC JP JT
Branch:Takadanobaba Branch
Branch number:273
Branch address:1-27-7 Takadanobaba, Shinjuku-ku, 169-0051 Japan

Account Number:3291280
Account name: Nihon Kirisuto Kyoudan (United Church of Christ in Japan)

* Please write “Noto Peninsula Earthquake Emergency Relief Fund” in the communication column. 
* If you wish to designate the use of your donation, please also enter the following in the correspondence column: “For Humanitarian Assistance” or “To support reconstruction of churches, etc”.
* You can also donate by credit card here.

UCCJ Social Committee 2-3-18-31 Nishi-Waseda, Shinjuku-ku Tokyo 169-0051 Japan
Phone (+81) 3 3202 0544
Mail shakai-c⭐︎uccj.org
※Please replace ︎⭐ with @.

 民衆はメシアを待ち望んでいて、ヨハネについて、もしかしたら彼がメシアではないかと、皆心の中で考えていた。 そこで、ヨハネは皆に向かって言った。「わたしはあなたたちに水で洗礼を授けるが、わたしよりも優れた方が来られる。わたしは、その方の履物のひもを解く値打ちもない。その方は、聖霊と火であなたたちに洗礼をお授けになる。 そして、手に箕を持って、脱穀場を隅々まできれいにし、麦を集めて倉に入れ、殻を消えることのない火で焼き払われる。」 ヨハネは、ほかにもさまざまな勧めをして、民衆に福音を告げ知らせた。 ところで、領主ヘロデは、自分の兄弟の妻ヘロディアとのことについて、また、自分の行ったあらゆる悪事について、ヨハネに責められたので、 ヨハネを牢に閉じ込めた。こうしてヘロデは、それまでの悪事にもう一つの悪事を加えた。

 民衆が皆洗礼を受け、イエスも洗礼を受けて祈っておられると、天が開け、 聖霊が鳩のように目に見える姿でイエスの上に降って来た。すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえた。

2024年1月1日

「新しい年、一歩を共に」

聖書個所:「イエスがゲネサレト湖畔に立っておられると、神の言葉を聞こうとして、群衆がその周りに押し寄せて来た。 イエスは、二そうの舟が岸にあるのを御覧になった。漁師たちは、舟から上がって網を洗っていた。 そこでイエスは、そのうちの一そうであるシモンの持ち舟に乗り、岸から少し漕ぎ出すようにお頼みになった。そして、腰を下ろして舟から群衆に教え始められた。 話し終わったとき、シモンに、「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」と言われた。 シモンは、「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と答えた。 そして、漁師たちがそのとおりにすると、おびただしい魚がかかり、網が破れそうになった。 そこで、もう一そうの舟にいる仲間に合図して、来て手を貸してくれるように頼んだ。彼らは来て、二そうの舟を魚でいっぱいにしたので、舟は沈みそうになった。 これを見たシモン・ペトロは、イエスの足もとにひれ伏して、「主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者なのです」と言った。 とれた魚にシモンも一緒にいた者も皆驚いたからである。 シモンの仲間、ゼベダイの子のヤコブもヨハネも同様だった。すると、イエスはシモンに言われた。「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。」 そこで、彼らは舟を陸に引き上げ、すべてを捨ててイエスに従った。
ルカによる福音書5章1~11節


宇和島中町教会
牧師 梅崎須磨子

 ここは愛媛県宇和島市にあります宇和島中町教会です。牧師の梅崎と申します。
 さて、クリスマスの喜びのうちに、新しい年が始まっています。いかがお過ごしでしょうか。目標を立てて、こんな1年にしようと、先を思い描くことできたなら、それはとても幸せなことです。しかしながら、悲惨なことばかりが続く世界の状況と、先の見えない不安定な社会のなかで、希望を持つことができない、明るいあしたを思い描くことができないという人も少なくないのではないでしょうか。

 今日お読みした聖書のお話は、主イエスの活動が開始されてまだそんなに時間の経っていない頃の出来事であると思いますが、主イエスはすでに多くの人々の注目を集める存在になっておられました。集まって来た多くの人々と一定の距離を保って落ち着いて話ができるように、主イエスは人々を岸に残して、ご自分は舟に乗って、そこから話をされました。
 この時、舟を出したのが、「あなたは人間をとる漁師になる」と言葉をかけられて弟子にされていく漁師です。ゲネサレト湖、別名ガリラヤ湖の漁師たちは、主イエスと会ったとき、舟から上がって網を洗っているところでした。漁に出て、そして岸に帰ってきて、片付けをしているところでした。シモン・ペトロはこの日、「夜通し苦労し」て漁をしたと語っていますから、疲れも溜まっていたことでしょう。しかも、夜通し働いたのに、彼らに収穫はありませんでした。重労働の結果、「何もとれなかった」ことはショックを伴う問題であったはずです。彼らが感じていたのは、決して心地よいとは言えない疲れ。それだけでなく、今日明日を食いつないでいけるだろうか、という不安もあったことでしょう。
 シモンはそんな状況で頼まれて舟を出し、いちばん近くで主イエスの教えを聞くことになりました。シモンがどんな思いで話を聞いていたのか、話を聞いて何を考えたのかは記されていませんが、その後に起こった出来事が彼の人生を大きく変えることになりました。
 主イエスは「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」と言われます。シモンにとっては、ついさっきまでしていたこと、時間をかけ、体力を使い、しかし何も成果の得られなかったことです。網はもう洗ってしまっているし、そこに主イエスという来客があって舟を出したのですから、夜通しの漁という重労働にプラスして応対した疲れもあります。何より、シモンはプロの漁師です。知識や経験のあるプロの漁師が一晩やってダメだったのに、なぜ今更、素人に促されて無駄なことをしなければならないのか。どうせ魚が捕れることはない。そういった思いが彼の中にめぐったのではないでしょうか。「しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」そう言って、主イエスの言葉に従ったシモンは思いもかけない大漁に恵まれます。
 数時間前まで何も取れなかったところで、網が破れそうになるほど、自分たちだけでは引き上げられないほど、舟が沈みそうになるほどの大漁を目の当たりにしたシモンは、ひれ伏して次のように言います。「主よ、私から離れてください。私は罪深い者なのです」。
 シモンは「夜通し漁をしてもダメだったのに、今更魚が捕れるわけがない、やっても無駄だ」と主イエスの言葉を突っぱねたわけではありませんでした。そうした思いが心のうちにあったとしても、「しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と主イエスに従ったのです。それなのに、シモンは自分を「罪深い」と言います。シモンが語ったのは、主イエスによるさまざまな癒しを知っていたのに、主イエスがどのような方であるかを理解していなかったという自分の姿を恥じる言葉であったのです。今になってようやくあなたが主であることが分かった、私は罪深い、私から離れてくださいとシモンは語るのです。
 シモンは、積極的に主イエスのもとに集まって来た群衆の一人ではありませんでした。たまたまそこに居合わせただけです。特別なことをしていたわけではありません。ただ日常を、魚の捕れない恵まれない一日を過ごしていただけです。
 熱心に主イエスの言葉を求めていたわけではないシモンのところに、「舟を出してくれないか」と主イエスはやって来られます。シモンが諦め、希望を持たない、信じないところに「網を降ろしなさい」と主イエスは声をかけられます。そして自信のないシモンを「あなたは人間をとる漁師になる」と招かれるのです。
 シモンはこうした主イエスの招きに何の準備もしていませんでした。心の準備もしていないし、今までの生活を捨てて新しい生活をすることへの準備も、もちろんしていませんでした。主イエスに対する理解もありませんでした。
 しかし、シモンに何の準備も理解も、知識も経験もないことは主イエスが彼をお招きになるにあたって何の問題にもなりません。主イエスが人をお招きになるとき、求めておられることは、自信がなくても、確信がなくても、「しかし、お言葉ですから網を降ろしてみましょう」と招きに応えることです。自信がない、確信が持てない、できるとは思えないところで、しかし、ここで神が働かれることを信じ一歩踏み出してみることです。
 主イエスはシモンに、できないことをやれとはおっしゃいませんでした。特別なことをしろとは言われませんでした。あなたにできることを、「網を降ろし、漁をしなさい」と言われました。シモンは自分の経験や知識を信じて、やっても無駄だと主イエスの呼びかけを拒否したりはしませんでした。自信もない、確信もない、信じられない、でももう一歩、もう一歩だけ、招きに応えて踏み出しました。その結果、シモンは、自分を、自分の家族を、多くの人の命を養うたくさんの糧を得ることができたのです。神の招きに応えて生きることの力を知ったシモンは、この道に人々を招く働き手として、弟子として招かれました。
 私たちも、あの日、何も捕れなかった漁師たちのように問題に直面することがあるでしょう。努力が実らないことにショックを受けたり、もう私は何をしてもだめだと落ち込んだり、希望を失ったり・・・。祈る気にもなれない、そんな日があるかもしれません。しかし、私たちに何の準備もないとき、何の自信も持てないところにも、神は呼びかけてくださいます。「沖に漕ぎ出して網を降ろし、漁をしなさい」。大丈夫、一歩踏み出してごらんよ、神が働いてくださる、そのことを信じなさいと招いてくださっています。そして、主イエスは船の上で漁師たちと共におられたように、私たちが一歩踏み出す時にも、主は私たちと同じところにいてくださり、喜びを共にしてくださいます。
 私たちが置かれている日々の生活の中で、そう、今あなたのおられるところに、私たちそれぞれに招きを用意してくださる、それが聖書の伝える神さま、私たちの神さまなのです。今年も、みなさんの生活の中で、神さまの栄光があらわされますように!

PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2026
The United Church of Christ in Japan