12月3日〜5日、在日本韓国YMCAで「憲法九条と世界の平和」を主題に「ナショナリズムをどう超えるか」を副題に掲げ、第4回九条世界宗教者会議が開催された。
第3回までは「九条アジア宗教者会議」だったが、今回から「九条世界宗教者会議」と名を改めた。
プロテスタント諸派、カトリック、仏教、新宗連(立正佼成会など)、イスラムなどの宗教者が、日本、韓国、中国、香港、フィリピン、タイ、マレーシア、ミャンマー、オーストラリア、コンゴ、ノルウェー、スイス、ドイツ、カナダ、米国などから約120名集い、憲法九条の世界平和のための重要性を確認した。
海外からの参加者は1日に来日、2日は横須賀基地・厚木基地、3日朝は千鳥ヶ淵墓苑と靖国神社を視察。3日午後から本会議開会。
小橋孝一NCC議長の主催者挨拶と祈祷の後、高橋哲哉氏(東京大学教授)の基調講演「右傾化する日本の歴史認識と憲法認識」、オラフ・トヴェイトWCC総幹事(ノルウェー)の「日本国憲法九条-北東アジアの平和の礎、アジアとアジアを超えて」(WCC中央委員会決議の紹介を兼ねて)、知念優幸氏(沖縄キリスト教学院生)の「沖縄の今〜平和を志向する」、フリードヘルム・シュナイ ダー氏(ドイツ・EMS)の「東京会議への提言」。
4日は宮城泰年氏(聖護院門跡門主)の「憲法九条と世界平和、ナショナリズムをどう超えるか」、李起豪氏(韓信大学教授)の「アジア平和に向かう平和憲法九条と市民国家の模索」、U・ダンマタラ氏(ミャンマー・仏教徒)の「平和と宗教」、チャンドラ・ムザファー氏(マレーシア・イスラム教徒)の「九条の再解釈〜平和の希求から紛争の誘発へ」。
午後は英語・韓国語・日本語に分かれてグループ討議。5日は全体討議を重ね、「世界の全ての人々が、狭いナショナリズムを乗り越え、憲法九条の精神にならって戦争放棄、和解、平等、相互尊重、互恵の関係を築くよう期待します」などの共同声明を採択。
記者会見後、「平和」を各国語でアピール、日本山妙法寺のうちわ太鼓に鼓舞されながら、神田周辺を「平和巡礼」した。
(小橋孝一報)
《承認》
7.教団総会常任委員選任に関する件 [会計監査]服部能幸、奥山盾夫、辻康
8.宗教法人「日本基督教団」責任役員選任に関する件 [責任役員]石橋秀雄、佐々木美知夫、雲然俊美、長山信夫、高橋潤、岡本知之、岡田義信
[会計監査]服部能幸、奥山盾夫
12.常設委員会および常設専門委員会委員選任に関する件 [選考委員] 石橋秀雄、佐々木美知夫、雲然俊美、保科隆、高橋和人、高橋潤、藤掛順一、篠浦千史、鈴木功男、河田直子
13.宣教研究所委員選任に関する件 [選考委員]同
15.2014年秋季教師検定試験合格者承認に関する件
16.2012年度教団歳入歳出決算承認に関する件
17.2013年度教団歳入歳出決算承認に関する件
20.2012年度部落解放センター決算承認に関する件
21.2013年度部落解放センター決算承認に関する件
23.2012年度出版局決算承認に関する件
24.2013年度出版局決算承認に関する件
25.2012年度年金局決算承認に関する件
26.2013年度年金局決算承認に関する件
27.2014年度年金局財務計画案承認に関する件
28.2015年度年金局財務計画案承認に関する件
《可決》
18.2014年度教団歳入歳出実行予算に関する件
19.2015年度教団歳入歳出原予算に関する件
22.2014年度部落解放センター予算に関する件
29.教区活動連帯金を廃止する件
30.伝道資金規則制定に関する件(修正案可決)
32.「改定宗教法人法」の再改定を求める要望書に、第39回日本基督教団総会の名によって賛同・署名を求める件
42.日本基督教団として「特定秘密保護法の廃止を求める声明」を出すことを求める件
《否決》
33.教区活動連帯金を推進する件
34.「合同のとらえなおしと実質化」に関する件
44.常議員の選挙方法に関する件(信徒・教職各7名連記)
47.「教区活動連帯金を廃止する件」と「伝道資金規則制定に関する件」の審議に関する件
48.教規第1条第3号の改正に関する件
《常議員会付託》
9.出版局理事・監事承認に関する件
10.年金局理事・監事承認に関する件
11.部落解放センター運営委員選任に関する件
14.教団関係学校及び関係団体理事・評議員等推薦に関する件
52.第39回日本基督教団総会議事録承認に関する件
53.第40回日本基督教団総会開催に関する件
《時間切れ廃案》
31.北村慈郎教師の「免職処分」を撤回し、教団内に聖餐の在り方について慎重かつ充分な議論をする場の設置を求める件
35.同性愛者をはじめとするセクシュアル・マイノリティ差別問題に関する件
36.日本基督教団と沖縄キリスト教団との「『合同のとらえなおしと実質化』特設委員会」を設置する件
37.「戦争の出来る国づくり」へと突き進もうとする日米両政府に対して、軍事力によらない平和を実現する為に、軍事力の強化に反対し軍事基地撤廃の取り組みを推進する件
38.教規61条の改正に関する件
39.北村慈郎元紅葉坂教会教師の「免職処分」を撤回し、教団内に聖餐の在り方について慎重かつ充分な議論をする場の設置を求める件
40.「改訂宣教基礎理論」(草案)の撤回を求める件
41.沖縄教区規則変更に関する件
43.教団から各教区(支区)に委託される准允式・按手礼式に於いて日本基督教団信仰告白を唱和告白することを確認する件
45.日本伝道の推進をふまえ、沖縄教区との関係回復に関する件
46.沖縄教区からの沖縄教区規則の改定申請承認を、教団総会議長に命ずる件
49.日本基督教団として集団的自衛権行使に反対する声明に関する件
50.「集団的自衛権行使容認」及び「憲法解釈の変更」への反対表明に関する件
51.日本国政府が行った集団的自衛権の行使容認の閣議決定に反対する件
かの先輩牧師から「荒野の声、苦労してるね」と、再度声を掛けてもらった。新報をよく読んでくれている証し、とありがたく助言を聞いた。苦言、批判、非難とあまり動揺の振幅が振れなくなった。鈍くなったのか、図太く、顔の皮が厚くなったのか。慢心でないことを祈るばかりだ。▼パウロは、神の武具を身に着け、帯を締め、胸当てを付け、しっかりと履物を履き、盾、兜、剣を取れ、と言った。実際の鎧ではない、実際の剣ではない。堅牢な鋼や皮で出来た武具を身に着けずとも立っていられるのは、キリストの臨在と聖霊の内住を得ている者たちの実感でなかろうか。空っぽの胸は吹きまくる風に右往左往するが、満たされた胸は風を耐えるしなやかさ、強さを持つ。強かな足は一歩でも前に福音を運ぶ。▼けれども、その強さは、世界を動揺させるような原理主義者たちの持つ破壊的、暴力的な力ではない。教会は十字架にあげられたキリストを仰いできた。人の貧しさにまで、神の御子が身を低くしてくださったことを信じてきた。人の力は、そこに全く無に帰したことを覚えてきた。人の誇りも絶望も、十字架は終わりを告げている。▼受難節を迎える。高ぶりを打ち砕かれて、落ち込んでゆく魂を高く引き上げていただいて、良き悔い改めの季節を過ごしたい、と願う。
台湾・第3回キャンプ実施
2015年、新年明けてすぐの1月4日~7日まで第3回こひつじキャンプin台湾が実施され子ども13名、保護者7名、スタッフ5名の計25名が参加した。
最初に渡された行程表に私は驚いた。2日目のプログラムでは10時~12時「遊覧船での自然観察と浜辺での水遊び」、13時~17時30分「公園での自由遊び」というような大枠のプログラム立てだったからだ。子どもたちが飽きるのでは、という私の心配をよそに、汗ばむほどの陽気の浜辺で子どもたちは砂遊びをし、打ち寄せる波の水しぶきを楽しみ、かにを捕まえては掘った潮だまりに入れて眺めていた。
午後からの4時間半はドッチボール、サッカー、バスケットボールと1つのボールで屋外コートを縦横無尽に駆け回わり、鬼ごっこをして遊ぶ。広場ではボール遊び、凧あげ、シャボン玉飛ばしだ。初めて会う子ども同士でも外遊びを通してすぐに打ち解けている。
「見て! こんなに葉っぱ集めたの」。6歳の女の子がビニール袋に集めた葉を見せにきたが私の反応は鈍かった。それを見てお母さんが私にぽつりと声をかけた。「うちでは葉っぱ、禁止だから」。放射能の実質被害の脅威の中で生活されている方々の思いに、私自身が寄り添えずにいたことを感じずにはいられない。
子どもたちを放射能から少しでも守りたいという家庭にとって保養キャンプへの参加は欠かせないという。だから「初参加を優先するのではなくリピーターの家庭にもチャンスを広げて欲しい」。こひつじキャンプにかける思いの大きさを知った瞬間だった。「台湾の人と仲良くできるだろうか」。心配を口にした子どももいたが、口碑小学校とスポーツ交流した時の喜び一杯の笑顔に、「ここには国境はない」という羅仁貴議長の言葉を実感した。
今回、台湾基督長老教会、台南中会、宿舎を提供して下さった左鎮教会の皆様に深く感謝すると共に、日本基督教団の各個教会とパートナーシップが持てたらという願いを示して下さった関係者の皆様に心からの謝意をお伝えしたい。(青木麻里子報/東梅田教会伝道師)
仙台・仮設自治会と共に準備、開催
エマオ仙台がずっと関わっている七郷中央公園仮設住宅で、12月20日クリスマス会が開かれた。クリスマス会を手伝うのは、今回で3回目になる。
60世帯規模の仮設に現在住んでいるのは24世帯50名で、これが年明けにはさらに20世帯まで減る。仙台では少しずつ仮設から復興住宅への移動が始まっている。2015年度中にほとんどの方が仮設を離れることになりそうな中、これが最後のクリスマス会になるかもしれないというのが、仮設の方々の思いだった。
自分たちだけではなく、隣のもっと小さな仮設である荒井7号公園仮設住宅と荒井2号公園仮設住宅、そして仮設を出た方や近隣に住む借り上げ仮設に住む方々にも声かけした。仮設自治会とエマオでの準備には2ヶ月をかけた。
当日、知的ハンディを持つSさんがサンタクロース役をした。笑顔をキラキラ輝かせてSさんが、「おめでとう」と言いながら一人一人にプレゼントを手渡した。一杯になった集会所に、神さまからの深い祝福が溢れていた。
しかし同時に、一体いつ仮設を出ることが出来るのか、見通しが立たない方も、被災地には沢山いる。
イエスの誕生は、「神さまが私たちと共にある」(マタイ1・23)という福音を伝えているが、その神さまに生かされている私たち教会には、「仮設に残されている方たちと最後まで共にある」ことが、求められていると思う。(佐藤真史報/エマオ仙台専従者)
石巻・子どもたちに遊び場を
エマオ石巻は、事務所のある地域の小学生たちを対象にした「いしのまきっこ広場」を毎月開いている。
石巻では仮設住宅に住む子どもたちに遊び場がなかったり、元の生活に戻った家族も親御さんが生活再建のために手いっぱいだったり、地域の公園が津波被害からいまだ復旧できていなかったりといった事情があり、子どもたちの遊び場となればとの思いから開かれている。
夏休みや冬休みには数日間の特別プログラムも組む。その第16回目を2014年12月24〜26日毎午後、釜会館という近所のコミュニティセンターで開いた。各日13〜18名の子どもたちが参加した。スタッフ3、4名のほかにボランティアワーカーも4名かけつけた。3日間とも前半は冬休みの宿題をやり、後半はスタッフとワーカーがアイディアを出しあって準備した企画を行った。
1日目は、つたのリースに木の実やドライフラワー、クレープ紙などを自由に飾りつけた。
2日目はクリスマス会として、クリスマスプレゼントに到達するためのクリスマスじゃんけんや謎解きゲームをした。その後、用意されたゼリーに各自お好みでトッピングしたパフェを食べた。
3日目はビニールで凧をつくって揚げた。晴天に強風という絶好の凧揚げ日和だった。
子どもたちは部屋の中外問わず元気いっぱい走り回り、笑い声溢れる3日間だった。被災経験をそれぞれに抱えた子どもたちがたくましく生きる姿に希望を感じたクリスマスだった。
(深谷有基報/エマオ石巻専従者)
2014年11月19日に、第39総会において選任された監査委員3名(服部能幸・神奈川教区、奥山盾夫・東京教区、辻康・中部教区)と退任する2名の監査委員(寺門文雄、岩澤嵩)とで、引き継ぎのための新旧合同委員会を、教団会議室において開催した。
その際、新監査委員への引き継ぎ事項として、公認会計士(任意)監査の必要の有無について、また、経理規定等の整備による内部統制の一層の確立の急務であることなど多くの意見が述べられ、新旧の委員で共有することができた。
また、今期の重要な課題としては、引き続き、東日本大震災特別会計が重要な関心であることに変わりがない旨が確認され、12月11日に、当該会計の進捗状況について監査を行うことが確認された。その上で、12月11日の当該監査においては、被災教会等への「長期貸付金」の状況と、その20年間にわたる返済計画について、計良祐時財務幹事の下で作成された資料を検討した。その中で、資金の状況について意見を聞くと共に、資金繰りについて充分に慎重であって欲しい旨、意見を述べた。(服部能幸報)
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