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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4827号】I Love Taiwan Mission  18カ国90名の海外青年が 台湾青年と共に

2015年9月12日

 「希望をもって喜び、苦難を耐え忍び、たゆまず祈りなさい」(ロマ12・12)。

 台湾基督長老教会が主催する「I Love Taiwan」は2002年から始まり、今年で第13回を迎えた。7月1日から7月18日まで「恵みのしるしを見よ」のテーマで行われ、18カ国から90名の海外青年、89名(スタッフも含む)の台湾青年が参加した。教団からは台湾協約委員会を通して2名の参加者が与えられた。

 初め3日は台湾とPCTを海外青年に知ってもらうプログラムや、牧師による神学基礎講座を含むオリエンテーションと各個教会・機関への派遣礼拝が行われる。後の10日間は各個教会や機関へ派遣され、夏の日曜学校キャンプの手伝いや教会の奉仕に携わる。そして最後3日は、派遣先での活動報告と海外青年によるカルチャーナイト等が行われ、最後に閉会礼拝をもって各国へ解散・派遣となる。

 台湾での18日間と出会いは本当に祝福された時だった。ILTに集められた各国の青年は彼ら彼女らのスタイルで神様と向き合っていた。思いっきり騒ぎ、思いっきり讃美し、その時そのときを友と共に生きていた。それぞれが異なる政治的状況にあり、受けてきた教育も違う。そんな若者たちの集りは驚きと学び、そして励ましの連続であった。

 ILT18日間中10日間は台湾各地のローカルチャーチへと派遣されたが、私が他7人の兄弟・姉妹らと共に派遣された長光教会での日々は希望と苦難が混在した10日間であった。私たち8人の関係は良かったものの、当初は共に派遣されたメンバーであるという恵みを十分には共感できていなかった。教会近くの畑の整備のあと、私は泣いた。ワークに参加しないメンバーの姿を見ているうちに、私たち8人が長光教会に派遣された意味がわからなくなり、私たちの間に神様の存在を確信できず、そんな現状、そんな自分がとても悲しかったからである。けれど、礼拝堂で十字架に向かい祈るうちに、どれだけ私が主の存在を疑ったとしても主は絶えず共にいてくださる最も愛に溢れるお方なのだということを思い知らされた。主ははじめから私たちと共にいて、その時そのときに最も必要なもの、時、出会いを惜しまず与えて下さるのである。これはシェアリングの際にそれぞれの口から証しとして語られていた。主は私たち一人ひとりをリードし、かつ信頼をもって各国に送り出して下さっているのではないだろうか。そして、帰路の飛行機から日本の大地をみて、〝あぁ、ここが私の遣わされた地なのだ”と感じた。いままでは〝きっとそうなのだろう”という感覚でこの事柄を捉えていたが、いまはこのことをリアルに感じ、ワクワクしている自分がいる。

 与えられている環境に感謝しつつ、絶えず祈り、主がこの地に与えてくださっている生命と向き合っていこう。多くの祈り、サポート、そして主に感謝して。(八束春香報/関西学院教会員)

 夏休み、静かだった園舎に子供たちが戻って来て、また賑やかになる。夏休みの間、教師たちも秋に向けて力を蓄える研修に、休養に時間を使った。しかし、顔が見えない子供たちのことを祈るのは変わらない。たくさんの経験を積んで、ひと回り大きくなった子供たちとの再会が楽しみだ。▼幼稚園を卒園していった子供たちの中には、小学生、中学、高校、大学生になっても教会の礼拝に出席し続けている子たちがいる。長い年月、顔を会わせて覚え祈ることができることは、教会とひとつとなった幼稚園のよいところかもしれない。▼一方、しばらく顔を合わせていない信徒も少なくない。高齢のため、家族の介護、病気や社会的に過重な責任のため主日の礼拝から遠のいてしまっている。顔を合わせて御言葉に共に聞き祈る必要を思う。▼夏休み前には、主日礼拝で韓国の牧師に説教奉仕をしてもらった。説教は韓国語。在韓国の日本人宣教師が逐語で通訳してくれた。改めて新鮮な思いで御言葉を聞いた。このような時期、顔を合わせて会い見える交流が大切と実感した。▼命を与えてまでわたしたちを愛してくださり、わたしたちにも愛することを教えてくださったお方と、顔と顔を合わせてお会いする時を心待ちにしながら日々の小さな務めになお励みたい。

 7月6日〜7日、和歌山教会を会場に、第2回宣教委員会が開催された。今回より、全国教会婦人会連合代表の長島恵子委員が陪席者として委員会に出席することとなった。

 議事として、伝道、教育、社会の各常設専門委員会、および自主活動団体の全国教会婦人会連合、全国教会幼稚園連絡会、日本キリスト教保育所同盟、また「障がい」を考える小委員会、その他の報告を受けた。

 協議事項の中心は、来年3月に計画される宣教方策会議をめぐってである。

 第1回の委員会で「日本基督教団は伝道をどう進めていくか」という大まかな方向性は定められていた。これを受け、委員長より「これまでの宣教方策会議が主題として扱ってきたことを振り返ると、教団がどう伝道を進めていくかということをこれまでも模索していたことがよくわかる。それはまたどういう教会の形にしていくかということと一つである」との見解が語られ、それに応ずる形で、地方伝道の課題、幼稚園・保育園付帯施設の位置づけ、各地域間の違い、改訂宣教基礎理論・伝道資金の扱いなど様々な意見が出された。宣教方策会議の主題、および詳細なプログラムの確定までには至らなかったが、2016年3月7〜8日の日程で、富士見町教会を会場に開催することが確認された。

 今回の委員会で扱ったもう一つの重要な事項は、「キリスト教学校祈りの日」制定に関する件である。第38総会期、教団議長より教団としてキリスト教学校を祈り覚える日ができないだろうかと宣教委員会に諮問があった。これを受けて、第39総会期の宣教委員会でも取り扱うこととした。今回、常議員会に提案できるよう議案および提案理由を整える作業を行った。委員会としては「キリスト教学校」のなかに幼稚園、保育園も含まれることを確認し提案理由のうちに盛り込むこととした。
 
 その他、これも前総会期からの課題であった「牧会者とその家族のための相談室」設置について協議がなされ、今総会期中に具体化することが確認された。(清藤 淳報)

 6月29日~30日にかけて、教団教誨師会研修会・教区代表者会が国立オリンピック記念青少年総合センターにて行われた。教誨師96名中33名の出席に加え教団伝道委員会より2名の出席を得た。

 プログラムは川合望運営委員(金沢八景)の司式・説教による開会礼拝で始まり、教区代表者会と続いた。教誨師として初めての者からベテランまで、活発な意見交換ができた。また、教区によって教誨師に対する支援は決して一様ではないことが分かった。

 研修会の主題講演は「子どもたちに寄り添う~いじめ・虐待・少年非行~」と題して、弁護士の坪井節子氏(弓町本郷)にしてもらった。カリヨン子どもセンターを立ち上げ、現在理事長として子どもたちの問題に関わっている坪井氏が、いじめや虐待で苦しむ子どもたちとどのように出会い支援をしてきたか、また、苦しむ者と共におられるキリストを発見してきたか、について感銘深く聞いた。子どもの権利条約に基づき子どもを尊重し認めていくことが、必要だと感じさせられた。

 また、少年の受刑施設に務める教誨師2名に発題してもらった。和泉学園で奉仕する福島義也牧師(河内長野みぎわ)からは、少年たちの心を開こうとする努力と少年たちを力づける福音を届けたいという熱意を感じた。福島牧師は保護士の働きも得ている。愛光女子学園で奉仕する朝位真士牧師(桜ヶ丘)からは、自身の信仰歴、牧師歴に加えて、少女たちに神の愛とその福音の喜びを知ってほしい思いが語られた。両牧師とも、罪を犯さざるを得なかった子どもたちに寄り添い、喜びを持ってこの働きに仕えている様子であった。

 このように教誨師同士が励まされ、主の恵みを知る会であり、多くの方々の祈りによって教誨活動が支えられていることを感謝する会であった。(柳谷知之報)

 6月25日~26日、済州中文教会(韓国・西帰浦市)を会場に、「日韓連合異端似而非対策セミナー」が開催された。統一協会問題への共同の取り組みを目指すために始まったこのセミナーは、今年で13回目となる。日本からは15名が参加、全体で50名以上の集会となった。

 開会礼拝をささげた後、まず韓国から、チェ・ユンベ教授(長老会神学大学)が、「改革神学の観点から見た新使徒運動と霊性」と題して講演を行った。韓国の教会で、新使徒運動が大きな問題となっており、その問題点が指摘された。

 講演によると、この運動は使徒職、預言者職の回復を目指す運動だが、その中での言動が聖書と同等の、もしくはそれ以上の権威を持っているとする。韓国では異端とされているが、その熱心な活動ぶりを評価する声が教会内からもあるという。

 日本からは、藤枝宗浩宣教師(基督教大韓メソジスト会)より「新天地イエス教証しの幕屋聖殿による日本の被害状況」と題して、日本での新天地の布教状況と被害状況が報告された。

 新天地は1984年にイ・マンヒによって創設された黙示録解説を中心とした教義のグループである。「乗っ取り型」と呼ばれ、既成の教会に信者を送り込み、数年をかけて信頼を得た後、牧師や役員を追い出して新天地の教会にしてしまう。韓国では現在、信者数が15万人を超えるという。

 日本では1994年秋に宣教活動を始めているが、新天地への警告がなされ始めたのは2010年前後からであり、統一協会と違って裁判の争点となるような社会問題になっていないこともあって、認知度が低い。しかし200名を超える「収穫の働き人」が活動していると言われ、実際に各教団、各教会への侵入が繰り返されている。

 聖書勉強会や無牧の教会への牧師招聘、偽装教会へ呼び込むといった例も明らかになっている。

 最後に日本より韓国の教会へ統一協会問題への理解、協力を求めた。特に、合同結婚式を経て韓国へ渡り、経済的、精神的に被害を負う日本人妻へのサポートの重要性を訴えた。(与那城初穂報)

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