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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
 
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【4831号】エキュメニカル・ユース・ボランティア・プログラム 参加報告

2015年12月5日

 私は、2015年1月31日から7月31日まで日本基督教団世界宣教委員会を通じて、ドイツの連帯福音宣教会(EMS)が主催するエキュメニカル・ユース・ボランティア・プログラムに参加してきました。

 このボランティアでは、半年間ドイツでホームステイをさせてもらい、教会やその付帯施設などでワークをし、ドイツのキリスト教や、文化、言語について知る、ということが狙いとされていました。

 今回のこのボランティアには、私のほかにインド、インドネシア、ガーナ、タンザニア、南アフリカの5ヶ国から7人参加していました。それぞれに、シュトゥットガルトやシュパイヤーなどのドイツ南西部の街でホームステイをし、幼稚園や介護施設などの教会にかかわりのあるところでワークをしました。

 私は、6ヶ月間カールスルーエという街で主に牧師の家庭でホームステイをさせてもらい、教会付属の保育園でワークをするという生活をしてきました。保育園では主に1歳から3歳前半の子どもたちのクラスでお世話になりました。初めのうちは、言葉や、子どもとの距離感、先生とのコミュニケーションなどに苦労しましたが、多くの方にとてもよくしていただいて、楽しく子どもたちと遊び、たくさんの学びを得ることができました。

 また、私たちの生活は、主にそれぞれのステイ先でのボランティアワークでしたが、6ヶ月の間には3回のセミナーなどでボランティア同士、交流し、お互いの経験を分かち合うときもありました。

 セミナーでは自分が受けたカルチャーショックなどについて分かち合うときがあったのですが、異なった国から集まり、それぞれ異なった文化で生活をしてきた私たちは、同じドイツで生活をしていても、どんな違いにショックを受けたか、何が印象的だったかなど、感じていることはとても大きく異なっていました。

 今回のボランティアでは、ただドイツの文化などを学ぶだけではなく、ほかの人との「違い」をどのように受け入れていくかということも学ぶことができ、とても充実した6ヶ月間となりました。
(佐藤留緒記報/郡山教会員)

 年に数回、幼稚園の各クラスで子供たちのグループをシャッフルし組み替える。小さい年齢のクラスでは組み合わせを教師が考えるが、年上のクラスになると子供同士話し合いグループ分けをし、それぞれ名前を付ける。▼ここで新しくなったグループ名は、「とんぼ」町中の園庭にも飛んでくることがある、「つみき」子供たちに身近な遊具だ、「にじ」ノアの物語を覚えているだろうか、「クリスマス」降誕劇の準備もはじまる、「プレゼント」楽しみにしているのだろう、「ハムスター」飼っている子がいるのだろうか、「さいたま」? 何故「さいたま」と付けたのか訊ねると「東京より上だからだ」(?)と言うのである。▼大きな日本地図がクラスルームに貼ってある。子供たちはこれを見て東京の上は埼玉だとなったと言う。栃木も、群馬、茨城も、北海道だってあるし、そもそも地図上では北が上でも、実際は上だ、下だと言ったことではないのだが。確かに直近の新報紙面でもノーベル賞受賞者夫人出身幼稚園などで埼玉が沸いたことはある。▼一番上になりたい者は、すべての者の僕になるよう、主は仰った。下の者でも、上の者でも自己主張、自己保身に陥るなら御言葉の前に自らを省みなければならない。「さいたま」グループ、活躍が楽しみだ。

 10月6日に教団救援対策本部第8回(通算第42回)会議を、11月12日に同第9回(同第43回)会議を、教団会議室にて開催した。

 まず募金については、10月末現在で、全国募金(本年3月末日で終了した国内募金)が10億1648万4627円(募金終了後の献金額は1119万7713円)、海外からの献金は4億286万6286円(同1661万1761円)となっていることが報告された。

 救援対策室からは、会堂・牧師館再建復興貸付金返済状況確認、EMS等からの支援金受領、第19・20回こひつじキャンプ開催報告、ハートフル釜石お茶っこサロン開催状況報告等を扱ったことの報告、および、救援対策本部会計報告がなされた。

 続いて奥羽教区から、宮古教会礼拝堂・牧師館新築工事完了、江刺教会礼拝堂建築計画(地盤調査、設計見直し)等の報告がなされた。

 東北教区からは、東北教区被災者支援センターエマオ(ボランティア活動など)および放射能問題支援対策室「いずみ」(甲状腺検査実施など)の活動状況報告、「東北教区東日本大震災救援対策を続けるための募金」設置検討等の報告がなされた。

 関東教区からは、水戸中央教会の建築工事状況、借入金の返済が困難な教会のための関東教区内での募金計画等の報告がなされた。

 その他、「国際青年平和会議 in 京都」〔仮称〕(2017年3月28~31日、関西セミナーハウスにて)開催計画、東日本大震災救援対策事業記録刊行委員会(教団救援対策活動の記録編集作業のための実務委員会)報告、被災3教区幼児教育担当者会による被災教会・施設訪問報告、『東日本大震災救援対策本部ニュース』第18号発行等の報告がなされた。

 審議においては、被災地支援演奏会開催に関して各教区に協力を呼びかけること、こひつじキャンプの参加定員を増員することを承認したほか、エマオ石巻の活動の見直しや、二本松幼稚園園庭側溝設置工事支援等について検討した。

 次回会議は2016年1月22日、教団会議室にて開催する。
(雲然俊美報)

 第3回在日韓国朝鮮人連帯特設委員会が、10月1日、教団会議室で開催された。今回の委員会は6月以降に開催された関連集会への参加や派遣の報告が主なものであった。

 6月29~30日に開催された「在日大韓基督教会と教団との宣教協力委員会」に小橋孝一委員長が参加した報告がなされ、両議長による「平和メッセージ」が全委員で確認されたこと、また、第3回「マイノリティ問題と宣教」国際会議を教団が共催することについて協議がなされたことが報告された。

 更に、9月8日に開催された教団・在日大韓基督教会歴史共同研究会、9月21~23日に開催された第39回日本カトリック「正義と平和」全国集会に小橋委員長が参加したことも報告された。

 続いて、8月7日付で発表された「敗戦70年にあたって、日本キリスト教協議会(NCC)議長談話」の紹介があった。また、8月18〜19日開催の「キリスト教主義学校人権教育セミナー」に参加した小橋委員長から、その場で参考図書に上げられた「クラスメートは外国人(入門編)」「クラスメートは外国人」「先生!日本で学ばせて!」をこれからの委員会で学んでいくことが提案され、各委員が分担して読書報告をすることになった。

 今後の関連集会への派遣に関しては、当委員会からは、2015年韓日NCC共同会議(10月14~17日、於・ソウル)と第3回「マイノリティ問題と宣教」国際会議(11月18〜21日)に宮本義弘委員を派遣することを決定した。

 今後の取り組みとしては、毎年各教区総会で配布している「『外国人住民基本法案』についてのお願い文書」の文案を検討することとした。

 次回の委員会は2016年1月25日に行う。(宮本義弘報)

 10月26~27日、教師委員会による被災地教師の問安を行った。

 教師委員会では、被災地教師を支えるために、一度だけ海外募金を用いて人間ドッグを受診する機会を設けた。その後に継続的に行っているのが、被災地教師への問安である。第37・38総会期では、原発事故が起こった福島県(浜通り・中通り)の教師たちへの問安を行ってきたが、今回はさらに宮城県の石巻へと範囲を広げた。

 福島県の問安は、今回は相双宮城南地区の教師会が新たに献堂した中村教会において開催されたのに合わせて、教師会に参加する形の問安となった。地区教師会には川上麻里(岩沼)、小松茂夫(角田)、佐々木茂(鹿島栄光)、半澤洋一(仙台長町)、保科隆・保科けい子(仙台東一番町)、佐藤義子・平賀真理子(仙台南)、荒井偉作(名取)、中野通彦(原町)、生野碩保(中村)の各教師が参加、教師自身の現状、教会の様子、また浪江伝道所・小高伝道所のことなどを聞いた。あらためて放射能という課題の重さを覚えるときであった。

 宮城県石巻では、石巻山城町教会のみとなったが、関川祐一郎教師夫妻を問安した。当日は会議があった中で、時間を割いて問安を受けてもらった。石巻山城町教会は小高い山の中腹にあるため津波被害はなかったが、関川教師は神学校卒業して赴任するときに震災があったこと、前任者の教師夫妻が4月中旬まで留まって復旧に尽力したこと、教会として震災の記録集『東日本大震災記録』を作成したこと、震災後に揺るがない確かなものを求めて教会の近隣の方々が数名受洗したことや教会学校の再開など伝道の働きについて聞いた。

 被災地には様々な必要があるが、教団としては被災地に求められる福音伝道をバックアップしてほしいとの言葉が心に響いた。
(大友英樹報)

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