第37総会期8回教師検定委員会が9月13日、14日の2日間、大阪クリスチャン・センターにおいて行われた。出席は委員7名全員と担当幹事、担当職員各1名。
東野尚志委員長より議事日程の説明があり、2日目に2013年春季教師検定試験問題を集中的に検討し決定するため、それ以外の議事は1日目に全て取り扱うことを了承。第7回委員会議事録の確認の後、委員長より教師養成検討会議の報告がなされ、これを承認した。
2012年秋季教師検定合否結果を確認し、筆記試験の判定が保留されている受験者の最終的な合否決定に至る今後のスケジュール(課題レポート提出締切、各委員への発送、事務局への判定連絡、委員会における合否の最終確定、等)を検討し決定した。今試験の合格者は、第38回教団総会(10月23~25日)で報告承認され、10月29日に合格通知が送付される。
今試験を顧みての自由な懇談が行われた。その流れでこのところ毎回出るのは、補教師検定試験を丁寧に行う必要性に関する議論。特に意見が集中するのは、審査する課題説教が一編のみ(旧・新約どちらかを受験者が選択)という問題について。判定するためには不十分であるとの認識を委員会内で深めており、今回もそれを確認した。教師検定の職責に鑑み、問題改善をはかるため、2014年春季より課題説教を二編(旧・新約両方)とする方向で具体化を進めることを決定した。
2013年春季教師検定試験に関する日程・会場について確認し、公告、受験要綱・願書等の文案を整えた。さらに教師検定規則第4条第3号に関する件を審議し、対象者(神学部を経ない大学院編入の卒業予定者)の成績証明書提出依頼文の検討、2012年度カリキュラムの科目認定のためのワークシート作成と認定作業スケジュールを検討し決定。
2日目、試験問題を検討し、補教師の説教・釈義テキスト、正教師の説教・釈義テキスト、組織神学論文と神学論文それぞれの主題を決定した。次回委員会は11月15日に開催予定。
(渡部和使報)