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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【5048号増刊号】伝道のともしび(4面)

2026年7月11日

伝道推進室より応援した教会・伝道所

この地にある教会としての歩み

三原教会牧師、尾道吉和伝道所(代務者) 

菊田 行佳

 尾道吉和伝道所は、尾道久保教会の開拓伝道によって1964年高垣岬牧師の時に開設されました。その後、1969年に就任した島田好国牧師によって長期にわたって2023年まで牧会がなされました。島田牧師の就任時より児童館チャーチスクールを開園し、地域の保育事業を担ってきました(2007年から休園中)。

 創立20周年の年に山陽本線沿線にあった会堂を、現在地(尾道市沖側町)に移転します。チャーチスクールの保育者、保護者、卒園児から受洗者が誕生し、現在の伝道所の働きを担っています。

 尾道にある教派を超えた諸教会と協力し、イースターフェスティバルを20年間継続して行ってきました。尾道駅前商店街で毎年行われるクリスマスキャロルにも参加してきました。

 尾道吉和伝道所の特色として、国際的な繋がりをもつための活動に尽力してきたということがあります。「日英米の和解と交流・赤レンガの会」で和解の碑を建てる活動に参加し、「ミャンマーの子どもたちを支える会」で5回の交流会に参加してきました。その他、韓国の教会を訪問し、修養会にも参加しました。

 教会学校の取り組みとして、広島東分区での教会学校キャンプを実施したり、沖縄・グアム・サイパンの子どもたちとの交流の旅をしたりしました。キッズブラウンの英語教室を10年間行い、多い時で20名の子どもたちが在籍していました。

 伝道所の修養会として、鹿島(西海町)、沖縄南部戦跡、南九州の旅をしてきました。以前は家庭集会も盛んに行い、JTJ宣教神学校の信徒コースの学びも行っていました。

 とりわけ児童館チャーチスクールの働きに力を注いできましたが、野の百合会という子育て支援サークルでは、保護者の相談を受けたり、子育ての悩みを話し合える場所を提供することができました。花の日やクリスマスには、小児科や成人患者を訪問し入院している子どもや患者さんたちを励ます交流をしてきました。チャーチスクールの運営は、多くの人が召されたり転居するなどしてたずさわるメンバーが減少し、少子化によって入園児も減少して補助金もなく、いろいろな法人化を検討しましたが児童館という制度の中では限界があり休園せざるを得なくなりました。これまで900人余りの卒園児を送り出し、多くの福音の種を蒔くことが出来たことを心より感謝しています。

 現在教会員は4名、礼拝出席は主日10時(第2主日14時)3〜5名、第3土曜日10時が9名前後です。代務者が月2回礼拝を担当し、近隣教会より月1回説教奉仕をお願いしています。

 伝道所近隣の住民、子どもたちがめっきり少なくなりました。伝道所を訪れる人もほとんど居なくなりましたが、それでも癌を患い余命宣告をされた方が訪れることもあります。「小さな群よ、恐れるな。あなたの父は喜んで神の国をくださる」という御言葉を握りしめて、今いる伝道所のメンバーで、共に喜びの礼拝を守りつつ、今できることをして行きたいです。

教団新報
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