インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【5046号】 宣教研究所委員会(3面)

2026年5月23日

『宣教の未来Ⅲ』8月刊行に向けて協議

 4月14日、オンラインにて第4回宣教研究所委員会が開かれた。現在編集中の『宣教の未来Ⅲ』に関する協議が主に行われた。原稿はほぼ揃っており、委員会で全ての論文に目を通した上で著者校正・閲読のプロセスに入ることが確認された。
 本号の共通テーマは「協働」であり、基調論文(芳賀力研究員)において救済と教会の関係を考える論考が示された。それに応答する形で「教師間の協働」(小泉健研究員)、「教会間の協働」(大石健一研究員)、「技術との協働」(徳田信研究員)、「地域との協働」(小宮山剛研究員)の四つのテーマで執筆を依頼した。
 提出された論稿はいずれも独自の視点と実践的経験からなるもので、それぞれの観点は委員会の想定を越えて深められた構成となっている。この編集プロセス自体が、「協働」を体現するものとなっているといえよう。
 例えば、教会間の協働をめぐっては、当初想定していた現代の教会同士の協力関係に関する論考というものを超え、初代教会における福音書など新約諸文書間の「協働」を論じる、聖書学的な論稿が寄せられた、というような具合である。
 同様に、地域との協働については、「牧師として、教会として、地域を愛すること」を主題とする論文が提出され、地域貢献の具体的実践が示されている。さらには教師集団の形成と修養を扱う論考や、AI利用とカルト問題にまたがる言及を行う論稿も含まれており、一つの主題から照射される多様な課題が浮かび上がる構成になっている。
 委員会としては、各論文の相互参照や整合性を確認しつつ校正・編集と装丁準備を進め、著者校正・最終閲読を経て刊行へと8月には至る予定である。
 なお今までに『宣教の未来』『宣教の未来Ⅱ』が刊行されてきたが、今回より全教会への配布をやめ、書店・ネット販売・直接販売に切り替えることとした。紙媒体だけでなく電子媒体での頒布も検討している。出版局の業務を引き継いだ株式会社アイ・パブリッシングとの連携を視野において交渉予定である。(上田 彰報)

教団新報
PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2026
The United Church of Christ in Japan