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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【5036号】▼︎教師養成制度検討委員会▲︎(3面)

2025年8月23日

関係神学校で「教師論」作成の経緯説明

 第42総会期第13回常議員会(2024年10月28日開催)において、議長から提案された「教規から導き出される『日本基督教団の教師論』」が承認可決されたのを受けて、同教師論の作成に当たった教師養成制度検討委員会は、日本基督教団関係神学校を訪問して、教師論作成の経緯説明と懇談の時をもった。訪問日程は以下の通り。

◎5月20日、東京神学大学(委員5名と幹事)。

◎6月10日、関西学院大学神学部・同志社大学神学部(委員4名と幹事)。

◎6月30日、東京聖書学校(委員4名と幹事)・日本聖書神学校(委員5名と幹事)。

 農村伝道神学校は日程の調整がつかず、まだ訪問できていないが、いずれの神学校も好意的に受けいれてくださり、とても有意義な懇談ができたことを感謝したい。

 まず雲然俊美教団総会議長による挨拶と祈祷をもって開会し、相互の自己紹介に続いて、菅原力委員長が経緯説明と挨拶を行った。東野尚志書記から15頁にわたる「教師論」の概要について簡単に説明をした後、質疑応答と自由な懇談を行った。

 神学校側からは、日本基督教団の教師像について、神学生の間から学ぶ機会があってよいのではないか、今後、この教師論を教団の中でどのように用いていくのか、等の意見や問いかけがあった。また今後、教師が少なくなり、兼務や兼牧が増えていく状況を踏まえながら、未来に向かっての展望を語って欲しい、現場で多様な働きを求められて戸惑っている教師たちへの導きや励ましになる言葉が欲しい、等の要望もあった。

 教団の一体性の要となる信仰告白と教憲・教規に基づく教師論を共通の言語として土台にしながら、教師を養成する神学校と教師を立てる教団の相互理解と協力をさらに深めていきたいと願う。

(東野尚志報)

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