次期委員会への申し送り事項を確認
10月1日、オンライン会議で第4回在日韓国朝鮮人連帯特設委員会が開催された。
今回は、はじめに金性済氏(前日本キリスト教協議会総幹事)より「バベルの塔、神の寄留者、そして共に生きる教会〜改悪入管体制に抗う歓待と友愛の天幕」と題する講演があった。入管問題やヘイトスピーチ等の民族差別に対してキリスト者としてどの様に向き合うか熟考させられた。
委員会での主な報告事項は以下の3点であった。①3月4〜5日、教団会議室とオンラインにて、日本基督教団宣教方策会議が開催され、遠矢良男委員が出席し、その報告がなされた。②8月16〜18日、頌栄短期大学(神戸市)にて、第34回全国キリスト教学校人権教育セミナーが開催された。当初、豊川昭夫委員を派遣する予定だったが、日程的に無理があり、部落解放センターの鈴木祈運営委員長が代理で出席した。③9月16日、在日大韓基督教会大阪教会にて、在日大韓基督教会・日本基督教団「協約」締結40周年記念集会が開催され、宮本義弘委員長が出席し、その報告がなされた。
協議事項は以下の2点であった。①来年1月に開催される第39回外キ協全国集会は、次期委員が組織される前に開催されるので宮本現委員長を派遣することに決定。②次期委員会への申し送り事項の件として、当委員会が1984年日本基督教団と在日大韓教会との宣教協約に基づいて発足したこと。また任務については、主に在日韓国朝鮮人の人権問題に関わる社会活動を行うこととし、RAIK(在日韓国人問題研究所)が関わる集会や全国キリスト教学校人権教育研究協議会主催の人権セミナーに連帯していくこと。また外キ協に関係する集会への委員の派遣をすること。現在の委員数は維持し、委員会はオンラインで開催することを提案した。
尚、今総会期は、4回の委員会は全てオンラインで開催した。
(豊川昭夫報)