ほぼ3年間にわたるコロナ禍により、性被害、暴力、虐待などの苦しさを抱える女性たちの孤立が、さらに深まっています。そうした女性たちは社会の隅に追いやられ可視化されにくく、福祉にもなかなか繋がれません。その過程で、命を落としてしまう方々もいらっしゃいます。一人でも多く、大切な命を守りぬき、自己肯定感や自尊心を回復する支援を届けること。このことが、女性支援に携わる私たちに、今求められていることです。
かにた婦人の村は、1965年の開設以降、困難な事情を抱えた数多くの女性を受け入れてきた、日本で唯一の婦人保護長期入所施設です。この度、60周年を前に老朽化した設備を新しくすべく、建て替え費用を募るクラウドファンディングに挑戦いたします。
2024年4月1日から、婦人保護施設は「困難を抱える女性の支援に関する法律」という新法のもと「女性自立支援施設」になります。こうした追い風を背景に私たちは、苦しい立場の人々が生きにくい時代に、助けを求める女性が助けられる社会を作りたいと思っています。そのためには、安心安全に暮らせる場所作りが必要です。
皆さまの暖かいご寄付を、よろしくお願いいたします。
クラウドファンディングはこちら→かにた婦人の村 レディーフォー
※かにた婦人の村の活動はクラウドファンディングのページやこちらのページでご覧いただけます。
支援のお願いチラシ(PDF)