3年ぶりに集って開催
第1回年金局理事会が、1月20日キリスト教会館会議室(一部オンライン参加)で開催され、教区代表理事、監事、総幹事、東京教区支区代表、隠退教師を支える運動推進委員長ら総勢27名が3年ぶりに集った。
今総会期には北海、奥羽、東京、神奈川、中部、九州、常議員会推薦の7名の理事と監事1名の交代があった。まず、招集者中川義幸理事が年金局理事長に推薦され、満場一致で承認された。また金刺英雄(関東)、渡邊義彦(東京)、籔田安晴(常議員会)、髙花富夫(常議員会)各理事が常任理事に推薦され、理事長、秋山徹総幹事と6名で常任理事会を構成することが提案、承認された。
この3年間コロナ禍の中で、教区総会を始め、各集会等の開催が難しく、また実施されてもオンライン開催や規模の縮小により、年金局からの報告やアピールがままならないこと、そのような状況での知恵や工夫などの報告が教区代表理事から伝えられた。
未加入教師への教団年金加入への働きかけと年金制度を支える謝恩日献金への参加教会拡大の呼びかけが課題である。そのことに向けて、徐々に再開される教区総会や教師オリエンテーション、信徒の集会の場に併せて、各教会に向けて個別の声かけなどを、教区代表理事が中心となり、要請に応じて理事長等も出向いてアピールしていくことを確認した。
献金と共に制度の支えとなる資産運用は、引き続きコロナ禍やウクライナ侵攻などの影響により厳しい状況ではあるが、年度の目標は達成できる見通しである。年金制度の面では、2年に亘って制度設計の見直しについての検討を重ね、試案がまとまりつつあること、2017年以来の第7回財政検証が現在行われており次回理事会ではその結果を説明する予定であることが報告された。
なお、昨年、一昨年に比して芳しくない謝恩日献金状況について、年度末までの2ヶ月半、まだ献げられていない教会を中心に呼びかけに努めることを確認して、半日の理事会を終えた。
(村山めぐみ報)