◆平和構築のための日韓青年フォーラム2022◆
今年の夏、隣りの国に行ってみよう
韓国の若者たちと、平和と未来について語り合ってみよう
私たち「日韓和解と平和プラットフォーム」は、歴史を正しく直視し記憶を共有しながら、互いの多様性を認めつつ、真実の和解と、核兵器や武力によらない平和を求めることを願って、日韓の宗教者と市民運動が共に集い、語り合い、交流し、また社会に向かってメッセージを発することを目的としたフォーラムです。
2020年の発足以来、日韓の真実の和解と平和に必要な歴史認識の在り方を記した声明文を発出したり、公開書簡を発表してきました。また2021年秋からは、日韓の過去についての正しい歴史認識の探究と、日韓が現在直面する政治・社会・教育をめぐる諸問題について、日韓合同オンラインセミナーを重ねています。
そして2022 年夏より、日韓の青年たちが未来に向かって和解と平和の課題に関心を持ち、そのためにさらによき働き人へと進んでいけるように、3年計画で「平和構築のための日韓青年フォーラム」を実施することになりました。年ごとに相互の国を訪ねながら、日韓の青年たちの相互交流と理解を深めながら、将来にわたり和解と平和のための働き人が形成されることをめざしています。ぜひ交流プログラムに参加してくださるよう、呼びかけます。
なお、主催団体の「日韓和解と平和プラットフォーム」に外キ協は準備段階から参加し、現在はその事務局運営の一部を担っています。今回のプログラムは、外キ協が2008年から2013年までに実施した「多文化・多民族共生キリスト者青年現場研修プログラム」の経験から生まれた企画です。
<日韓青年フォーラムの目的>
○韓国の近現代史の現場を訪ね、その時間と空間を体験してみよう。
○韓国の青年たちと、日本のこと、韓国のこと、日韓の歴史のことなどを率直に話し合いながら、日韓それぞれに、夢と希望をもてる社会にするために何ができるか、共に考えてみよう。
○東アジアの和解と平和、世界の平和のために何ができるか、韓国の青年たちと一緒に考えてみよう。
<開催要項>
(1)主催:日韓和解と平和プラットフォーム
(2)開催日程:2022年8月22日(月)~26日(金) 四泊五日
(3)開催地:韓国坡州(パジュ)とソウル
(4)参加者:日韓の青年35人(日本側参加者:17人)*先着順。定員になり次第、締め切ります
(5)プログラム(予定)
◆コロナ感染が収束しない場合は、期間短縮やオンライン開催などに変更する場合があります。(5月に開催方法などを決定します)
一日目 |
午後 |
◇日本からの参加者 金浦空港到着 ⇒ 坡州(パジュ)に移動 ◇坡州民族和解センターで歓迎晩餐会 |
二日目 |
午前 |
◇開会式 ◇ワークショップ①:韓日の文化と宗教について |
午後 |
◇現場探訪①:民族分断線(38度線の非武装地帯) |
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三日目 |
終日 |
◇ソウルへ移動 ◇班別で現場探訪②:水曜デモ、植民地歴史博物館, 戦争と女性人権博物館, 民主化記念事業会, 南山企業地区など |
四日目 |
午前 |
◇班別でソウル文化探訪 |
午後 |
◇ワークショップ②:現場探訪体験の分かち合い |
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夕方 |
◇晩餐と語りの分かち合い Sharing Life Stories Farewell Party |
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五日目 |
午前 |
◇話し合い |
午後 |
◇日本からの参加者 金浦空港へ移動 |
(6)参加費:なし
*韓国での食費・宿泊費・移動費などすべては日韓プラットフォームが用意します
(7)渡航費と海外旅行保険は、参加者本人が負担し手配してください
渡航費(4万円前後)については、日韓プラットフォームから一律2万円を補助します
*そのほかに、外キ協からの補助制度があります。遠慮なく相談してください。
(8)参加条件
①18歳~30代であること(国籍は問いません)
②上記プログラムの全日程に参加すること(部分参加は不可)
③事前のオリエンテーション(6月)、帰国後の評価会(9月)、報告会(10月)に参加すること(いずれもオンライン)
④日韓プラットフォーム主催の日韓オンラインセミナーや特別講座に、なるべく参加すること(いずれもオンライン)
⑤第2回フォーラム(2023年/日本開催)の企画に、なるべく参加すること
(9)参加申込締め切り日:
4月30日までに、外キ協事務局あてに、名前/年齢/国籍/所属教会/メールアドレスを書いて参加登録をしてください ⇒raik@kccj.jp
⇒5月中に、日韓プラットフォーム日本側事務局から準備日程など詳細をメールで連絡します。
※この「平和構築のための日韓青年フォーラム2022」は、庭野平和財団の助成金と、日韓プラットフォーム各団体の寄付金によって実施されます。