外国籍・外国にルーツを持つ方に関するアンケート御協力のお願い
外国籍・外国にルーツを持つ方に関するアンケート御協力のお願い
難民・移住労働者問題キリスト教連絡会
20世紀最後の年2000年に日本に住む外国人の人口が131万人となり、はじめて総人口の1%を超えました。そして2020年その数は287万人に達しています。今や、都市部だけでなく、様々な地域で外国籍や外国にルーツを持つ人達が生活するすがたを目の当たりにすることが日常になりつつあります。そのような状況の中に、私たちキリスト教会はどのように対応しているでしょうか?私たちの住む社会は、いわゆる「日本人」だけでなく、生活しているすべての人が共に手を携えて生きていく共同体を形成しなければならないと思います。とりわけ教会は聖書が「あなたの神、主があなたとその家に与えられたすべての恵みを、あなたと、レビ人と、あなたの中にいる寄留者と共に楽しみなさい。(申命記26章 11節)」と書いているように、寄留の民に対して、神から特別な務めを与えられていると考えます。そのことを踏まえ、難キ連では、まず、各地の教会が外国籍や外国にルーツを持つ方たちと、どのような関わり方や経験を持っていらっしゃるのかを広く調査したいと思い、このアンケートを企画しました。このアンケートの結果は以下のように用いることを計画しています。
- どの地域にどのくらいの外国籍や外国ルーツを持つ人々がいるかなど、様々な教会の現状を可視化する
- 具体的に外国籍や外国ルーツを持つ人々に対応しているケースがあれば、それを広く紹介し、他の教会の参考例とする
- 外国籍や外国ルーツを持つ人々に対応に関して、それぞれの教会が持っている問題や課題を共有することで、解決策や取り組みのアイデアを一緒に見いだす
それぞれの教会からいただいた回答の匿名性は保持されます。2のケースとして公開する場合には、必ず自薦に許可をいただきますし、許可いただけない場合は公開いたしません。
このアンケートを実施することを通して、この地にある教会が、すべての人に「やさしい」教会となる一歩になることを願っています。御協力をよろしくお願いいたします。
アンケートの返送方法
アンケートはこちらからダウンロードしてください。(PDF)
郵送:〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18-24 難民・移住労働者問題キリスト教連絡会
FAX:03-6302-1920
メール添付:nankiren@ncc-j.org
オンラインで回答:https://forms.gle/gYQAkf7Pmcx65S598
締切:6月3日(金)
アンケート問い合わせ先
難民・移住労働者問題キリスト教連絡会
電話: 03-6302-1919 メール: nankiren@ncc-j.org
難民・移住労働者問題キリスト教連絡会とは?
難民・移住労働者問題キリスト教連絡会(通称:難キ連)は1989年に日本で増え始めた移住労働者や難民の課題を、教会の宣教の課題として取り組もうと、日本キリスト教協議会が中心になって組織されました。難民や海外から日本に来て働かなければならない人々の問題を共に考えるための学習会や講演会、また難民支援コンサートなどのプログラムを企画したり、こうした問題と取り組んでいるキリスト教関係の団体や個人のネットワークとしての役割を果たしています。
現在難キ連は、次の9団体が中心となり世話人会を構成して活動しています。
日本カトリック難民移住移動者委員会、日本キリスト教協議会、日本基督教団、
日本聖公会、日本バプテスト同盟、日本バプテスト連盟、日本福音ルーテル教会、
在日大韓基督教会、日本YMCA同盟