教育委員会が2月12日にオンライン会議で開催された。主な事柄は教会学校応援セットの贈呈教会の選定と、9月に開催する予定の「教区青年担当者会」である。コロナ禍で「教会とは何か」が問われている中、今回は講演形式ではなく、教区または教会での取り組みや若者の活動の事例を青年担当者に話してもらい、共有し語り合う機会としたい。
その他、クリスマス献金の会計についての問い合わせが教会から寄せられた。これを示唆に富む委員会への励ましと捉え、これらの声の背後にある課題に目を向け、今後委員会として何ができるか考えていきたい。
「台湾ユースミッション2020」が2月19日夕方から翌日20日の夜までズームを用いて開催された。昨年8月断腸の思いで中止した集いが、若者たちの熱意によって開催に至った。特筆すべきことの一つは準備の過程である。実行委員会のもとで積極的に青年委員が企画し準備を進めてきた。ここには理想的な青年活動の姿がある。青年委員は過去に台湾ユースミッションに参加して多くの感化を受けており、その結実を見ることができた。ありがたいことに委員の中には台湾基督長老教会から教団に派遣されている青年もいて、準備の段階から台湾の青年たちと連携してきた。実際に集まることができない状況のため、委員会は日本側の7名の参加者にきめ細やかに対応し、事前のオリエンテーションで自己紹介と学びが行われた。
開催時刻にネットにつなぐと、日本と台湾の参加者たちの表情から緊張と喜びが読み取れた。開会後自己紹介、開会礼拝と続く。メッセージは台湾基督長老教会から北海教区に派遣されている台湾少数民族出身のスクルマン・ディヴァン宣教師が担当した。
翌日の午前は贈り合ったプレゼントを開封し、大いに盛り上がった。互いの教団の紹介や、「平和」を主題にグループディスカッションがなされた。
プログラムでは誰もがお客様ではなく、それぞれが役割を持っていた。
若者たちの表情は輝いていた。やがて顔と顔を合わせて会える日が来ることを願って止まない。(増田将平報)