第1回部落解放センター運営委員会は2月18~19日、教団会議室にて開催された。各教区運営委員15名の出席と東京五支区やNCC代表者ら8名の陪席。まず、センター「各取り組み」報告や2018年度会計中間報告、教区・支区取り組み報告が行われた。教団内教会・伝道所からの継続的な献金に感謝し、各教区が地域に根差して取り組んでいることを、喜びの内に分かち合った。
二日目は協議事項へと移り、センターの日常的な働きを担う活動委員会の委員選出を承認した。今期は長く運営委員長の労を担われた東谷誠氏が退任されたため、斎藤成二委員を運営委員長として選任した。斎藤運営委員長は活動委員長を兼任するため、各地の運営委員は運営委員長の働きを支え、共にセンターの活動を担うことを再確認した。また、小林明センター主事の2019~2023年までの主事任用を承認した。
次に、各教区総会への挨拶者選任について協議を行い、各教区選出の運営委員が挨拶を行うことを承認した。センターから全教区へ依頼状を送り、総会内で時間を提供して頂けるよう働きかける。第14回部落解放全国会議は2019年10月29~31日、関東教区での開催を承認した。テーマは、狭山事件と再審開始を覚えること、課題であった性差別問題に向き合うこと、を中心とする。
「部落解放Q&A」の作成は、草案を受けて協議を行った。今後のセンターの取組み姿勢を内外に示すものとして更なる精査が必要という点で一致し、次回運営委員会に再提出することを承認した。「天皇の代替わりに関する声明」は出席者より指摘や修正を受けた後、2019年の各教区総会に間に合うよう完成・公表することを承認した。
また、2019年度予算を承認した。 (後藤 慧報)