4月6日に第2回教団伝道対策検討委員会を、また、6月5日に第3回委員会を、教団会議室にて開催した。
第2回委員会においては、第1回委員会(1月30日開催)における石橋秀雄議長による教団の伝道推進のための発題と、それに対する意見等を踏まえた提案が石橋議長よりなされた。
提案の内容は、「祈祷運動-祈ろう-」(日本伝道推進の日を設けて祈ること等)、「信徒運動-伝えよう-」(伝道する信徒の養成等)、「献金運動-献げよう-」(献身の志が高められるように献金運動を展開する等)を柱として、教団における伝道の推進のために具体的な取り組みを進めるというものであった。
これに対して、「祈祷運動」についてはどのように展開しようとしているのか、宣教委員会や伝道委員会あるいは伝道推進室との関わりはどうなるのか、伝道する信徒の養成と共に伝道する牧師の養成が必要である、「献金運動」に関して一番大事なことは各個教会の経常会計の充実ではないか等々の意見・質問が出された。これらに対して石橋議長は、教団における伝道の推進のために教団全体において祈りがささげられ、献金がなされるような取り組みをしたいこと、そのために、教区議長会議を開催し、そこで各教区の現状を踏まえた意見や提案を述べてもらい、それをまずはお互いに聞き合うことから始めたいと述べた。
続いて、教団における伝道の進展を図るという視点から、教団の機構や財政を検討する小委員会を設置することとし、佐々木美知夫副議長を委員長に選任した。
第3回委員会においては、同日開催された今総会期第1回教区議長会議において、教団伝道推進基本方針の制定について協議したことが報告されたほか、教団機構・財政検討小委員会(佐々木美知夫委員長、小西望委員、佐久間文雄委員、予算決算委員長と総務幹事は常時陪席)を設置することを承認した。また、三役より「全国伝道推進献金」(案)の提案がなされ、協議をした。(雲然俊美報)