主を讃美する群れ
米倉美佐男
昨年の十月、「東支区の集い」を銀座教会で致しました。
メインゲストは韓国のソウルにあるイエス教長老会統合派のセムナン教会青年部のハンギリム讃美隊、スタッフも入れて総勢九〇名の大部隊でした。
彼らは、美しく、澄んだ、参加者の心に染み渡る讃美の歌声を献げてくれました。同行されたイー・スーヨン主任牧師の説教も会衆の心に良いメッセージを与えてくれました。
ハンギリムは古い韓国語で「心を一つにして神さまを讃美する群れ」という意味があります。国籍は違っても主にある交わりの素晴らしさを味わえた一時でした。
参加してくれた青年たちは自費で日本伝道のため福音を運んでくれたことを知り、胸が熱くなりました。伝道のために献げる喜びを知っているのです。
三宅島伝道所再建のために全国の諸教会に献金をお願いしました。再建費用総額は三千万円を越えます。二千万円は二〇〇〇年、一九八三年の噴火時に全国から寄せられた献金をプールしてあります。一千万円を全国にお願いしました。
昨年五月から月一度、伝道所礼拝を再開しました。現在伝道所の建物はなく、民宿をお借りして集会をしています。
会堂が早く与えられるようお祈り下さい。会員は心を一つにして島の復興の希望の光になるように祈っています。讃美する群れに祝福があるように。
(東京教区東支区長)