千葉の伝道は 千葉の皆で
内田 汎
東京教区に属する千葉支区は、東京都と神奈川県を加えた面積の一・五倍の広さがあり、千葉内房、東総、北総、東葛の四分区、六三教会・伝道所からなっています。
千葉支区の課題は分区間格差と教会間格差です。又どうしたら各個教会の足腰が強くなり、お互いを覚え支えあっていけるかにあります。
二〇〇四年度から「千葉支区諸教会宣教協力制度」が発足しました。
六月最終主日を「千葉支区の日」と定め、その日に千葉支区の宣教のために祈り、千葉支区宣教協力献金を捧げます。二〇〇五年度は四六教会・伝道所から、また長らく千葉で働かれたバレット宣教師の属する聖マタイルーテル教会からも献金があり、一一八万円が捧げられました。教師・正教師不在による聖礼典執行のため、特別集会実施のため、会堂・牧師館小修理のため、教師研修の補助などのために九三万円が用いられ、幾つかの貸出金のためにも積み立てられています。
各個教会の足腰が強められ、お互いを覚え、支えあうためにこの制度が更に拡充されることを願っています。
二〇〇六年度からこれまで名目だけであった財務部が実質的な働きを始め、支区負担金について検討しています。
更にそれが長期宣教検討委員会でも検討され、千葉支区にもっともふさわしい制度が出来ていくことでしょう。
(東京教区千葉支区長)