「日本プロテスタント伝道150年子どものつどい」(東京教区東支区)が、9月6日午後、銀座教会に、13教会308名(内、子ども120名)が集い開催されました。
この行事はプロテスタント日本伝道150年を覚え、次なる200年に向けた伝道の働きを子どもたちへ託すことを目指して企画したものでした。
第1部の讃美歌の伴奏が始まると日野原重明先生が会場に現れ、両手を挙げての指揮、続いて「命」についての50分間の授業を展開してくださいました。一ヶ月後に98歳になられるご自身の活力をアピールしながら、大切なものは目に見えないこと、神様から与えられている命も見えない、他の人のために生き、世界中が平和になるようにと、子どもたちに直に問い掛け、答えを求め、黒板に書かせ、演技させ、子どもの関心を引き付けながらの見事な展開で、大人を含め緊張と笑いの中で、会場全体が一つになって学んだ「命の授業」でした。
第2部は、教会毎の出席者の紹介、マジック(糸魚川初穂姉:銀座教会員)、ベルクワイアの演奏(番町教会8名)、腹話術(春風みやこ姉:ロゴス腹話術研究会)の実演に目を見張り、歓声を上げてすっかり寛いで礼拝堂での集会を終わりました。
第3部は、5・6階に移り教会別のテーブルで銀座教会手作りのおやつを戴き、4時過ぎ、それぞれ帰途につきました。
子どもたちにとって大勢の仲間が教会には居ることを知る貴重で楽しい機会となりました。緊張して聞いた日野原先生のお話しなど、この日のことが何時までも心に残るよう願っています。
子どもたちを中心に、支区内諸教会の交わりが深められたことは、主の守りと、参加された各教会の保護者・引率者のご協力の賜物で、150年を記念するにまことに相応しいつどいであったと感謝しています。
(長山信夫報)