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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団救援対策本部 第十七回会議

2013年1月22日

東日本大震災 日本基督教団救援対策本部 第17回会議 決議事項

日 時 2012年10月15日(月)午後1時30分~4時35分

会 場 教団会議室

出席者 委員 石橋秀雄、岡本知之、雲然俊美、北 紀吉、佐久間文雄、長崎哲夫、大村 栄、藤掛順一、

稲松義人、邑原宗男、秋山 徹

幹事 内藤留幸、藤盛勇紀、計良祐時、大三島義孝、野村和正、加藤 誠、飯島 信

欠席者 嶋田順好

陪席者 石井佑二(東北教区書記)、石井錦一(日本キリスト教保育所同盟)、

小宮山 剛(教師委員会委員長)

開 会

Ⅰ.聖書 詩編117編   祈祷 石橋秀雄本部長

Ⅱ.議事日程承認の件

石橋秀雄本部長は別紙資料に基づいて議事を進めることと陪席者の提案をし、議場はこれを承認した。

Ⅲ.前回記録承認の件

別紙第16回会議(2012年9月28日開催)記録案を承認した。

議 事

Ⅰ.報告事項

1.募金関係報告

佐久間文雄委員は、10月9日現在、国内募金が4億1157万8901円、海外からの献金が2億2847万6685円となっていることを報告した。

2.救援対策室会議報告(第15回10月4日、第16回10月15日)

長崎哲夫委員(救援対策室長)は別紙資料に基づいて救援対策室会議での検討事項について報告した。

続いて飯島幹事は海外の教会に向けて作成した支援依頼文書(日本語、英語、中国語)を紹介した。

また、計良祐時幹事が救援対策本部会計(9月末まで)の報告をした。

3.被災教区報告

(1) 奥羽教区

邑原宗男奥羽教区議長は別紙資料に基づいて、千厩教会が教団からの支援決定を受けてただちに会堂建築工事に入った(10月18日起工式)ことを報告した。

また、東日本大震災教区内被災教会支援会計(9月分)の報告をした。

(2) 東北教区

石井佑二東北教区書記は別紙資料に基づいて、被災者支援センター関係(ボランティアの動向、エマオ笹屋敷移転、スタッフ体制の現状など)、および、建物復興関係(再建復興状況、再申請内容確認など)の報告をしたほか、原町教会放射線量測定器購入費用支援申請、「こひつじキャンプ」実施、放射能問題対策室設置等を検討したことを報告した。

(3) 関東教区

秋山徹関東教区議長は、各被災教会において会堂・牧師館再建計画が進んでおり、申請書提出に向けて教区との折衝に入っていること等を報告した。

Ⅱ.審議事項

1.会堂・牧師館再建復興支援・貸付に関する件

東北教区から出された申請書を個々に検討し、以下の支援・貸付を決定した。

<支援>

・岩沼教会(宮城県)   1200万円

・鹿島栄光教会(福島県) 2100万円

・福島新町教会(福島県)  850万円

・安積教会(福島県)   200万円

・勿来教会(福島県)    70万円

・名取教会(宮城県)   400万円

6教会  計4,820万円

<貸付>

・岩沼教会(宮城県)   1200万円

・鹿島栄光教会(福島県) 2100万円

・福島新町教会(福島県)  850万円

・安積教会(福島県)   200万円

・勿来教会(福島県)    70万円

・名取教会(宮城県)   400万円

6教会  計4,820万円

2.救援対策室会議からの提案事項に関する件

(1) 救援対策本部2012年度事業計画・予算案について

第10回会議(3月23日)で提案され、第11回会議(4月27日開催)において検討した「救援対策本部2012年度事業計画・予算案」について、あらためてその内容を確認し、大枠においてこれを承認した。

(2) 2012年度の事業内容の検討について

教団が関わりをもっている個々の事業について検討し、それぞれの取り扱いについて決定した。

〔1〕継続支援事業で行ったもの

・東北大学寄附講座…教団として3年間支援することを約束済み。

・社会福祉施設支援…終了。

・3教区合同保養プログラム…資金を確保できた場合(海外の教会からの資金援助など)は申請してもらい、実施するか否かを判断する。

・こひつじキャンプ…終了(5回実施)。ただし、資金を確保できた場合(海外の教会からの資金援助など)は実施する。

・被災教会牧師等健康診断…終了(計61名が受診)。

・お茶っこサロン(遠野)…継続。

〔2〕新規支援事業

・大学奨学金関係…盛岡大学と尚絅学院大学に対して支援を実施する。

・東北教区放射能センター構想…同センター立ち上げとその後の運営は東北教区の責任においてなされるものであることを確認した上で、教団はそれに協力する(例えばJEDROを通して海外の教会に支援申請をする)ことを伝えることとする。

・アジア学院支援…アジア学院から関東教区に対して支援申請があった場合は対応する。

・東北教区ボランティア宿泊教会支援…終了(248万円を支出)。

・若林区七郷町内会支援…クリスマス集会等の開催のための支援をする。

・仮設住宅イベント費用…秋の旅行やクリスマス集会等の開催のための支援をする

〔3〕その後に出てきた事業

・こひつじキャンプ(第6回目)…実施済み。

・幼稚園・保育園被災職員見舞い…一律の見舞金を呈することを今後検討する。

・幼稚園・保育園職員被災車両支援(奥羽教区分)…実施する(総額2,509,137円)。

・東北教区放射能測定機器購入支援(原町教会から東北教区を通して2,978,250円の支援要請)…管理・運営体制、利用計画等を明記した申請書を提出してもらった上で検討する。

〔4〕3ヶ所のセンター(2013年3月末までの6ヶ月分)

・仙台エマオ…活動を継続する。

・石巻エマオ…活動を継続する。

・ハートフル遠野…今年度の活動は継続するが、その後の活動については今後検討する。

(3) 仙台エマオにおける教団派遣専従者の業務について

佐藤真史教団派遣専従者の勤務形態(勤務時間・日数、雇用期間、雇用保険など)の適正化について、業務状況等を確認した上で必要な対応をした。

(4) 救援対策室の今後のあり方について

救援対策室の今後のあり方(決裁可能な範囲など)について協議し、現段階では、これまで担ってきた事業の継続的な事柄や日常的な活動の範囲内での課題を扱うこととし、新規の課題については本部会議で検討することを確認した。

なお、第38回教団総会後、38総会期第1回常議員会が開催されて、救援対策本部の委員が新たに選任され、救援対策室も新たなメンバーで組織されるまで、現在の委員とメンバーがその働きを継続して担うことを確認したほか、どうしても検討しなければならないことが起こった場合は、新三役と新総幹事で対応することとした。

また、上記の事柄について第7回常議員会において承認を得ることとした。

(5) 海外の教会への支援依頼について

飯島幹事が台湾と韓国に出張し、これまでの教団の救援活動の報告と、それに対する海外の教会からの支援に対するお礼を伝え、さらに新たなる支援の依頼をすることを承認した。

また、ドイツにおけるEMSの会議(11月)に秋山徹委員が出席する予定であるので、その際、同様に報告・お礼・支援依頼をしてもらうことを承認した。

3.『東日本大震災救援対策本部ニュース』発行の件

大村栄委員が、『東日本大震災救援対策本部ニュース』第6号を発行したこと、第7号は12月に発行する予定であることを報告した。

Ⅲ.次回(第18回)会議開催予定

2012年11月19日(月)午後2~5時、教団会議室にて開催する。

閉 会 祈祷 北紀吉委員

※これは、教団救援対策本部会議の正式な議事録ということではありません。

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