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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

2024 年能登半島地震教会等再建支援募金のお願い

2025年3月3日

2024年能登半島地震教会等再建支援募金のお願い

2024年能登半島地震教会等再建支援募金 (略称:能登再建募金)
目標額7千万円 
募金期間:2025年3月から
郵便振替:00150-2-593699 
銀行:ゆうちょ銀行 
種目:当座 
店名:〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
口座番号:0593699 
名義:日本基督教団社会委員会 

※通信欄に「能登再建募金」とご記入ください。 
※なお、人道支援募金も引き続き社会委員会で呼びかけております。

 「能登は伝道の最前線だ」という言葉を先輩牧師から何度も聞いていました。それは、能登の伝道は困難に満ちているということと、それだけに神の祝福も大きいということを意味している言葉です。

 2024年1月1日にその能登を大きな地震が襲いました。あれから1年が経過した1月6〜7日に、被害のあった教会並びに幼稚園を訪ねました。輪島教会では、1年が経過してようやく解体工事が始まったばかりでした。公費で解体されるのですが、その順番が回ってくるまで1年の歳月が必要でした。その間、牧師は半壊して傾いた牧師館での生活を強いられ、強靭な精神の持ち主でなければ耐えがたい日々であったに違いありません。

 今回の地震の前、2007年にも能登を地震が襲いました。その時は七尾教会牧師館と羽咋教会富来伝道所が被害を受けましたが、皆さまの支援によって再建されました。今回の地震では魚津教会、羽咋白百合幼稚園、七尾教会と隣接する七尾幼稚園、輪島教会が大きな被害を受けました。特に今回の地震の特徴として、地盤の液状化及び隆起によって、羽咋白百合幼稚園園舎と園庭、そして輪島教会が全壊、牧師館は半壊という大きな被害を受けました。また、羽咋教会と羽咋教会富来出張伝道所も軽微ながら被害を受けています。能登は今、2度目の地震被害、そして、復興作業は遅々として進まない中に置かれています。

 被災直後から全国の諸教会並びに関係団体から日本基督教団社会委員会や中部教区を窓口にして多くの献金が寄せられており、緊急支援やボランティア派遣などに用いられています。1年を経てようやく再建の見通しが立てられるようになり、寄せられた献金を大きく用いることができる兆しが見えてきました。日本基督教団は、昨年12月の常議員会で「2024年能登半島地震被災教会会堂等再建支援委員会」を立ち上げ、これまでの献金を再建のためにも用いることとしました。現在の再建に用いることのできる献金額は、社会委員会に寄せられた約8千万円(ボランティアに用いる約700万円を差し引いた金額)と中部教区に寄せられた約5千万円の合計1億3千万円ですが、今回の地震の特徴である地盤の隆起と液状化対策を支援するためには、なお7千万円の不足が生じています。そこで、全国の諸教会・伝道所ならびに教団関係団体に、合計2億円の支援の中の不足額である7千万円を献金していただきたくお願い申し上げます。

 能登を訪ねて感じたことは、「能登を忘れないでほしい」という悲痛な祈りでした。それを受けて当委員会では、各教区へ能登の教会・施設に励ましの葉書を出そうという呼びかけをしております。地震から1年が経過しましたが、どうぞ、能登の声に応答していただけますようにお祈りとご協力をお願いします。

 輪島教会の歴代の牧師の一人が、能登のために御言葉を添えてくださいました。「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを知っています。」(ローマの信徒への手紙8章28節)。この御言葉に信頼して、共に再建の重荷を担ってくださいますようにお願いします。

2025年3月

2024年能登半島地震被災教会会堂等再建支援委員会
委員長 宮本義弘
委員 岡村 恒 守安久美子 宮本 修

趣意書(PDF)

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