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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

2018年西日本豪雨 被災地被害状況とボランティア活動

2018年8月15日

2018年西日本豪雨 被災地被害状況とボランティア活動

日本基督教団救援対策委員会(責任者:総幹事秋山徹)

東中国教区(倉敷市真備町)、西中国教区(広島市安芸区他 呉市天応・安浦地区他三原市)、四国教区(大洲市 宇和島市吉田町・三間町)に集中的に被害が発生しています。幾つかの教会(三原教会 伊予吉田教会 三間伝道所牧師館)も被災しましたが、各教区・地区(分区)の支援によって速やかに復旧が進められました。しかし教会のある地域の復旧には目途が立たず、信徒のお宅を中心に支援活動が続けられています。今回の特徴は、東日本大震災のように教団独自の“ベース”を設置するのではなく超教派の支援活動の中で、被災地域にある教団の教会、教職、信徒がボランティア活動を行っている点です。日本基督教団としては、各教区を通して、それぞれの支援活動に協力して行きます。

<倉敷市真備町>

東中国教区議長大塚忍牧師(岡山教会)は、「岡山キリスト災害支援室(岡キ災)」に、

立ち上げ当初より参加、「せとうちYMCA」と連携しつつ、「岡キ災」に協力しています。

「岡キ災」は「日本聖約キリスト教団広江教会」にベースキャンプ(倉敷ベース)を置いて、被災地へボランティアを派遣しています。真備地域の被害は甚大かつ広域にわたりました。しかし、洪水深度が5mを越した地域も多い中、比較的砂や泥が少なかったことによって、ワーク(支援作業)に重機を必要としないところもあり、家屋へのダメージも浸水のみにとどまっています。

行政や社会福祉協議会とともに、キリスト教系以外も含めて数多くのボランティア団体が活動中ですが、その中にあって、「岡キ災」は、「せとうちYMCA」他複数のキリスト教系の支援団体とともに、要請のあった家屋の床板や壁板を剥がし、漏電の工事・洗浄・吸い取り・消毒・乾燥など、“専門業者顔負け”の丁寧なワーク(支援作業)を行っています。

「岡キ災」の活動は10月迄としていますが、真備町の復旧と復興は長期に亘ることが、予想されます。

<岡山キリスト災害支援室(倉敷ベース)情報>

岡山県倉敷市広江5-2-25

日本聖約キリスト教団広江聖約キリスト教会内

【ボランティアに関する相談】

086-436-6963(AM7~PM5)

ok.kurashiki@gmail.com

【ボランティア申し込みフォーム】

https://goo.gl/forms/PWDk90dpW8JPID5w2

 

 

 

<呉市天応・安浦地区>

被災発生直後から、呉市内にあるキリスト教会に、信徒からの被災情報が数多く寄せられました。教団の二つの教会(呉平安教会:小林克哉牧師 呉山手教会:三矢亮牧師)にも、寄せられました。そうした状況の中で、インマヌエルキリスト教会の内山忠信牧師が中心となり、牧会の延長線上の働きとして、自然発生的に「呉ボランティアセンター」が立ち上がりました。「キリスト教会広島災害対策室」とも連携しながらキリスト教系支援団体の協力の下、大きな被害が集中している天応地区や安浦地区にボランティアを派遣しワーク(支援活動)が行われました。被害状況(家屋の奥まで真砂などが堆積)から人の手によるワークでは対応できないことが判明し、重機(ダンプ シャベルカーなど)を借り入れての作業が続けられています。ここでの働きの特徴は、早い段階から、地元の社会福祉協議会と連携し、地域の信頼を得ながら支援活動が行われたことです。西中国教区の小畑太作議長(宇部緑橋教会牧師)もこの働きを受け止め、教区内の他の被災教会や地域と同様、教区として積極的に協力する体制にあります。

現在、8月10日迄で初動の支援活動には区切りをつけましたが、これまで支援活動を行った地域や人々のために、一週間に2日を目途に、支援活動を続けて行く予定です。なお、今現在のボランティア活動は、呉市ボランティアセンターへの直接登録となります。宿泊・交通手段なども、原則、各自あるいは各団体(チーム)で責任をもっての参加となります。

<呉天応・安浦地区などのボランティア情報>

http://kuresc.net/svc/?page_id=235#satellite_tennoを参照。

最新情報はfacebookページで配信中。

https://www.facebook.com/kuresaigai/

 

「キリスト教会・呉ボランティアセンター」へのボランティア派遣及び支援のお願い

 

<大洲市 宇和島市伊予吉田町・三間町>

四国教区南予分区の大洲市と宇和島市伊予吉田町・三間町などに集中して被害が発生しました。伊予吉田教会と三間伝道所牧師館が床上浸水などの被害を受けました。早急に、黒田若雄議長(高知教会)を中心に「災害対策本部」が設置され、南予分区の教師たちによって復旧が図られました。また、南予分区の信徒のお宅などにボランティアを派遣し、支援活動が行われています。四国教区と宣教協約のある「在日大韓基督教会新居浜教会」や「在日大韓基督教会関西地方会」からも、早い時期からボランティアが派遣されワーク(支援活動)が開始されました。その時の宿泊は、大洲教会信徒の関係で地元のユースホステル(閉館中)が提供されました。四国教区も超教派の支援組織である「四国キリスト災害支援会」と連携しつつ、支援活動を続けています。

<四国教区 ボランティア情報問い合わせ先>

四国教区事務所(089-958-1407)

または、shlemiel@outlook.com  ℡:070-4093-1039

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