【4734号】2011年 秋季教師検定試験 正教師受験11名不合格、厳しい結果

結果を神からの問いとして謙虚に受け止めて

2011年秋季教師検定試験は、9月13日(火)~15日(木)、大阪会場(大阪クリスチャンセンター)において行われた。
今回の受験者総数は78名。その内訳は正教師58名(再受験者3名を含む)、補教師19名(Aコース再受験4名、Bコース再受験3名、Cコース12名)、転入1名であった。
正教師の合格者は29名、不合格者は11名であった。残る18名は保留となっている。
また、補教師の合格者は7名、不合格者は2名であった。2名が保留、さらにCコース受験を継続する者は8名である。教師転入者1名は合格であった。
学科試験の得点が合格点に少し足りなかった受験者については即不合格とはならず、判定が保留される。その場合、レポート課題が与えられ、後日その提出物によって合否の再判定を受けることになっている。
検定試験第1日目、東野尚志委員長の司式により開会礼拝を全員で献げた。マルコ4章1節以下が説き明かされ、主ご自身が御言葉の種を蒔き続けてくださる、その希望に満ちた営みに応えるべく我々は伝道者として立てられる、との励ましを与えられた。
その後、正教師会場(2階)と補教師会場(3階)に分かれてそれぞれ学科試験が行われた。また、2日目と3日目には全体会と個人面接がそれぞれ行われた。
全体会においては教師検定委員会のメンバーがそれぞれ短く自己紹介をしたのち、委員長による講評があった。
その中で、各受験者に送られている要綱に掲載された「第37総会期教師検定委員会方針」について、丁寧な解説がなされ、この度の教師検定試験が「主の召命に応えて日本基督教団の宣教を担い、主の教会に仕える教師を送り出すために、教憲教規に基づき、教師検定規則に則って実施される」という筋道においてなされることが改めて明示された。
検定試験を通して伝道者としての召命は、より確かな客観性を帯びたものへと深められていく。その積極的な意味を踏まえ、各受験に告げられる判定結果を、謙遜に受け止めて欲しいとの希望が述べられた後、前日に行われた学科試験の結果についての、全体的なコメントが次のようになされた。
教憲教規・宗教法人法は、実際に運用される場合、両者の呼応関係についての一定の認識が求められる。少なからざる答案にその面で不足が感じられた。諸手続きが持つ法理念にも正しい理解をしていただきたい。
旧約神学では、聖書の御言葉をつなぎ合わせただけの答案が目立った。関連する御言葉から神学を展開することが求められている。準備の際には欲張らず、きちんとした図書を一冊丁寧に読むとよい。
新約神学では、説教準備において頻繁にお目にかかる神学者の名をあげての出題をした。避けて通れない神学者については一定の弁えを持つと普段の準備が生きる。
教会史は例年同様、準備の度合いが答案にはっきり現われ出た。過去に出題された問題を誠実にこなせばそれなりに力がつく。
代表的事項を押さえるだけではなく、通史の中に正しく位置づける努力をし、生きた教会の歴史に対するセンスを養っていただきたい。
組織神学はCコース受験者において、浅い回答が見受けられる。教義学の基本を押さえ、組織的に論述する力を身につける努力をしていただきたい。
面接について、これを試験と位置づけておこなうことが、先の第2回委員会で決定され、そのように実施された。
従来、受験者は面接時の冒頭で結果を告げられた後に提出物(試験に先立って説教・論文などが課され、審査済み)のコメントを担当委員から聞くという形であった。
今期よりこれを改め、若干の試問に答えた後に、いったん退室し、委員会で協議決定した総合的な判定結果を、再入室して聞き、その上で提出物のコメントを聞くという形となった。不慣れによる混乱もなく、全日程を終えることができた。感謝である。
(渡部和使報)

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