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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【5051号】教師継続教育研修会・教師委員会(2面)

2026年9月26日

あなたが立ちに直ったら−しくじりと失敗を糧に

 8月17〜19日の日程で、「2026年度教師継続教育研修会」が開催された。主題は「あなたが立ち直ったら−しくじりと失敗を糧に」。伝道・牧会の現場に遣わされて10年未満の者を対象に行われた研修会。対象参加者9名は仕える教会や学校での悩みや戸惑いを抱えつつ、何か手がかりは得られないかという求めを抱いて集ってきた。

 一日目の小泉健教師(成瀬が丘、東京神学大学)による講演では、実践神学の特に説教を指導してきた立場から、説教を巡って語られた。問題を抱えた人への関わり方が不十分だったこと、またその人たちを心にかけながら説教の言葉として語れなかった経験が伝えられた。また説教において自分を語るだけの傲慢と、自分を語らない怠慢があることも指摘された。またペトロやパウロのようにつまずいた者たちが、わたしたちを見なさいと語る者にまで変えられていることにも、しくじり・失敗の意味を考えさせられた。

 二日目は小宮山剛教師(逗子)による講演。39年の伝道・牧会の経験から、失敗を重ねてきたことは数知れないが、その失敗をイエスさまが用いてくださると語られた。最初の任地であった輪島教会では、自分では何もできないように見えても神さまが働いてくださることを体験してきたことを具体的に語られた。人がことをなそうとするのではなく、神さまのお働きに仕えるのが牧師であり伝道者であると、経験に裏付けられた言葉として力強く語られた。自分に頼るのではないからこそ、失敗も絶望ではない。神さまの御手の中では、わたしたちの失敗も無駄にはなさらないと励ましの言葉も語られた。

 三日目は関谷直人教師(同志社大学神学部)による牧会講話。ワーシップソングを一緒に歌い場を温めるところから講演が始まる。「交流分析(TA)」、「認知行動療法(CBT)」、非暴力コミュニケーション(NVC)」の観点から伝道・牧会の現場でトラブルが起こったり、教師自身も傷つくことや、対立することを減らせるのではないかと語られた。

 講演のみならず繰り返しみ言葉に聞いた研修会に、参加者それぞれが励まされる三日間とされた。全参加者22名。

 研修会後、第9回委員会も開催された。特に戒規申請の受理の判断を巡っての議論が中心となる。信仰職制委員会による答申集142の「教区常置委員会を通じて」の解釈について確認する必要があるとの意見も出された。(清藤 淳報)

教団新報
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