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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【5050号】アジア学院 ボランティア・日本人学生募集(3面)

2026年8月22日

「共に生きてみる」コミュニティに踏み出して

 アジア学院は、「共に生きるために」をモットーに、アジア、アフリカ、中南米等の「農村コミュニティリーダー」を学生として招き、リーダーシップ研修を行っている学校です。文化や宗教の異なる多様な人々が共に土の上で働き、共に食べる共同生活を中心に据え、公正で平和な社会実現のために実践的な学びを提供しています。

 このコミュニティに日本人も参加できることをご存じでしょうか。3ヶ月〜1年の住み込みボランティア、ご自分のペースでサポートする通いボランティア、1週間から学院の生活を体験できるワーキングビジター、そして4月から12月の間、世界の農村コミュニティリーダーと肩を並べて学ぶ日本人学生。実は色々な関わり方があるのです。

 今回は特に住み込みボランティアの生活をご紹介します。住み込みボランティアは、学院の寮で暮らし、世界各地からの学生や職員と寝食を共にしながら学院の働きをサポートします。朝は6時半のラジオ体操に始まり、「フードライフワーク」(野菜作物やニワトリ、ブタ、ヤギの世話、炊事といった、自給自足のための作業)に励み、作業が終われば自分たちで育てた食物で作られた朝食を皆で囲みます。毎日チャペルで行われる「朝の集い」では、一人ひとりの学院メンバーが自分の歩みや信仰を語ることを通して、互いを理解し、霊的に成長していきます。日中は様々なセクションで職員と共に働きます。農場はもちろんのこと、キッチンでの昼食準備、広報や訪問者対応、学生募集等の事務仕事といった様々な活躍の場があり、各々の希望と学院のニーズに基づいて決めたセクションでサポートをしていただきます。夕方もフードライフワークを行い、夕食を囲み、一日を終えます。

 アジア学院の住み込みボランティアは、単に農場やNPOの仕事を手伝うこととは一線を画します。ここでボランティアをすることは、多様な人々の命に触れ、食べものとして私たちの命を支える自然の命に向き合い、「共に生きる」ことを追い求めながら実際に「共に生きてみる」コミュニティに加わることです。普通に生活していたら出会えないような人々と人格的に出会い、共に土の上で汗を流す経験は、何を大切にして生きるのか、平和とは何かといった問いにじっくりと向き合わせてくれることでしょう。

 ボランティアになるために実務経験は必要ありません。また、学院の公用語は英語ですが、多くのコミュニティメンバーにとって英語は母語ではなく、世界の様々なアクセントの英語がキャンパス内にあふれています。流暢に話せることよりも、積極的にコミュニケーションをとる意欲と、互いに理解しようとする姿勢が大切です。

 毎日の仕事や学業から離れて生き方を考えてみたい方。第二の人生、培ってきたスキルで人の役に立ちたい方。出会ったことのない何かに出会いたい方。アジア学院のコミュニティに、一歩踏み出してみませんか?

(江村悠子報/アジア学院総務補佐・支援者サポート、桐生東部教会員)


【ボランティアの声】

大藪さつき

《名古屋中央教会員》

 私がアジア学院でボランティアをしたいと思った理由は、英語での円滑なコミュニケーションができるようになりたかったからです。それも英会話教室などではなく、生活を通して言語以外のことも学びたいという思いからアジア学院での滞在を決めました。

 アジア学院では、20か国以上の国や地域出身の人々が共に暮らしています。アジア学院は英語を公用語としていますが、アジア学院で暮らすメンバーには英語が第一言語ではない人も多く、イントネーションや言い回しも様々でした。流暢かどうかに関係なく、一人ひとりが積極的に会話をしていました。そんなアジア学院で生活をしているうちに、私は英語への苦手意識も気にすることなく自然に会話をするようになっていました。「正しい英語」に囚われていた自分や、大切なことは「伝えたい」「理解したい」という情熱だと気づかされました。

 言語以外にも、書き尽くすことができないほどたくさんのことを学びました。学んだというよりも、多くのものをいただいたなと振り返っています。毎日食事を共にし、畑で汗を流し、歌をうたい、語り合いました。毎朝の礼拝では、アジア学院のメンバーのうち1人の話をみんなで聞く時間があります。ある時は、30代にして5回の紛争で大切な家族を失った人の話を聞きました。アジア学院で生活をしている最中にも故郷が紛争状態にある人もいました。遠く離れた国の出来事が、共に過ごすメンバーを通して自分に迫ってくる感覚がありました。アジア学院のメンバーとして、多くの命や人生に触れた期間でした。

 ボランティア期間が終わった後も、ビジターとして何度もアジア学院を訪れては大切な価値観に立ち返らされています。混沌とした世の中にあって、アジア学院で実践されている生活は私たち人類が目指すべき姿だと強く思います。

 どうか、少しの勇気をもってアジア学院の門をたたいてみてください。


アジア学院 ボランティア募集

◎対象年齢 20歳以上

◎期間 3ヶ月〜1年(9ヶ月以上の方を優先します)

◎開始時期 随時

◎応募〆切 ボランティア開始希望日の1ヶ月前

*注意 ボランティア応募前にワーキングビジターとして体験することをお願いしています。

◎詳細・応募方法 リンクをご覧ください(https://ari.ac.jp/volunteer?ari=info

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