兵庫
27年度伝道資金の交付申請をしないことを決議
第80回/「合同」後57回兵庫教区総会が5月31〜6月1日に神戸栄光教会で、対面を中心としながらオンライン出席も含めて行われた。上程された議案についてすべて可決され、法定議案以外では、正式な議案名は省略するが主に以下のようなものが上程されそれぞれ可決された。
「教団伝道資金に関する件」について、兵庫教区ではかつての教区活動連帯金制度のように財政規模に応じた拠出と、互助の精神に基づいた活用がされることをこれまで望んできた。この意思表示として、これまで兵庫教区では以前の制度による拠出金額を計算し申請をしてきた。しかし、現制度の問題性を改めて訴えるために、制度が変更されない場合は2027年度の伝道資金は交付申請しないことを決めた。これまでの自分たちの姿勢を問い直すものでもある。
教団総会に提出する議案として、「教師問題・教師制度問題に関する議案」では、二重教職制度について、実際の問題として補教師の聖礼典執行が認められないことを教団史における経緯だけではなく、補教師を招聘し主任担任教師とする教会/伝道所における経済的不利益も課題として見直しを求めている。次に「教団にセクシュアル・マイノリティ差別に向き合うことを求める議案」は、2025年度の常置委員会において、これまで教区で取り組まれてきた課題をいくつか取り上げ、継続して集中審議を行い、その中の一つに「セクシュアル・マイノリティ差別への取り組み」があり、その議論が議案として実を結んでいる。すべての差別がなくなることを願いながら、セクシュアル・マイノリティ差別への取り組みをキリスト教(教団)として行うことを求めている。「教団機構改定に関する議案」については全教区選出の議員が揃うまでの議論凍結を求めている。まずは沖縄教区に信頼してもらえる教団形成を考えることが急務であると考えている。
また緊急議案・建議として「文部科学省が認定した教育基本法違反に違和感と疑問を公にする件」、「高市早苗内閣総理大臣に『国家情報会議設置法』ならびに『国家情報局法案』『スパイ防止法案』について反対する声明を出す建議」、「国旗損壊罪に反対する声明を出す建議」がそれぞれ上程され可決された。
准允1名、按手1名がそれぞれ行われ、二重教職制度の課題を皆で受け止める責任を告白しつつ、そして自らを問いつつもお二人に豊かな祝福を祈った。兵庫教区ではほかにも様々な課題があり、互助制度の運用も非常に大きなものである。様々な違いがありながらも、集い、出会う中で共同体として集められたことを実感した2日間であった。
教団総会議員選挙結果
【教職】森なお(加古川東)、松本あずさ(はりま平安)、小栗献(神戸聖愛)、山本一(伊丹)、若林一義(芦屋西)、桝田翔希(尼崎)、大仁田拓朗(甲子園)、山本桂子(但馬日高)、新谷和茂(高砂)、高橋爾(須磨月見山)、新堀真之(甲東)、乾元美(神戸神愛)、小林聖(豊岡)
【信徒】北村大昂(豊岡)、有森和可奈(北六甲)、糸原由美子(神戸栄光)、堀奈々絵(須磨月見山)、宮川正徳(高砂)、増岡広宣(西宮門戸)、柳谷舟子(甲南)、梅村新(西宮一麦)、笠水寿子(兵庫)、小笠原務(東灘)、橘利昭(高砂)、柳あつ子(須磨)、奈良昭彦(志筑)
(桝田翔希報)






