「かもしか」のように
小谷 朋子さん
小谷朋子さんは、甲子園で生まれ、六甲おろしを聞きながら育った。看護師と福祉専門学校講師の二足の草鞋で日々頑張っている。神様から看護や人を育成する賜物を与えられ、それを天職として活かしている。 小谷さんが教会に行くようになったきっかけは、介護が必要なクリスチャンの友人にある時、「兵庫松本通教会の礼拝に同行してほしい」と依頼され、付き添いという形で礼拝に出席したことだった。それ以来、介護の付き添いということで礼拝に出席し続け、次第にキリスト教の信仰に関心を持つようになったという。当時の牧師、廣瀬満泰牧師が新居浜市へ転居したことに伴い、新居浜教会にも3ヶ月に1度のペースで礼拝に通うようになり、2020年7月に新居浜教会で洗礼を受けた。 教会での奉仕は、子ども食堂や礼拝後の教会ランチの手伝いを積極的に担っている。明るくユーモアのセンスもあるので、子ども食堂のボランティアの女子高生たちともすぐにお友達になり、彼女たちとラインやインスタグラムなどで交流を楽しんでいるという。その甲斐もあり、新居浜教会の礼拝は若い人が増え、毎年、若い世代の洗礼者が与えられている。まさに教会と子ども食堂との懸け橋的存在となっている。 好きな讃美歌は、讃美歌21・451番「くすしきみ恵み」、讃美歌21・434番「主よ、みもとに近づかん」。好きな聖句はコリントの信徒への手紙一10章13節「神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます」。洗礼名は「ドルカス」、かもしかのようにフットワーク軽く、奉仕活動に励んでいる。