センター全体で差別の課題に取り組んでいくために
第2回臨時運営委員会を6月28日にオンラインにて、第3回定期運営委員会および活動委員会との合同協議会を7月28〜29日に大阪クリスチャンセンターにて開催し、大きくは2つの課題、①センター対外業務において発生した問題について、②活動委員会との協力体制について、時間を費やし議論した。
元より活動委員会と運営委員会は車の両輪であり協力しあってゆくものであり、昨今、WEB環境も整いつつある中で、活動委員会の様々な活動に運営委員も積極的に関わりながら、差別問題について共に学んでいくこと、そして、積極的な交流と情報交換をしていくために両委員会の陪席等についても検討していくことを確認した。
①についても活発な議論がなされ、問題解決に向け更に歩みを進めることができたと思われる。自省を込めつつ、この課題にセンターとして取り組んでいくことを確認した。
運営委員会では主に以下の議題を決議した。
③活動委員補充と辞任の承認。
④2025年「第16回部落解放全国会議」を奥羽教区での開催を目指して打診。
⑤カナダ合同教会からの献金は、センター2階リフォーム費、2024年2月に沖縄で開催される「9条世界宗教者会議」ユースプログラム参加費等の補助、部落解放劇等のこれまでのセンター活動の歴史を世界に発信するためなどに用いていく。
⑥規程等見直しのため2023年度「部落解放センター奨学金」募集は行わない。
⑦2024年夏、ドイツで開催されるEMS(Evangelical Misson in Solidarity)主催のカンファレンスに足立こずえ活動委員長と上野玲奈主事を派遣。
その他「部落解放祈りの日礼拝」開催報告、9月開催の「第15回部落解放全国会議 in 京都」、2023年10月と2024年3月に予定している「部落解放ユースゼミナール」の計画等の案内と報告を受けた。
(西川幸作報)