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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4993・94号】人ひととき(4面)

2023年3月25日

神と人とに助けられて

上尾合同教会員
金刺 裕美さん

 30年以上に渡って関東教区事務所で働く金刺裕美さんは、幼い頃、大宮で育った。工場を営んでいた父が、仕事仲間の保証人となったことで一家は大きな負債を背負う。裕美さんは高校卒業後、浪人をしながら幼稚園でヘルパーとして働いた。この頃、駅で偶然、高校時代の友人と再会。友人はキリスト教に基づき幼児教育の教員養成を行う草苑学園の夜間に通っていた。この友人の強い勧めにより、免許取得を目指して入学を決めた。
 初めてキリスト教に触れた裕美さんにとって、キリスト教に関する授業は全く分からなかった。「ついて行けない」と思い退学を申し出たところ、先生から3か月、教会に通ってみてから判断するようにと言われ、大宮教会の門を叩いた。教会に通う中で主を信じて歩む人々の姿に接し、主イエスと共に歩むとはどういうことかを具体的に示された。卒業時に受洗、卒業後は上尾富士見幼稚園に就職した。友人が「橋渡し」をしてくれたと振り返る。
 結婚、出産を機に幼稚園を辞め子育てに専念。40歳の頃、教区の事務職員を引き受けた。当初は教職の主事がいたが、途中から主事を兼任。教区の行事の準備、社会保険の手続き、牧師のケアなど多岐にわたる働きを担うようになる。真剣に祈るようになったのもこの頃からだという。祈りつつ励む中で、不思議なことに様々な助け手を与えられた。神は耐えられないような試練に遭わせないとの御言葉に支えられて歩んで来た。
 教区で仕える中、何よりも経済的に厳しい教師が支えられることを願っている。月の初めにナルドの壺(互助)献金を教会に送り、教区のために部屋を提供してくれる大宮教会に感謝献金を届ける時、「橋渡し」をさせていただいている喜びを覚えるという。

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