機構改定スケジュールについて協議
3月5日、オンラインで、第10回教団伝道対策検討委員会を開催した。
前回記録承認後、岸俊彦教団伝道推進基本方針展開検討小委員長は、「全国伝道推進献金」の中間報告をしたほか、『信徒の友』の「日本伝道の推進を祈る日」の記事について、今後、教団公式ホームページに掲載する予定であることを述べた。
次に、久世そらち教団機構改定検討小委員長は、「『教団機構改定に関する検討資料』についてのQ&A」について、特に意見は寄せられていないことを報告した。
協議事項として、教団の伝道の具体的な推進のために、教団が出版局の本や『信徒の友』を買い取り(献金などによる)、小規模教会や教師検定試験受験者等に配付することについて話し合ったところ、次のような意見が出された。「『信徒の友』を配られても、どのように用いたらよいか分からない」、「出版局の応援になるということは分かる」、「出版局の経営改善の取り組みの見通しが出てから行なってはどうか」、「今はなかなか献金が集まらない」、「教団の伝道推進の取り組みを共有するために、ぜひ『信徒の友』を全教会・伝道所に配付してほしい」。協議の後、継続審議とした。
続いて、今後の教団機構改定の検討スケジュールについて協議したところ、次のような意見が出された。「通常通り教団総会を開催する場合だけではなく、開催できない場合のことも検討する必要がある」、「教団総会を開催したとしても時間的な制約等があることが考えられるので、教団総会議員数の減員の議案のみを分割して審議してはどうか」、「機構改定議案は分割しないで、全体を上程してほしい」、「機構改定については教区での議論が深まっていない」、「沖縄教区との関係のことも考え、丁寧に進める必要がある」。協議の後、今後さらに検討することとした。
(雲然俊美報)