【4928・29号】人ひととき 加藤 功子さん 賛美において 分かち合う日まで

病気でしばらく休んだ後、礼拝に行くと驚くことがあった。エレキギターを大音量でかき鳴らしている男性がいた。聞けば奥さまを亡くされたが、その無二の友人が教会員にいて、追悼の思いを携えて来て何週かギターを礼拝後に披露しているというのだ。

圧倒される教会員も多かったが、加藤さんは心惹かれるものがあった。

若い頃からクラシックギターの音色が好きで、楽器も手には入れていた。何十年も放ったらかしであったが、ふと再び手に取ってみた。つま弾く音色は美しく、本気で習いたい思いが湧き上がった。くだんの男性に弟子入りを申し込んだ。

メキメキ上達……というわけには、決していかなかった。新しいコードを押さえるのも、ままならない。

加藤さん曰く「Fのコードは、汚いですね」。

師匠曰く「そりゃあなたの押さえ方が汚いんだ」。

遅々たる歩みながらも、大いに笑いを交えながら、楽しいレッスンが続いた。正攻法でコードを弾くだけでなく、息抜きの仕方も教わった。第一弦だけで「禁じられた遊び」のメロディーを奏でることができ、少しだけ自信が持てるようになった。一緒にレッスンを受けた初心者がコードの少ないこどもさんびかの一曲をストロークで、加藤さんは自分の好きな弾き方のアルペジオで、二重奏の伴奏ができたことは嬉しい思い出になっている。

まだまだ人前で披露するような腕前ではない。それでも、教会の仲間たちが牧師を含めて、自分の得意分野の楽器で賛美をリードしている姿を見ると、自分もその役目を務めようという思いが厚くある。素直に自分が好きだと思えるクラシックギターの音色を、ゆっくりではあるが少しずつ成長させて、皆と賛美において分かち合いたいと切に願っている。

秋田桜きょうかいいん。今年の教会の賛美礼拝にはギターではなく、歌唱で参加

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