【4892号】第41回教団総会 礼拝「福音伝播の命令」 開会・逝去者記念・聖餐礼拝を献げる

 総会三日間を通して、出席者が共に主を仰ぐ礼拝で一日の日程が始められた。

 開会礼拝では、教団総会史上初めて海外から説教者を招いた。李秀英牧師(大韓イエス教長老会)は洛雲海牧師(長老会神学大学校)の通訳を介し、「福音伝播の命令」と題して、マルコによる福音書16章15~20節の御言葉を説き明かした。ご復活の主イエスは弟子たちに現れ、宣教命令を与えられた。この伝道の使命には、三つの危険が伴う。死と迫害、狂気に陥っているのではないかとの非難、福音が伝統と食い違うという糾弾である。相手の心を乱すことが倫理的伝統に反するとタブー視される日本では、心を揺さぶる福音の伝道は批判されるだろう。しかし、主の命令である伝道は、常に伝統よりも大切である。李師は、日本の教会が伝道を志すのは誠に尊いと語り、主が教団を力強く導かれ、宣教命令を遂行する教会とならしめてくださるようにとの祈りで説教を結んだ。

 二日目の逝去者記念礼拝では、横山良樹牧師(半田)が「『衣鉢』を継ぐ者」の題のもとに列王記下2章6~18節から説教を語った。エリシャは、預言者エリヤの後継者として彼の霊を受けたいと切実に願い、ヨルダンに発つエリヤから離れようとしなかった。エリヤは初めの歩みへの立ち帰りを示唆するその旅にエリシャを伴い、その道すがら、召命は人の思いによらず神の御心の表れによるとエリシャに告げた。その後、エリヤが火の戦車に乗って嵐の中を天に上ってゆく様を見たエリシャは、そこに神のご臨在を確かに目撃し、人の思いではなく、主の御旨のみを求める者に新しく造り変えられ、主に従う歩みを始めた。第40回総会期に逝去された教団教師・宣教師は、主の召しを受けて献身され、福音を伝道し続けた方々である。御心によって後継者が立てられてゆくことを信じて進み続けたいとの結語の後、逝去者128名の氏名が読み上げられた。

 三日目には、黒田若雄牧師(高知)がエレミヤ書31章15~17節から聖餐礼拝説教「あなたの未来には希望がある」を語った。神の守りがあるからこそ、戦いに必ず勝利すると信じていたイスラエルの民にとって、バビロンに大敗を喫したのは神に見捨てられたことを意味した。未来への希望を失った彼らに、神は「あなたの苦しみは報いられる」と語られた。これは、絶望に沈む民を今、主は見捨ててはおらず、今後も必ず共におられると告げる神の決意宣言である。神は主イエスを世に遣わして、この決意の証としてくださった。この主が、私たちを未来へと導いてくださることにこそ、私たちの希望がある。1945年に空襲に遭って内部が全焼した高知教会は、その四日後に焼け跡で主日礼拝を献げ、1ヶ月後には1名の受洗者を与えられた。人の目にはすべての希望が失われたように見える中でこそ、神は希望の光を与えられる。祈りの後、聖餐の恵みに与った。 (原田裕子報)

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