6月1日、第4回世界宣教委員会では、通常の報告事項として世界各地に派遣されている宣教師の状況を共有した。
また、3月8日から13日にかけてタンザニアで開催された世界教会協議会(WCC)世界宣教伝道会議の報告を参加者の野川祈氏(国立)、三浦洋人氏(仙台北)にしてもらった。教団総会でも両氏による報告を予定しているが、各国から集った1000人規模の多様性を肌で感じたこと、日本には無い課題を知らされ、幅広い視野を持つ大切さが報告された。
主な協議事項として2018年度予算、海外宣教師に対する医療、教育、語学研修の支援条件について話し合われた。
9月7日、第5回委員会においても各宣教師の状況確認をした。
続いて、6月11日から24日にスイスで開催された「ミッション21・ユース・サミット」及び7月28日から31日に台南で開催された「ミッション21・アジア・フェローシップ・ユース」について、岸ひかり氏(千葉本町)から報告を受けた。それぞれ関係教団や各教会の青年代表が集い、デボーションやワークショップが精力的に持たれた。日本からも引き続き派遣できる人材を見出す必要があることを受け止めた。
当委員会は、文化的背景の異なる各国、各教団との連絡や連携、派遣宣教師と受入れ宣教師の状況把握、そして青年海外派遣と受入れなど、協議内容が多岐にわたる。このようなエキュメニカル・ミニストリーの働き、意義を教団内外にさらに周知したい。委員会発行「共に仕えるために」によって、祈りに覚えてもらいたい。(近藤 誠報)