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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4888号】大阪北部地震被害報告 高槻・茨木春日丘、大きな被害

2018年9月15日

 6月18日午前7時58分、高槻市を震源とするマグニチュード6・1、震度6弱の大阪北部地震が起こった。大きな地震が起こり得ることは頭では理解していたが、自分の住んでいる街を震源とする大きな地震の揺れを経験すると少し慌てた。1、2週間程度で地域全体としてのライフラインの回復が行われ、余震もどうにか収まり、2ヶ月を経て地域も落ち着きを取り戻してきた。

 大阪教区では地震当初から諸教会・伝道所の安否確認・被害状況の確認を行った。大阪北部の教会・伝道所を中心に食器が割れた、本が散乱、花瓶などの破損で水浸し等の被害が多数あった。

 高槻教会、茨木春日丘教会が大きな被害を受けた。高槻教会は礼拝堂の建物に大きなダメージを受け、大きな改修を余儀なくされている。また茨木春日丘教会は、礼拝堂の大きなガラスが壊れ、足場を組んでの修理がなされた。またのちに、壁が壊れて不安定になっている教会も判明し対応に当たっている。

 京都・大阪・兵庫の関西三教区で、地震の翌々日に、大阪北部地震の対応を話し合い、状況を把握した。とても心強い思いがした。また教団は加藤誠幹事を送り、台湾基督長老教会からの見舞金が届けられた。いろいろな教区から見舞金、支援の申し出をもらった。教団・諸教区の温かい交わりの中にあることに大きな励ましをもらった。心から感謝する。

 高槻から大阪、高槻から京都への電車に乗っていると今もブルーシートがかかっている家が見られる。今も悩みの中にある人々がいる。大阪北部地震のあと、西日本豪雨の災害が起こった。被災地での働きのうえに、神様の守りがあるようにと祈る。 (小笠原純報)

教団新報
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