第5回宣教委員会は7月2~3日に、京都教区・洛陽教会を会場にして開催された。その週末に起こる関西豪雨の前触れのような雨の中での委員会であった。豪雨被災地に心からお見舞い申し上げる。議事に先立ち、栗原清委員司式・説教による礼拝を共にし、引き続き会議室に場所を移して、報告、協議がなされた。
前回委員会から引き続き、宣教方策会議でのワールドカフェで出された意見を担当者が分析、報告し、協議した。基本的に宣教方策会議の報告には、無理にまとめるのではなく列記してアイデアを提供することにした。それによって次の宣教方策会議の教区報告に反映されることを期待する。また改訂宣教基礎理論についての意見も出されていたことを受けて、宣教委員会として、どう受け止めていくか、総括が求められることも確認した。
「牧会者とその家族のための相談室」については、今総会期中の設置を常議員会に提案することを決め、委員構成案を挙げた。
青年伝道についての教育委員会からの提案を受け止め、宣教方策会議でも多くの意見が出たことを踏まえて支持していくことにした。特にSCF主事を青年担当として教育委員会の構成員とすることを求めていきたい。
「統一原理問題連絡会」から名称を「日本基督教団カルト問題連絡会」に変更することが報告され、今日の課題への取り組みを理解して、委員会としても変更を受け入れることとした。
それらの協議、可決の後、教団総会に向けて、今総会期の宣教委員会の評価をし閉会した。 (岸 憲秀報)