【4870・71号】東日本大震災被災地問安

 教師委員会では、9月25~26日、福島の被災地の教師を問安した。25日午後、東北教区放射能問題支援対策室「いずみ」を訪ねた。服部賢治事務局長より「いずみ」の働き(健康相談と検診、保養プログラム、訪問と傾聴)について丁寧に説明をしてもらった。宮城県は甲状腺の検診をする必要がないとしている。それゆえに、「いずみ」が医師の奉仕の下でしていることの大切さを聞くことができた。

 その後、福島県に移動して福島教会を訪ね、保科隆牧師に話を聞いた。震災で会堂が崩れてしまったが、教団や教区の支援、全国の募金等により立派な会堂が再建されたことの感謝を述べた。

 翌26日は、レンタカーで福島県内の教会と牧師を問安して回った。信夫教会では、佐藤秀吉牧師の話を聞いた。浪江町の出身であり、福島の地で伝道をしている心意気を聞くことができた。特に今、「十字架献金」を募り、教会の上に十字架を建て地域に知られることを願っている。

 福島新町教会では、瀧山勝子牧師の話を聞いた。大震災に遭い、これから教会がどうなっていくのかと案じたが、その試練の中で教会が一致して教会の再建を目指すことができた。

 その後、小高伝道所と波江伝道所を訪ねた。小高伝道所の建物の中は、震災当日の状態を残している。時計の針が止まっているかのような印象を受けた。どれほど地震と放射能被害が大きかったかを今も物語っている。

 最後に、原町教会を訪ねて中野通彦牧師に話を聞いた。赴任する前は放射線への不安もあったが、着任して理解を深めつつ、教会の人たちと共に歩んでいる。こども園の副園長としての働きを担い、じっくり伝道と牧会に励んでいる。

 保科牧師の案内により、委員7名で被災地の教会を訪ね、教師たちと共に祈る旅であったことを感謝している。 (古旗 誠報)

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