【4869号】インドネシア キリスト教世界青年大会

 今回、4月21日から25日にかけてインドネシアのミナハサ福音キリスト教会とインドネシア政府が共催した復活祭祝賀会(イースター・セレブレイション)に招待を受けて、秋山徹世界宣教委員長と共に参加した。これに合わせて、キリスト教世界青年大会2017(グローバル・クリスチャン・ユース・カンファレンス)がマナドで行われた。青年大会プログラムは数日間に亘って行われた。

 この青年大会では、インドネシアの地元の参加者の方も含め、14カ国以上から来た青年が、「平和への渇望」という主題を掲げ、如何にして国境を越えて若い世代が国際的な平和実現のために協力して行くことができるかが話し合われた。

 大会では、幾つかの講義を通して発題がなされ、その中の一人の発題者が、「若い力が集まる時に、様々な葛藤の中にある彼らの活力を如何に過激化ではなく、社会的貢献へと昇華させられるか」が一番大きな課題だと言っていたことが強く印象に残っている。

 また、続く発題では、インドネシアの多くの諸島で経済的・教育的な格差が存在する現状が示され、世界規模でこうした格差の問題に取り組むためにも、今の時代には青年への適切な励ましや力づけ(エンパワーメント)、リーダーシップが求められているとの訴えがあった。

 この格差問題への具体的な取り組みの一例として、社会的企業(ソーシャル・エンタープライジング)という取り組みについて紹介されていた。インドネシア出身のキリスト者、グロリア・モーガン氏はLeleFoodという会社を立ち上げ、貧困地域の村落での商品の生産から販売までの工程を軌道に乗せて、継続可能な収入を確保するという働きをしていることが紹介された。彼女の行動力に驚かされると共に、モーガン氏が大会に参加している青年に、社会的企業への意識を高めるよう呼びかける中で、「神様がいつも女性たちと共に生きて働いて下さっていた。いかに難しく見えることでも、神様が道を必ず切り開いて下さる」という彼女の信仰の証しを見ることが出来た。

 また唯一神への信仰を国民の義務とするインドネシアの建国5原則(パンチャシラ)についても触れられ、インドネシアの全ての国民が何かしらの信仰を持つ中で、インドネシアのミナハサ半島におけるキリスト教徒は、特にイスラム教との対話と宗教的協和とが重要課題となっていることが紹介された。その後グループに分かれて、それぞれの国でキリスト者が置かれている状況や課題を共有する時間を持った。

 今回の青年大会は、キリストによって和解の使者として遣わされている私たちが、積極的な祈りと行動を持って世界の平和のために関われるかを問うものだった。この問いかけが若い世代の人々の心に響くためにも、教会には、彼らを励まし活力を与える信仰の言葉が求められていることを痛感した。 (疋田義也報)

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