【4580号】伝道のともしび

小さな群れの歩み

西伯法勝寺教会牧師 麻生 統一

「二〇〇四年度の行事報告」に初めて教会学校の行事を「四回」と書くことができました。それは、私どもがこの地に赴任して五年目の年でした。私は七二歳、四級の障害者手帳を持っているとは思えないくらい、元気に奔走させてもらっています。
二〇〇〇年の鳥取西部地震の時は震源地も近く、築四〇年、無牧の長かった教会は「半壊」となり、「礼拝」と「祈祷会」を守るのがやっとでした。また、信徒の家屋も被害を受け、みんなで途方にくれる日々が続きました。零からの出発となった教会でしたが、地区・教区のご指導と、私たちも「主の導きと助け」を信じて立ち上がりました。全国からの「尊い献金」「励ましのお祈りとお言葉」は、大いなる助けとなりました。そして、主は立派な教会を与えてくださいまいした。備品も申し出により与えられ、主は「私たちの教会の必要なものをご存知なのかなぁ」と思えることもなさいました。
二〇〇二年六月三十日に就任式・献堂式をすることができました。信徒伝道者として赴任した教師も、今では正教師の資格も与えられ交換講壇にも積極的に行かせていただき感謝しています。
しかし、この小さな群れをも主が大切に思われ、憐れみをかけてくださったことに対して、私たちは先ずここに、いつまでも教会が存続するために、信仰の継承を考え行動しようと話し始めました。現在の現住陪餐会員は十名で、九十代二名、七十代一名、五十代三名、四十代一名、三十代三名です。求道者二名、教会学校には五年生一名、一年生三名、保育園児一名、二歳児一名が、よく来てくださる子供たちです。ご高齢で寝たきりの方、仕事の都合上来れない方、礼拝出席は、牧師を含めて四~六名です。このような群れですが、皆で「知恵」や「賜物」を最大に生かして頑張り始めたところです。
地理的には鳥取県の最西端で、隣は島根県です。昨年十月に合併して南部町となり、人口も一万四千人となりました。教会は町の中心地に属し、小・中学校も歩いて十分くらいのところにあります。職業は兼業農家が多く、土・日曜日は休む暇もなく畑に出て働いている方が目に付きます。ここ法勝寺地区には神社・お寺が多く、昔からのしきたりを良く守り、それらの行事を土・日曜日によく行われます。
右記のような中での伝道は大変だと思っていました。しかし、私たちの主は今もこれから先も、ずっと働き続けてくださいます。この地域の方が一人でも救われるために建てられた西伯法勝寺教会であることを、もう一度思わせられています。あの鎖国開放後、たくさんの宣教師が来られ、日本のために祈り、愛し、犠牲を払って福音を伝えてくださったことは、誠に勇気と熱心、主の弟子としての任務を忠実に果たされたからこそと思います。イエスさまの最初の弟子は「漁師」でした。『「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。二人はすぐに従った。』とありますように、私たちも歩んで行きたいと思います。
今年は六回の教会学校行事を開きたいと考えています。「わたしは福音を恥としない」のみ言葉の旗を掲げ、主に導かれつつ皆で手をとりあって歩んで行きたいと思っています。
この場をお借りしまして、全国にあって支えてくださっておられる方々の上に祝福を、風水害・地震の被害に遭われた皆さんの上にも一日も早い復旧の道が開かれますように主の御助けがありますようにお祈りさせていただきます。

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