【4582号】人ひととき 鶴田 岬さん

弁護士から牧師に

弁護士の鶴田岬さんが教会に通い出したのは、三〇代の半ば、愛娘が通っていた戸山教会の幼稚園に父兄として訪れたのがきっかけだった。以来、熱心に礼拝に出席するようになった鶴田さんは、五年後に受洗した。
「私は、ヤメ検なんですよ」という鶴田さんは、「検事の世界は狭いんです」と、大阪地検検事を一年勤めて退職した理由の一端を説明してくれた。弁護士となって上京した鶴田さんが、何故、教職を目指すようになったのか。
以前は、民事専門だったそうだが、この十数年来、刑事事件の扱いが多くなった。当然のことながら、多くの容疑者と接することとなる。
「人は、愛を知るために生まれてくる。神は愛を知る旅に人を遣わしている。そのことを容疑者に伝えたいと思った。相手は一人かもしれないが、福音を伝えることが出来るのでないかと考えたから」だという。
五年前、弁護士業を続けながら、神学校に入学した。時間のやり繰りは無論大変だった。
「大変だろうなと覚悟はしていたが、不思議なことに、神学校に入学してから仕事が増えて来た。きっと柔和になったのだろう」と述懐する。
法曹界にキリスト者は数多いが、教職に進んだ人は稀である。 「キリスト教は道徳ではなかったことがわかった。残忍な事件の容疑者、死刑を求刑された者、判決を受けた者をどう弁護するか弁護士は思い悩む。以前は、法曹界は福音とは別の原理で動いているように思っていたが、今ではキリスト教原理の中で弁護し、福音を伝えることが出来ると思っている」という。
昨年春、神学校を卒業して、母教会の伝道師となった。今は、月一回の講壇と聖研、婦人会を担当している。神学校に進むことを決めた時、卒業した時、教師試験に合格した時、「会員の皆さんが本当に喜んでくれた。皆さんに支えられて今の私はある」。

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