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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4586号】牧師のパートナー

2005年9月3日

みこころが行われますように
友川 幸子
(上星川教会員)

牧師のパートナーとして二七年目。福島にある喜多方教会、猪苗代教会、そしてロサンゼルスの日系人教会にての宣教活動。帰国し、再び、東北の地に戻り、福島荒井教会での奉仕。現在、神奈川教区・上星川教会にて七年目になりました。
横浜という土地柄、ミッションスクールが多く、キリスト教伝来の歴史と多くの宣教師として遣わされた方々の貴いお働きを身近に感じます。毎年、四月、教会学校に新しく子供達を迎える度、送り出して下さるキリスト教主義幼稚園・学校の先生方の思いと祈りに感謝の念を新たにします。初めて礼拝に出席する子供達の真っ直ぐな眸に接すると、私自身、襟を正す思いがします。私は理屈ぬきで子供達が大好きです。一〇年後あるいは二〇年後、聖書の話のどんなことでもいいですから一つでも子供達の心に残り、心の糧となるならば、こんな幸いなことはないと思っています。
子供達との関りは三〇余年前にさかのぼります。教会付属幼稚園で保育士として働いておりました。その傍ら、神学校で学び、その後、牧師のパートナーとして立たせていただきました。
三人目の子供を出産後、心身共に疲れをおぼえ、どん底にありました。幾重にも理由はあげられますが、傲慢のなせる業であったと振り返って思います。コリントの信徒への手紙(一)一章二一節「神は、宣教という愚かな手段によって信じる者を救おうと、お考えになったのです。」このみ言葉を目にした時、罪人のなんたるかもわからない愚かな者が神さまによって用いられている、と胸に温かいものがこみあげてきました。このことをぬきにしては、今の私はありません。
暗中模索が続きましたが、異文化社会の中で家族一緒、捨て身でぶつかり、多くのもの、豊かなものをいただきました。個を大切にして下さる、ほどよい距離。失敗をも必要なプロセスとして目標に立ち向かう勇気。喜怒哀楽を率直に伝える親近感。ギブ・アンド・テイクとは一線を画する心温まる奉仕活動。「わが家の味」とも言える、ほのぼのするホスピタリティ。礼拝での力強く、ぬくもりある握手。これらは私には無かったものです。
たくさんの課題を抱えて帰国しました。忙しく時は過ぎましたが、機会があり、ある研修に参加するようになりました。グループワークで自己洞察を学び、今まで見えなかったものに気づき始めました。率直で誠実な人間関係。自分を大切にしてはじめて、他者をも大切にできることを。
牧師のパートナーとして具体的な働きが日本とアメリカでは違うように、教会が建てられている地域性・状況によって、様々な働きがあっても良いのではと考えています。
そして、私の根底は「聴くこと」「祈ること」と肝に銘じています。神さまのみ声に聴き、祈ること。人の気持ちに耳を傾け、執り成しの祈りを続けること。家族一人ひとりのために祈ること。牧者のために祈ること。それにもまして、私の背後で貴い祈りがささげられていることを深く感謝いたします。

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