【4594・95号】山梨県民クリスマス 40年の歴史を刻む教会一致運動

「第22回県民クリスマス」が一二月三日(土)に甲府市横根の山梨英和大学グリンバンクホールにて行われました。クリスチャン・アーティスト森祐理さんの歌と証、一致懇聖歌隊による賛美、そしてハンドベルクァイア・アクアによる演奏がありました。アクアは午前中は甲府刑務所にて受刑者の前で演奏をしてからの会場入りでした(大人・子ども合せて二二〇人の参加)。
「県民クリスマス」は山梨県教会一致懇談会の主催ですが、この懇談会の始まりは、甲府市内のカトリック教会、聖公会、プロテスタント諸教会などの教職の共同の研究会にその端を発し、その後一般信徒も加わり、愛餐会を行ったりする中から、だんだんその広がりを見せ、甲府市内のみならず、県下全域にわたる教会一致運動に発展してきたものです。一九六五年発足で今年で四〇年の歴史を刻んできたことになります。 六六年には世話人会がつくられました。その構成員は、カトリック、教団愛宕町、聖公会、山梨英和、山梨YMCA、となっています。
六八年から新年一致祈祷週が始まります。一月下旬の厳寒の一週間毎夜、教派を超えて教会に集い、祈祷会を持つということをしています。今年で三九回目になります。祈祷に先だって立証があり、地域のキリスト者としての絆が強められてもいます。
「山梨エキュメニカルニュース」を定期的に発行していますが、昨年の報告が次のように記されています。

最終日は持ち寄りの夕食会をします。その中で皆勤者には記念品を差し上げています。過去の資料を見ますと第四回一九七一年が残っているのですが、出席者述べ人数二五九名で献金総額は二万三一九六円とあります。永年に亘り、さかんに祈りつづけてきたことがわかります。高年齢化にもかかわらず参加人数は減ることはないのです。
また新年一致祈祷週の始まる前には「クリスマス病院訪問プログラム」がありました。甲府市内の病院や老人ホームを訪問して讃美歌を歌うことなどを超教派で行っていたのです。これが市民クリスマスに代ったのです。一九六四年の第二回市民クリスマスのプログラムには市民クリスマス準備委員長の左記の挨拶文がのっています。
「今年も早くも師走の月に入り、キリストの誕生を祝う人類の祝日クリスマスが近づいて参りました。私共、甲府市内にあるキリスト教団体は昨年にひきつづき、第二回市民のクリスマスの夕を開催することになりました。厳粛な礼拝と御子降誕を祝うメサイアの演奏を通じて、もろもろの人を照らす真の光、平和の君なる主キリストご降誕の深い意義を共に学び考えたく存じます。そしてキリストを迎える感謝と賛美の歌声を高らかに響かせましょう。何卒、クリスマス・イヴ当日はキリスト者であると否とを問わず、広く甲府市民の皆様方が、御家族友人等、誘い合って多数御参加下さいますようお願い申し上げます」とありました。そして、第一部礼拝、第二部メサイア、第三部キャロルをうたおう、との構成であり、甲府市長も祝辞を述べてもいるのです。
当時の信仰者のクリスマスに対する思いと伝道意欲を強く感じとることができます。そして一度とぎれてしまった市民クリスマスが、一九八四年、県民クリスマスとして行われるようになって第二二回を迎えることができたのです。
また甲府市にある千代田霊園には教会墓地が多くある区画があります。キリスト教墓地との看板もでていますが、そこでイースターの朝六時一五分に超教派で早天礼拝をまもっています。その後、それぞれの教会で墓参をします。近隣の教会に朝食のサンドウィッチを用意してもらい愛餐会となります。そして、教会に戻りますが、百名以上の参加者があります。
また山梨県教会一致懇談会で行う、もう一つのことは、新任教師歓迎会です。これは信徒の方々が会費を出して歓迎の夕食会を行います。他教派の牧師と信徒が知り合う、交わりをもつことは、地方の教会にとって、とても意味深いことです。
(白鳥彰報/山梨県教会 一致懇談会世話人代表)

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