【4597号】伝道のともしび

「子どもバザール」

下谷教会

下谷教会は、昨年一二月創立一二六周年を迎える。一八七五年、カナダメソヂスト教会によって創設され、その後メソヂスト三派が合同して日本メソヂスト教会となり、その後に日本基督教団下谷教会となった。現在、辻秀治牧師、順子牧師が牧会している。
二〇〇二年四月から新会堂は、美しい鐘の音と共に上野の新しいシンボルとして親しまれている。東京下町ならではの家庭的性格を生かし、福音伝道を展開してきたと、教会員は口々に語る。毎年行われる「子ども会」もその雰囲気を活かして、地域の子どもたちやその家族を家庭的であたたかい教会へと迎え、「主イエス・キリストとの素晴らしい出会いの場」となることを目指している。今年の会を訪れた。
一月二九日の主日、午後一時半から「子ども会」が三部に分けて行われた。受付には名札と地域通貨ならぬ教会通貨の手作りデナリが用意され、参加者は「教会学校に出席する」「お祈りする」など四つの約束をし、デナリを受け取る。
第一部「子どもバザール」はホールで開かれる。様々な模擬店が並び、参加者はデナリでキャンディの手掴み、ダーツ、クイズ、ジャンケンコーナー、たこ焼き、わたあめ等、それぞれのお店で「お願いします」「くださいな」とゲームや買い物を楽しむ。中でもクイズコーナーは聖書の問題で「簡単、普通、難しい」の三段階に分かれ、それぞれの聖書知識レベルに合わせる仕組みになっている。答えられた子どもたちは、得意そうに賞品を選んでいた。
この「子どもバザール」のお店は、以前は教会学校教師だけで準備をしていたが、数年前、教会学校教師が減少し、準備が困難となった。その時に子どもたちの方から手伝うことを申し出、また卒業生の中から教会学校教師が新しく起こされた。今は教会学校の子どもたち、卒業生、保護者たちも積極的に手伝っている。
お店の子どもたちは「いらっしゃい」と声を張り上げ活気付き、久しぶりに教会に来た子どもたちと一緒に賑わっていた。一緒に来た大人たちも再会を喜び、近況報告などを交わしている。
また、近隣教会から教会学校教師が子どもたちを引率して来る。
このように「子ども会」は近隣教会との協力・交流の場ともなり、地域の子どもたちをはじめ、多くの人たちを教会に迎える伝道の一翼を担っている。そして教会学校の子どもたちにとっても、「奉仕する」ことを学ぶ場となる。
第二部「マリンバ演奏」は、教会学校を今年卒業する高校三年生の女子生徒が演奏した。彼女はマリンバ専攻での音楽大学入学が決まり、将来の夢は演奏家にと語る。これまで教会の熱く、長い祈りに支えられ、育てられた彼女の演奏一曲、一曲に総勢五二名の参加者は大きな拍手をおくった。
最後は第三部「おやつタイム」となった。ホールには婦人会からお汁粉、杏仁豆腐が用意され、皆で味わいながら、近隣四教会である西新井、浅草、亀戸及び下谷教会の参加メンバーが紹介され、交歓の時を持った。これらの教会は互いに交流を持ちながら、地域伝道を目指している。「下町の教会」の地域に根差した次世代への伝道展開が今後とも期待される集会であった。
(松本のぞみ報)

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