【4601・02号】荒野の声

▼むかし、お金がなくて買えず悔しい思いをした『原民喜全集』を、つい先日手に入れた。大分汚れてはいるが、嬉しい。大事に、少しずつ読めば、半年は味わえるだろう。▼被爆して死んでいった人々の無念、夭逝した妻への愛を、民喜は、鉄道自殺という悲惨な死を遂げることによって、我が心に〈刺し貫く〉。「死んでいった者への悲しみによって貫かれなければならない」という彼の言葉は、十字架に架けられた方への思いと重なって聞こえた。未熟な求道者とって、それは信仰告白に等しいものだった。▼貧しくて全集が買えなかったからか、長く心に抱き続けるには、あまりにも、激しく熱いからか、意外に短い時間の内に、『夏の花・心願の国』さえ、本棚の後ろに隠れてしまった。▼否。文学を信仰の観点から誉めるのも貶すのも愚かだが、我らの信仰は、「死んでいった者への悲しみによって貫かれ」ているのではない。十字架に架けられた方は、死から甦られた方であり、「あなたがたに平和があるように」と語りかけて下さった方なのだから。

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